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はせ 日記
平成24年
10月25日(木)

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■10月25日(木)

 3時28分起床、ニュースチェック。
 昨夜も寝る前に食べ過ぎたせいか、からだが重い。
 5時43分から6時38分まで、ジョギング。
 500歩ダッシュを計10本。
 下北沢周辺で、マンション前で夫を見送る30代後半の奥様をちら見。
 車に乗り込む夫を見送りながら、清楚に小さく手を振る。
 そして、自身は自転車に跨って、職場に急ぐ風情。
 これもまた、日本の現代風景。
 かっこよかった。

 そうかと思えばここは下北沢。
 朝6時過ぎに酩酊して歩道にへたり込んでいる酒臭いカップルも。
 みっともないとみるか、元気だねとみるか。
 これもまた日本の現代風景。

 公園でラジオ体操をする高齢者有志のクラブ。
 後方で参加。
 「あれ、馳さん、頑張ってるね!」と、声をかけていただくが、いやいや、みなさんのほうがお元気で!
 いっしょに、朝のラジオ体操でストレッチ。
 朝のこういった風景に出会えるジョギング。
 東京の生々しい姿に出会える。
 本日もまた、気分新たに国会へ。

 8時、党本部706号室。
 いじめ問題対策分科会。
 座長として、ごあいさつ。
 「いじめ問題は時代を超えている。ネットいじめや私学でのいじめ対策と言った新たな課題もある。
 いじめ対策を考えるとともに、子どもたちのコミュニケーション能力向上という課題もある。
 教員や教育委員会の見て見ぬふり・事なかれ主義との訣別も必要。
 集中的に議論し、提言を出したい!」と、教育再生本部の下村本部長のもと、11月中に精力的に活動することを宣言。

 文部科学省、警察庁、法務省と、それぞれの政府方針を拝聴した後、小渕優子代議士より、ご自身が5年前に体験した、福岡県でのいじめ自殺事件現地訪問の実情をお聞きする。
 そのうえで、フリートーク。
 @ いじめの認知件数にはギャップがあるのではないか。そこを埋める実態把握が必要。
 A ネットモラル教育を、具体的にどう進めるかだ。
 B いじめチェック体制の強化のための地教行法改正(第50条)を自民党は提言している。文部科学省の見解は?
 C スクールサポーターには警察官OBが620名ほど嘱託されている。もっと現場同士で連携すべきでは?
 D いじめと犯罪は別次元で対応すべき。
 E 大津事件を見過ごせないはず。担任教師の処罰や、いじめ加害者生徒への捜査や立件・起訴はどうなっているのか?
 F 法務省の人権擁護局の取り組み(SOSミニレター)や、人権擁護委員のPRがいまいちではないか?
 G ネットいじめの削除要求への対処は、どうなっているのか?
 H スクールカウンセラーの配置増の効果ありやナシや。もっと増員すべき。
 I いじめのアンケート調査結果に、ちゃんと対応できているのか。
 J 親教育をどうするのか?
 K そもそも教職員の勤務評価の在り方がおかしい。事なかれ主義の先生のほうが評価が高いのでは?
 L 平成22年度は、いじめによる不登校が2600件あるにもかかわらず、出席停止措置はわずか6件。おかしい。出席停止プロセスを担当する権限はどこにあるのか?教育長か、教育委員会か?明確にすべき。
 などなど、1時間の枠をはるかにオーバー。

 次回は、
 1) 岐阜県可児市の「こどもいじめ対策条例」を参考にしての、自治体の取り組みを議論。
 2) 親学について、高橋史朗先生に同席いただき、提言を検討。
 の二つのテーマで、10月30日の11時より開催を決定。
 また、文部科学省には、いじめの定義となっている行為の分類について、資料請求。
 今後は、私学関係者の聞き取りや、ネットいじめへの対策、チャイルドライン団体の活動報告についても検証したい。
 この議論の途中に、下村博文代議士の携帯電話に、重要連絡あり。
 「石原都知事が、15時から緊急記者会見。辞職して新党立ち上げらしい!」と。
 風雲急。
 解散総選挙をにらんだ動き。
 息子が自民党総裁選挙で負けたのが、区切りとなったかな?
 よっぽど悔しかった?
 国士の参戦で、第3極の台風の目。
 記者会見で何を語るか。
 石原伸晃代議士、どう動くか。

