5時21分起床、ニュースチェック。
野田総理の所信表明演説に対して、どの新聞も手厳しい。
「明日への希望」「明日への責任」と、20回以上も連呼しながら、それをどうやって国会で実現するかの具体策なし、と。
もちろん、公債特例法を人質にとる自民党への批判も大きい。
しかし、すでに浜田靖一国対委員長は、
「強行採決してくれれば、衆参で自民党が欠席すれば、速やかに成立する!」と、コメントを出しており、この批判はもう当たらない。
国会運営の責任を果たし、知恵を出すのは与党。
まさか、野党の国対委員長が、知恵を出すなんて前代未聞。
「子ども国会」のような民主党の政権運営におつきあいするのも、いい加減、ため息・・・・
7時半すぎには国対へ。
一番乗り。
電光掲示板の「馳浩」のボタンを押し、3階の国対控室へ。
窓を開け、パソコンを開き、資料整理。
9時10分、国対正副会議。
・ 明日の代表質問は、安倍総裁と、甘利政調会長が登壇することが決定。
・ 閉会中の決算委員会で、政府(田中前法相や、復興庁関係)が、答弁拒否したことは、憲法違反
・ 参議院の問責対策
などについて、議論の整理あり。
11時、いじめ対策分科会。
岐阜県可児市の「子どもいじめ条例」をヒアリング。
金子一義代議士の地元。
市長が選挙公約にし、市を挙げて取り組んでいるとのこと。
この条例や、公明党の遠藤代議士がかつて提案した、いじめ防止対策基本法を参考に、自民党もいじめ防止対策基本法を議員立法として提出する方針を確認。
@ いかに抑止効果を持つか
A 指導へつなげるか
B 教師の情報共有
C 主幹教諭配置
D 出席停止措置の権限明文化
E いじめ対策を、教師のプラス評価に
また、文部科学省と警察庁で、いじめと犯罪の認識をどのように定義しているかの資料提出を求める。
一目瞭然。
教育的指導で対応できる範疇(冷やかし・からかい・悪口・仲間外れ・無視・軽くたたいたりぶったり)と、こりゃどう考えても犯罪(ひどくぶったりけったり・金品たかり・物を盗まれたり壊されたり捨てられたり・いやなことをされたり恥ずかしいことをされたりさせられたり・パソコンや携帯電話で誹謗中傷)なのだから、学校内に警察権力を介入させる必要と、仕分けしなけりゃならない。
・・・・っていうか、どうして、いまごろこういう資料が出てくるのか?
文部科学省が警察との連携を強化しておれば、とっくにこの定義資料に基づいて、教育的指導か警察介入か判断できたのではないか?
また、文部科学省は大津事件発覚以降、全国でアンケート調査をし、体系的に把握しているはずだが、その集計結果がまだ出てこない。
いつまでかかっているの?
速やかに報告を求めたい。
どうも、危機意識が欠如しているようにしか思えない。
例えば、学校内外でのいじめがあり、それが犯罪の場合、警察から学校への報告は速やかになされるが、学校から警察への連絡は圧倒的に少ないと。
これは、教職員や、管理職の認識不足ではないのか?
次回は、私学におけるいじめ対策と、チャイルドラインでの対応をお聞きする。
専修大学附属高校の根本欣也教頭先生が、参考人としてきてくださる。
感謝。
正午、環境部会。
13時より、国対にて執務。
予算委員会理事の田村さんより電話があり、
「馳さん、予算委員会で田中真紀子さん、やってよ、40分!」と、声をかけていただく。
了解。
さっそく質問づくりに入る。
200問くらい、作っておこう。
15時、岡田直樹さんの国会事務所へ。
面談。
16時半、健康センター。
赤坂東宮御所周回ジョギング。
坂道150メートルダッシュ4本。
そして、入念にストレッチ。
年取ったら、このストレッチをきちんとしとかないと、肉離れが起きやすくなるからな。
18時半、国対懇親会。
情報交換会。
民主党が、
「来週は各大臣所信をしよう!ASEMの外交日程で、総理がいないから!」と、提案してきた。
そりゃお門違い。
「代表質問も終わっていない段階で、自分たちに都合のいいことを言うな!代表質問→参議院の総理問責決議案のけじめ→衆参の予算委員会→各委員会での大臣所信質疑!が常道」と浜田委員長。
民主党は、予算委員会を開かずに公債特例法案を成立させようとしているようで、どこまでも子どもっぽい体質。
正々堂々と、論戦に野田総理を出してこい、と言いたい。
21時お開き。
歩いて帰る。
帰る途中、西麻布のアイスクリーム店「ホブソンズ」で、サイダー&マンゴーアイス購入。
秋風は冷たいけれど、焼き肉の後のアイスは格別。
せっかく走ったのに、また太っちゃうか・・・