衆議院議員
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はせ 日記
平成24年
11月14日(水)

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■11月14日(水)

 どうも釈然としない。
 田中眞紀子大臣。
 先週の水曜日(11月7日)、俺の質問に対して、「新ルールで再審査します」としか答弁しなかった。
 再三再四、
 「現行制度で3大学は認可し、そのうえで、大臣の問題意識は共有するから、改革には協力します。しかし、3大学認可は次元の違う話ですから、現行制度で認可すべきです!」と、助け舟を出していたにもかかわらず。
 結局、7日の委員会質疑後の大臣発言で、自分の答弁をひっくり返した。
 したがって、俺への答弁は、間違ったことを言ったままになる。
 だから、発言を撤回し、謝罪してほしいと、当たり前のことを言ったのに。
 「結局はせさんの言った通りになったじゃないですか、よくなかったんですか!」
 と、人を小ばかにしたような答弁で、尻切れトンボになってしまった。

 結果オーライじゃない。
 一件落着ではない。
 俺に明言した、「新ルールで再審査」方針は、どうなったのか?という疑問に答えていない。
 だって、「新ルールで再審査」は、自分が言った方針。
 前川喜平(まえかわ きへい)官房長も、板東久美子(ばんどう くみこ)高等教育局長も、
 「新制度で再審査の準備を進めている」と、答弁してた。
 撤回なら撤回で、記者会見だけでなく、委員会議事録答弁撤回で、明確にしてほしい。
 感情的に謝罪したくない気持ちはわかる。
 でも、議事録に残ったまま。
 そこが釈然としないところ。
 俺ってしつこい。
 そこも釈然としないところ。

 6時39分起床。
 なぜに寝坊したか!
 それは、今朝は、おりんさんが午前3時には起床して、テスト勉強してたから。
 パパは、うつらうつらしながら、隣でテスト勉強を眺めていた、だけだけどね。
 ほんでもって堪え切れずに二度寝して、寝坊した。
 ああああ。
 眠い。
 朝ご飯をせがむタンバリンとシンバルに、それぞれご飯を食べさせ、シャワーを浴びて、着替えて、出発。
 「今夜はおじやね!2PMの新しいCD発売に行くね!」と、テスト勉強をしているおりんさんに声をかけて、出発。

 7時半前には国対に入り、執務後、党本部へ移動。

 8時、第6回いじめ対策分科会。
 まずは、文部科学省から、「学校評価」「教員評価」の実態聴取。
 ・・・ちゃんとやってる学校が、ほぼ9割以上。
 法律では勤務評定をするだけだが、平成19年の学校教育法改正で、評価が位置付けられた。
 そのおかげで、学校評価や教員評価は進んでいる。
 進んでいるけど、形骸化の指摘。
 どういうこと?

 簡潔に言えば、
 「PCDAサイクル」が機能していないのでは、ということ。
 「計画〜実行〜確認〜再実行」
 このサイクルのうちの、確認作業(評価)までは、いったとしても、
 「で、それでよかったの悪かったの?信賞必罰は?反省を次回の行動に活かしているの?」
 と、いう部分が、あいまいだということ。
 ここを促す必要があるね、文部科学省も、という帰結。
 そのうえで、はせ試案をメモ書きでお示しし、ご意見賜る。
 たくさんご意見をいただいたので、
 「次回、ブラッシュアップした提言としてチェックしていただき、そのうえで、下村本部長に提言を提出します!」ということで、お開き。

 9時10分、国対正副会議。
 ・ 文部科学委員会は、「私学共済法案」だけが政府提出法案。
 党内手続き今日から開始。
 委員会手続きは、明日の理事懇で。
 その日程は、本日の党首討論を見て決める。
 ・ 予算委員会では、前原大臣の「秘書の手書きの領収書」問題を、自民党側から指摘。
 これ、有印私文書偽造じゃないの?
 当時の法令に照らしても、違法の可能性ありと、総務省。

