午前４時３４分起床。
あわただしい一日の始まり。
昨日の野田総理のいきなりの解散日明言。
波紋は大きい。
どちらに有利？とかではない。
野田総理の追い込まれ解散。
泥船解散。
離党者続出。
民主党、終わりの始まり。
まさか選挙制度を焦点として、切り出すとは思わなかった。
本来、解散とは、国益をかけて、総理の大権で宣言すべきものではないのか？
民主党の常任幹事会は、党首討論前日、総意として、「早期解散反対」を決めていたし。
そんな中で、やけっぱちともいうべき解散宣言。
独断？
英断？
俺の場合は、昨年９月から選挙準備してきた。
総理が宣言した以上、実働体制にゴーサイン。
気合いが入る。
野党転落のこの３年間、臥薪嘗胆。
なぜに野党転落したのかとの反省と、では、国益のために自分はどうすべきか、の情熱を傾けてきた。
街頭演説に立ち、企業訪問し、支援者訪問し、地区国政報告会を開催し、厳しい声を受けとめてきた。
税と社会保障制度の一体改革においては、幼児教育充実をはじめ、修正案に取り組んできたし、参議院では提案者として答弁もした。
大きな責任の一端を担ってきたので、ぜひ、「増税まずその前に」の次の議論に参加したい。
やらなければならないことは、たくさんある。
東日本大震災被災地支援も、復興対策も、放射能除染も、いじめ対策も、大学教育改革も、２０２０東京五輪招致も、国会議員定数削減も、財政健全化も、税制改正も、景気対策も、中小企業対策も、イノベーション推進も、社会保障制度改革も、エネルギー戦略見直しも、地球温暖化対策見直しも、・・・
使命感を持って、チャレンジ。
７時半前には国対に入り、執務。
８時、党本部にて、教育委員会制度改革分科会。
藤沢市の教育委員の藤崎さんから、ご講演。
教育委員会の「理想と本音のギャップ」を、お伺いする。
「指導主事や課長レベルとの意思疎通」
「教育法規についての理解を深める研修」
「組合や教育現場の情報隠し、隠ぺい体質」
「現場で問題になっている教員をやめさせるルール化」
生々しい指摘に対して質疑応答。
やはり、教育委員会が形骸化している。
もちろん、十分に機能している自治体もたくさんあるが。
そのギャップを、どうやって埋めるかの議論。
９時１０分、国対正副会議。
明日の解散にむけての段取り確認。
昨日の党首討論で、野田さん〜安倍さんで合意したことを、今日明日で、どうやって処理するか。
窮屈な日程。
９時３０分、党本部リバティ４号室。
教育再生本部 緊急幹部会。
各分科会の提言、急きょ取りまとめ。
一枚紙で、本日中に下村本部長に提出することに決定。
お昼には、清和会 昼食会。
１３時、本会議・・・・・の予定が、大幅に遅れて、１６時開催。
なぜ？
いきなり民主党が提出してきた法案の印刷が、間に合わなかった、って。
・・・・・
最後の最後まで、根回しや下打ち合わせや、調整の無い政治。
国会内でも迷惑をかけまくって、お詫びも申し訳ないも、何もない政治だった。
せめて、人として、「明日こういう法案を提出しますから・・・」と、いう丁寧さがほしかった。
いきなり法案を提出しておいて、事務方から、
「印刷が間に合いません・・・・」と指摘されて、本会議の開会を遅らせるなんて・・・・・
これが、民主党政治の本質。
未熟だとか、与党に慣れていなかったというレベルではない。
そういう「想定すべきことを準備し、情報を共有しておく」という体制が、とられていなかったということ。
どれほどの人に、迷惑と不快感を与えてきたことか。
この本質に気がつかなければいけないと思う。
現場では、何度も指摘してきたのだが。
１８時前、本会議 終了。
１８時半、ザ・キャピトルホテル東急。
森喜朗先生を囲むスポーツの会。
齋藤勁官房副長官。
奥村展三さん、鈴木寛さん、遠藤利明さん、福田富昭さん、河野一郎さん、そして不肖馳浩。
東京五輪招致に向けてや、ｔｏｔｏ法改正などについて、今後の展開を打ち合わせ。
本来はその予定だったのだが、急きょ、明日、議員生活最後の日を迎える森先生の晩餐会。
最後の晩餐？
４２年間のいろんな思い出話を聞かせていただく。
感謝。
「俺もこれで、バッジを外せば、ようやく好きなことが言える！」と、破顔大笑の森先生。
「え？あれで、今まで好きなこと言ってなかったんですか？」
「君はそういうと思ってたよ。これでも、時と場所をわきまえて、言っちゃいけないことは言わないようにしてきてたんだ、君と違ってね！」と、さらに豪快に笑う森先生なのであった。
中座して、第１８回勝兵塾へ。
アパホテル本社６階。
参議院議員の西田昌司さんのご講演を拝聴。
２２時過ぎ、終了。
歩いて帰る。
明日は、いよいよ。