 10時より、国対正副会議。
 「民主党の山井国対委員長より、打開策示されず。29日の国会開会を、強行してくる!」と。
 どうにも、大人の対応できない民主党。
 せっかく国会を開くのであるから、事前調整を綿密にすべき。
 出たとこ勝負?
 今までの国会運営混乱の反省が、全く生かされていない。

 お昼に、明治記念館へ。
 昼食をとりながら、日本レスリング協会の役員幹部会。
 吉田沙保里(よしだ・さおり)選手の国民栄誉賞受賞をお祝いし、今後の強化体制についても打ち合わせ。
 強化委員会は、来年3月まで延長するという福田会長の方針を了承。
 JOCからの強化委員会メンバーへの報酬は年度ごとのことであり、来年3月まで責任を果たすべきと。
 そのうえで、2016年リオデジャネイロと、2020年(東京)五輪を見越しての強化をすべきではないか、と。
 現体制では、リオ五輪と東京五輪を見越した、「ジュニア強化」「シニアとジュニアの一体強化」「8年スパン」をキーワードに、今なすべきことをすべきだろう。
 来年4月からの新強化体制は、別途、あらためて協議。
 終了後、高田専務理事と、1時間ほど、意見交換。
 というよりも、1時間のうち、俺がしゃべっていたのは5分ほど。
 10年後、30年後、50年後。
 これからのレスリング協会の在り方について、高田さんのお考えを拝聴する。

 午後、国会に戻り、執務。

 夜、専修大学レスリング部へ。
 昨夜に引き続き、自衛隊の諸君も入っての、合同練習。
 佐藤満ヘッドコーチ、久木留毅コーチ、鈴木聖二コーチ、警視庁の稲葉泰弘先輩。
 連続アタック、組手、カウンターアタック、崩し、差し、抜き、足技、2オン1。
 技術的なことはもとより、やはり、わずか2分間でいかに確実に1ポイントを取るかという決断力の問題。
 技術を支える体力も必要。
 それには、追い込んで追い込んで、さらに追い込むスパーリングが必要。
 練習後のミーティングで、
 「大学生にもなると、携帯電話を通じて、いっぱい誘惑がやってくる!」
 「新興宗教、振り込め詐欺、消費者金融、サラ金、闇金、美人局、ばくち・・・いずれも、知らず知らずのうちに虜にされてしまう!」
 「体育寮にいるのだから、おかしいと思ったらすぐに久木留コーチに相談するように!」と、アドバイス。
 これもひとつの消費者トラブル防止教育。

 22時前、帰宅し、晩ごはん。
 今夜は、特製すき焼なり。
 感謝。

 財務省で、Y政務官の所業が嘲笑の的になっている。
 秘書課より、政務事項として、「挨拶をきちんとすること」という一斉メールが出されている。
 何事かと思いきや、Y政務官が、
 「省内の廊下等ですれ違ったり、手洗い等で一緒になった際に、大臣政務官である自分に対して挨拶すらなく、無視するような尊大とも思える態度で接する輩が多く存するのは、目に余る」と、官房幹部に対して注意したんだとか。
 ・・・・
 Y政務官、何様?
 どちらが尊大?
 そもそも、「財務省政務官」の本来業務である、国家財政健全化に邁進される決意をこそ、一斉メール発信されてはいかがか。
 こういう言動が、民主党政権の信頼を失わせたのに。
 本来ならば、政務官のほうからこそ、気軽に、気さくに、誰に対しても、いつもお世話になっている職員に挨拶をするのが本筋。

 本日最大のニュースは、石原都知事辞意表明と、新党結成表明だったのだが、一日の終わりに、こんなニュースが入ってきて、がっかり。 


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