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はせ 日記
平成24年
10月17日(水)

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■10月17日(水)

 4時半、起床したにもかかわらず、二度寝。
 二度寝で起きたのは、7時38分。
 枕元の目覚まし時計を見てびっくり。
 あわててシャワーを浴びて出発準備。
 年を取ると、二度寝はいかんな。
 とてもさわやかな寝起きなんだけど、時間感覚がなくなってしまう。

 9時半、国指定史跡 小田原城跡へ。
 全国史跡整備市町村協議会の、事前視察会。
 河村建夫代議士、文化庁の皆さんとともに、事業進捗状況の視察。
 公有化事業・埋文調査事業・史跡保全整備活用事業。
 この3ポイントが、文化財を守るための、主要国庫補助事業。
 町づくりに欠かせないし、教育や、地域活性化や、観光資源などに活用できる事業。
 で、小田原市の推進する史跡保全事業を視察。

 元小田原市民野球場跡地の「御用米曲輪(ごようまいぐるわ)」発掘調査事業。
 どっかでみたことあるなぁ、なんか来たことあるなぁ・・・
 そう思ってみていたら、教育委員会の文化財担当課長がプロレスファンで、
 「昔はここで、よくはせさんのプロレス見ましたよ!」と声をかけてくださる。
 あ〜〜〜〜。
 そっか、ここは小田原市で興行をするときの、野外プロレス会場だった。
 覚えてるはずだ。
 お城の中の駐車場の、野外プロレス会場って、全国でもここしかなかった。
 よく、自分でレジェンドを運転して、木戸さんを助手席に乗せて、横須賀から通ってきたもんだ。
 懐かしい。
 もう、20年近く前の話だ。
 想い出をたどりながらも、今目の前にて発掘されている史跡の説明をいただき、感銘。
 この発掘技術と歴史分析有らばこそ、歴史や民俗学の価値観が高まるのであって、でも、地道な作業。

 続いて、小田原城隣の、清閑亭視察。
 清閑亭とは、黒田長成侯爵の別荘。
 黒田長成さんとは、明治26年から30年間、貴族院副議長を務めた方。
 福岡藩主黒田長知の長男。
 歴史を学ぶ。
 しかし、穏やかな秋の陽射しに、次第に思いはあらぬ方向へ。
 こういう別荘があればいいなぁ、ここでゆっくり読書したいなぁ、相模灘を一望する眺めでコーヒーを飲みたいなぁ・・・
 などと、そんな小市民的な発想しか浮かばない俺は、やっぱり小市民だな。
 小田原城は、15世紀終わりごろに、北条早雲が大森氏から手中におさめ、以降100年にわたって北条氏五代が収めた城。
 関東の首府だった。
 天正18年(1590年)、豊臣秀吉に攻め落とされ、北条氏が滅亡し、戦国時代の終わりを告げた、そんな時代感覚よみがえる。
 本日は、その豊臣秀吉が小田原城攻撃の拠点・大本営とした「石垣山一夜城」も視察。
 野面積みの総石垣の城。
 度重なる地震に耐えて、築城後400年以上経過した今も、当時の面影が残っている。
 当時の石垣構築技術の粋を集めた「井戸曲輪(いどぐるわ)」など、見るべき価値は高い。
 小田原市内を高台から見下ろすこの一夜城で、いったい豊臣秀吉はどんな策略をめぐらしたのだろうか?
 関心は尽きない。

 お昼にヒルトン小田原に戻り、昼食。

 13時より、第47回 全国史跡整備市町村協議会 開会式。
 来賓としてごあいさつ。
 「近いうちに解散がございます。そのあとに当選してくる国会議員に、ちゃんと史跡保全議連に入会するように、みなさんからもおっしゃってくださいね。地域の活性化もかかっていますから!」と、議連事務局長としてお願いを。
 開会式後、退出し、お土産を買い(小田原揚げかまぼこ)、ハンドルを握り、国会へ戻る。

 16時、国会に到着。
 議員会館に入り、面談、執務。
 国税庁のみなさんと、外国公館における役務サービス提供の免税特典について、システムを教えていただく。
 外交であり、相互主義で、外国公館と取引する業者には、免税特権があるそうだ。
 これって、特措法で厳格なシステムが決まっているわけね。
 勉強。

 19時過ぎ、執務を切り上げて、帰宅。
 国会の外は雨だった。


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