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はせ 日記
平成24年
2月28日(火)

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■2月28日(火)

 午前4時23分起床。
 同じ布団で、となりでおりんさんが寝ている。
 昨日も午前様でテスト勉強していたのだが、疲れてそのまま寝てしまったようだ。
 ちゃんとライトもテレビも消してあるところを見ると、目標のテスト勉強をクリアしたのかと思われるが。
 毎週、合唱団の練習とテスト勉強と、両方を続けていて大変だが、そんな大変なことをみんな経験して大人になる。
 ぶっ倒れるまで頑張ってほしい。
 親は、そばで、黙って、じっと応援しているのみ。

 午前8時、国対に入る。
 いつも、信号待ちで、東京の朝の空を写メするのが、最近のマイブーム。
 時々刻々と表情を変える東京の空。
 ビルの味気なさ、朝日の輝きと陰、それに雲の動き。
 見事なコントラスト。
 気分転換。

 国対に入り、地元北國新聞チェック。
 北陸新幹線で、JR西が、大阪〜富山間のフリーゲージトレイン(Free Gauge Train,FGT)導入検討を表明。
 2025年度の敦賀開業時に、敦賀での乗り換えを回避するために、同一ホームでの乗り換えを可能にするFGTを導入すると。
 JR湖西線などの在来線と、新幹線の線路を直通運転できるフリーゲージトレイン(FGT)。
 ふむ。
 ウナギを期待していたのに、アナゴが出てきた感じだ。
 もしかして、これで北陸新幹線の整備は敦賀までで打ち止め、終了!とはいかないだろうな。
 「整備予算がありませんし、とりあえず、FGTでつながりましたから・・・・」とか何とか言って。
 注視が必要。

 午前9時10分、国対正副会議。
 民主党が、駆け引きに出てきた。
 「3月2日の中央公聴会の前に分科会を入れてくれなきゃ、集中審議を約束できない!」とかいっちゃって、今日の集中審議は延期となった。
 せっかく「マニフェスト政策効果検証」のテーマで、高校無償化のチェックをすることになっていたのに。
 残念。
 今日は、自民党ガールズデー。
 口さがない仲間からは、「自民党肉食系女子」とか言われていたが。
 質問者は、高市早苗、近藤三津枝、阿部俊子、永岡桂子。
 確かに、ガールズというよりも、肉食系?
 阿部俊子さんは、本当は、お得意の年金問題を追及する予定だった。
 ところが、朝の閣議後の記者会見で、中川正春防災担当大臣が、放言。
 「消費税の議論は賛否がいろいろある、税率引き上げの見通しが立てられないとすれば、最終的には考えていかなければならない!」
 「交付国債の取り下げだけでなく、予算案をトータルで野党との話し合いで変えていくこともあるだろう!いろんな選択肢がある!」
 ・・・
 これは明らかに、閣内不統一。
 少子化担当大臣、防災担当大臣として、越権行為。
 予算も、交付国債発行法案(国民年金法改正案)も、安住財務大臣や小宮山厚生労働大臣の所管。
 中川さんは、所管外。
 ついつい、元民主党ネクスト財務大臣としての見識・自負がポロリと本音で出たのだろう。
 交付国債が、邪道であることを、安住大臣以上に俺は分かっているんだとの思い上がりかもしれない発言。
 しかし、我々野党からすれば、とんでも発言。
 取り上げもあるかもしれないと、予算審議中に言う言葉か?
 だったら、予算も出し直せ、交付国債取り下げる気なら、与野党交渉を始めようじゃないかと、言いたくなる。
 野党との話し合いで、事態打開をしたいならば、自民党や公明党が主張してるように、
 「交付国債を撤回し、赤字国債として組み替え!」と、ならざるを得ない。
 そんなこと、閣議決定した発言か?
 思いつきでぺらぺらしゃべるな。
 「もしかして、民主党の閣僚が安住の足を引っ張ってるんじゃないのか? 短い足を引っ張っても、これ以上伸びないぞ!」と野次ったら、安住さんが、
 「そうだよね、俺の足を引っ張ってるよね!」と、野次に同意をしていた。
 短い足は聞こえなかったみたいだけど・・・・・

 そんなわけで、阿部俊子さんの30分は、この問題の事実関係追求だけで終わってしまった。
 いきなり質問前に得たマスコミ情報で、中井予算委員長はじめ、30分も民主党をきりきり舞いさせた阿部俊子さん。
 度胸満点。
 さすが肉食系?
 結局、急きょ予算委員会室に呼ばれた中川大臣は、
 「所管外に口を挟んで申し訳ない。撤回し、謝罪する。そのうえで、改めて私の真意を記者会見する!」と、平身低頭。
 中井委員長も、岡田副総理も、中川大臣も、3人とも三重県出身。
 「三重県、何やってるんだ、安住の足を引っ張るな!」と野次ると、真面目な岡田さんは苦々しい表情をしていた。

 午後2時、第8回高校無償化政策効果検証チーム会合。
 ようやく自公民3党の見解を持ちより、調整に入る。
 財政論からも所得制限を求める自民党。
 あくまでも社会全体からの支援として、一律支給にこだわる政府民主党。
 しかし、低所得者対策・都道府県格差解消・公私間格差解消を目的とする、「給付型奨学金」制度の創設についてはあらかた合意が得られた。
 特定扶養控除の廃止で負担増となった世帯への支援も合意ができたが、さて、じゃあその財源をどうするかまでは詰まっていない。
 「財源論は、ペイアズユー原則で!」と、自民党から申し上げるも、民主党は現行制度にこだわるあまり、財源論なし。
 鈍感と言おうかなんと言おうか。
 財源論なしでは、ちょっと、薄っぺらいんじゃないの?!

 夕方午後5時、発達障碍者の支援を考える議連総会。
 ・ 平成14年度以来の実態調査の検証
 ・ 教員の専門性向上
 ・ 教員養成〜採用〜初任研〜人事を通じて、教職員の認識を高めよ
 ・ 通級指導の人数は、上限8名じゃ多い。せめて4、5名にすべき
 と発言し、文部科学省の千原特別支援教育課長を督励。

 午後6時25分より、ジョギング45分。
 赤坂東宮御所一周。
 ちょっと、汗を流す。

 午後8時過ぎには帰宅。
 おりんさんと晩御飯を食べるつもりが・・・残念。
 「パパが遅いから先に食べちゃったよ!」と。
 しかたなく、一人さびしくハンバーグ。 


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