5時起床、ニュースチェック。
衆院 今日解散。
身の引き締まる思い。
出がけに、妻が、家の前に出て見送ってくれる。
8時過ぎ、国対に入ると、マスコミ各社からの取材が相次ぐ。
「いよいよ今日、解散ですが?」・・・・想定していた22日より、1週間はやかったですね。
「短期決戦ではありませんか?」・・・・6月に3党合意が成立し、8月9日に参議院で成立してからは、近いうちは秒読みでした。ここからラストスパートです。
「いきなりの解散ではありませんか?」・・・・ぎりぎり近いうちの範囲内でしょう。
「解散の理由はなんだと思いますか?」・・・・マニフェスト違反をしたのですから、信を問い直すのは当然です。新たな政権公約が必要。
「どんなことを有権者に訴えますか?」・・・・政権リセットと景気回復。ここ数日の株価上昇や円安傾向が、次の安倍政権を待望している証拠でしょう。
「金沢では、奥田さんと、これで5度目の決選ですね?」・・・・2勝2敗ですから、決着つけたいですね。政権交代で失った国益回復をかけて戦います。
「日本維新の会など、第3極をどう思いますか?」・・・・期待と不安です。若者への期待と、マニフェストブームや新進党ブームの不安と両方です。
9時半、自民党本部901号室。
全国女性局の研修会。
「自民党のいじめ対策」について、座長として取りまとめた内容を報告。
11時20分、文部科学委員会。
私学共済法案の質疑採決。
終了後、衆議院第2議員会館301号室へ。
小松市出身で、文部科学省の若手官僚、中川綾乃さんを連れて、森先生にごあいさつ。
「あと半年早く紹介してくれれば、俺の後継者候補にしたのに!」と、相変わらずどこまでが本音かわからないような破顔大笑。
「そりゃないでしょう、中川さん、結婚したばっかりなのに。」と、申し上げると、
「え!そんなに若いのに、もう結婚したのか?」
「はぁ・・・今月入籍しまして、来年3月に結婚式です!」と、遠慮気味の中川さん。
「なんでや!」
「はせ先生が、早く結婚したほうが、いいっておっしゃるものですから・・・」・・・・って、俺のせいじゃないでしょうに。
いい人がいれば、早く結婚して、仕事も子育ても家庭も、目標をもってしっかりやれるんだから。
文部科学省にも、そういう女性官僚の立派な大先輩は、いっぱいいる。
地道に頑張ってほしい。
「ところで、どうして馳君は、中川さんを知ってるんだ?」
「中川さんのお母さんと大学の同級生なんですよ。」
「はぁぁぁん、そっか。じゃあ、馳君はお父さんみたいなもんだ?」
「・・・(俺はそんなにおじさんか?)そういうもんです・・・・」
話も弾んでいる途中に、本会議ベルが。
いかん、採決に間に合わなくなる!
あわてて、走って本会議場へ。
森先生が、「俺の車に乗ってくか?」と、おすすめくださるが、めっそうもない。
自分の足で走って本会議場へ。
議席に到着した瞬間、採決。
良かった、間に合った!
・ 0増5減法案 成立
・ 共済関係法案 成立
そして、15時40分、二度目の本会議。
紫色の袱紗につつまれた、解散詔書。
ばんざ〜〜い、ばんざ〜〜い、ばんざ〜〜い。
衆議員議員として、4回目のバンザイ。
そして、5回目の選挙へ。
民主党の奥田さんとは、今まで2勝2敗。
決着戦へ。
それにしても。
どうして、自分の首が切られるのに、万歳するんだろう?
覚悟のバンザイ?
終了後、党本部にて、清和会メンバーによる、勝利を目指しての決起集会。
固めの杯で、乾杯。
そして、17時より、党本部704号室にて、公認証書を受け取る。
当然、「当選後は、離党反党行為をしない」との誓約書に署名。
終了後、羽田空港へ。
小松空港に到着したのは21時。
踏みしめる故郷の大地は、冷たい秋風。
闘魂が蘇る。
闘いだ!