 地元新聞チェック。
 2紙とも、「田中美絵子さん、東京15区に転出へ!」との大見出し。
 あれ?
 昨日、久方ぶりに、ご本人と話したときは、
 「まだ何も決まっていないし、了解してない」と、おっしゃってたが・・・
 民主党の党本部と都連とで調整している話が、こうして表に出たわけね。
 一川さんの衆議院鞍替えに向けての、手の込んだ芝居なの?
 比例重複立候補という救済策の無い参議院での勝負を渋る一川さんの狙いもわからないでもないが・・・
 「一川参議院幹事長が、緊急策で衆議院に鞍替えし、比例上位で重複立候補」
 ・・・そう勘繰りたくなる。
 でも。
 当人が了承する前に、マスコミ記事にするだなんて、情報管理がなってない。

 正午、福島再興特別委員会。
 この5月に自民党で提案した原案について、現状をうかがう。
 そのうえで、質疑応答。
 「そもそも、自主避難の定義とはなんぞや?」と、佐藤のぶあき参議院議員(元国土交通省事務次官)。
 「自主的避難の定義が明確になってこそ、今後の賠償や、生活再建支援のすべての基準となるのではないか?」と。
 その通り。
 復興庁は、子ども健康法案の定義を例示して説明したが不十分。
 ことは、すべての被災者に関わる問題。
 「選挙もあるだろうから、12月中に今後のスケジューリングを説明してほしい!」と、引き取る。

 14時、味の素ナショナルトレーニングセンターへ。
 山田憲昭石川県議会議長の視察ご案内。
 「一度、この目で見て、確認しておきたかったんだ!」と、山田議長。
 NTCとJISSの順で、視察同行。
 施設の視察途中、12月の中国大会に向けてトレーニング中の卓球の福原愛ちゃんにごあいさつ。
 また、ふだんからここを練習拠点としている女子重量挙げの三宅さんにも、偶然お会いできて、ごあいさつ。
 お二人とも、突然の視察団に対しても、礼儀正しく、対応してくださる。
 さすが、トップアスリート。

 その視察途中、NHKテレビでは、党首討論。
 安倍総裁対野田総理。
 ここで野田総理のほうから、仕掛けた。
 満を持して?
 「公債特例法案と選挙制度改革(0増5減&定数削減)に協力してくれれば、16日に解散する。」と明言。
 よっぽど考えてきたのだろう。
 解散を明示するタイミングを。
 総理にとっては、最高の舞台でのサプライズアピールとなった。
 決断できるリーダーをアピールできた。

 しかし、党内を掌握できない弱点も浮き彫りとなった。
 TPPでも消費税増税でも党内を説明しきれていない。
 だから、党内取りまとめには、見切り発車で解散明示した。
 そもそも、比例区の定数40削減と、連用制のセットは、制度としては混同。
 小選挙区も、比例区も、重複立候補も、少数政党配慮の連用制も、すべてを煮込んだ、めった汁のような選挙制度。
 それをわかったうえ?での、解散宣言。
 「覚悟の無い自民党に政権は戻さない」と、大見得を切ったが、この程度のはったりで大見得を切っても説得力はない。
 比例定数削減は、自民党も公明党も公約であり、大差ない論点。
 喜んで協力すべき。
 大筋合意できる案。
 あとは、連用性の是非を、国民が理解できるかどうか。
 むしろ、民主党の、党内求心力は、足元はどうなっているの?と、指摘せざるを得ない。

 夜、明治神宮記念館。
 日本レスリング協会の、ロンドン五輪強化スタッフ慰労会。
 おつかれさまでした。
 皆様のおかげです、日本レスリング復活は。
 感謝。
 日本レスリング協会副会長として、お礼に、お酒を注いで回る。

 21時過ぎ、塾でおりんさんをピックアップして帰宅。
 帰宅後、おりんさんの晩御飯を作る。
 おじやと餃子。
 残り物だけど、おじや、絶品。
 我ながら、うまくいった!

 夜、いじめ対策防止法原案を、まとめ上げる。
 明日、下村教育再生本部長に提出。 


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