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はせ 日記
平成24年
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■2月27日(月)

 寝たり起きたりで、明日の予算委員会の質問を練り上げる。
 高校無償化政策効果の検証。
 総論、財源論、公私間格差解消、朝鮮高校、高校教育の在り方論。
 この5項目。
 およそ50問作成。
 とりあえず。

 午前6時半、もそもそと布団から起きだす。
 テスト勉強をしていたおりんさんは、パパの隣でぐったりと寝ている。
 シャワー。
 寝ぼけ眼に、朝の冷気が気持ちいい。

 午前7時過ぎには自宅を出発し、国対に入る。
 一番乗り。
 秘書と日程を打ち合わせし、あわただしく、執務。

 午前8時25分、予算委員会 野党理事懇談会。
 予算の出口で、与党民主党がまたごねだした。
 往生際が悪い。
 衆議院でごねれば、参議院の予算審議に波及するということが、まだわかっていないのか?
 暫定予算を組んででも、お互いに合意した日程を粛々とこなせばいいだけなのに。
 もし、強行採決をして、予算成立を年度内に確約できたとしても、予算関連法案(国税地方税改正法や、国民年金法改正案や、公債際特例法案など)の成立は遠ざかるだけなのに。
 いまだに、独りよがりの理屈を押し通そうとするのは、どういうことか?
 何も学んでいないのか?
 城島光力民主党国対委員長も、もう少し、自民党の岸田文雄国対委員長のアドバイスに耳を傾けたほうがいい。
 ねじれ国会なのだから。

 午前9時、予算委員会 参考人質疑。
 午前中は、税と社会保障の一体改革がテーマ。
 自民党を代表して、15分間、質疑させていただく。
 ・ 年金未納問題があった。あれは、申請主義が原因でもある。今後、マイナンバー制度ができれば、税務情報と社会保障番号の情報一元化が想定される。転職しても、自動的に年金制度が切り替わるようにはできまいか?
 ・ 後期高齢者医療制度は、民主党マニフェスト通り(廃止)にはいっていない。都道府県に再編という改正案である。分担論で乗り切るべきではないか?
 ・ 消費税まずその前に論が、国会では政局に絡んで独り歩きしている。まずは財政健全化の最終ゴールと社会保障制度の安定化の最終ゴールを与野党で協議しあうことが必要ではないか?
 ・ パート労働者の適用拡大は、年金現行制度修正の重要案件だ。やはり、民主党の新年金制度は今回の議論とは切り離して、一度棚上げにし、別件で協議したほうがいいと思うのだがいかがか?
 などと、指摘させていただく。
 西沢参考人(日本総研)、細野参考人(社会保障の教育推進に関する検討会)が秀逸。
 細野さんの教育論はわかりやすく、素晴らしかった。

 お昼に、国対で、下村博文代議士と、明日の質問打ち合わせ。

 午後1時より、参考人質疑再開。
 午後のテーマは、円高デフレ対策。

 午後4時から、第7回、高校無償化政策効果検証チーム実務者協議。
 3党の意見を持ち寄るはずが、あれ、民主党が大失態。
 「自民党と公明党のご意見を伺ってから、民主党案を調整する!」と、田島一成氏。
 思い上がりも甚だしい。
 われわれは、民主党の下請けではない。
 バカにした話だ。

 午後6時半、参議院議員と勉強会。
 青木さん、上野さん、石井さん、熊谷さん。
 教育問題について、幅広く意見交換させていただく。

 午後9時、おりんさんを迎えに行く。
 いっしょにお勉強。
 おりんさんは期末テスト。
 パパは、国会質問。
 がんばろう! 


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