4時36分起床、ニュースチェック。
中国大使に、木寺官房副長官補決定。
ようやく。
事務次官クラスの大物起用。
危機感のあらわれ。
丹羽大使が帰国する来月中にも交代か。
木寺さんは官房長も経験されており、国勢の状況もよく把握されている。
プロの大使として、冷え込んだ関係を修復する一助となっていただきたい。
本日は、日帰り出張。
福岡空港経由で山口県下関市へ。
いつものごとく、小松空港2階の「中佐」で朝ご飯。
10時、小松空港発のANA機で出発。
連日の寝不足がたたってか、機内では熟睡。
11時30分、ちょっと遅れて到着。
お迎えの車で、急いで下関市へ。
関門海峡で、巌流島を眺める。
昔あそこで、タイガー・ジェット・シンと、大流血の激戦を繰り広げたんだよなぁ、試合が終わってから、下関市立病院に運ばれたんだよな、でも、治療の後、「若竹」に飲みにいたんだよな・・・と思い出す。
下関海峡メッセに到着後、早々に講演開始。
テーマは、「愛情は親から子供へのかけがえのない贈り物」
親学について、私見を申し上げる。
・ 児童虐待防止法の立法過程について
・ 親権と親責任について
・ 3世代同居や、祖父母との関係性について
・ 派閥と体育会系について
来場者の9割は、小中学校の教員。
したがって、安倍政権でできた、教育基本法抜本改正案の「学校・家庭・地域・との連携」についても、その意義を申し上げる。
教員として配慮すべき「親学」は何か。
テーマにそっての私見を申し上げる。
続いて、親守詩コンクール表彰式。
これは、短歌の上の句を子どもが読み、下の句を親がつけるという連歌方式の詩。
子どもと親の掛け合いが、お互いの心情を吐露させる。
やはり、デジタル時代だけれど、こうした顔の見える、ぬくもりのある親子関係こそ、求めるべき親子関係。
最後は、シンポジウム。
安倍先生、向山先生、桝屋先生といっしょに、以下の質問にお答えする。
@ 日本の教育が抱えている大きな問題は何?
A 安倍内閣で教育基本法が抜本改正された。古い教育基本法との違いは?
B 教員免許更新制について。
C 第2次安倍内閣が誕生したら、教育改革への期待を一言!
今一度、日本の子育ての伝統に学びながら、学校現場でも実践できる指導法を学ぶことが重要だろう。
終了後、福岡空港へ。
17時の飛行機で、小松空港へ。
待合室で、長浜ラーメン・大砲ラーメン・だるまラーメン、ふくさやの明太子、博多通りもん、ぶどう大福、地鶏炭火焼など、お土産をしこたま買い込む。
18時半、小松空港到着。
ホテル金沢へ直行。
星稜4同窓会合同の80周年祝賀会。
一言ごあいさつを申し上げる。
「80年の歴史に学び、感謝したい。こうしてごあいさつさせていただけるのも同窓会の皆様のおかげ。今後ともよろしくお願いします!」と。
19時半、石川県レスリング協会の吉田先生、川井先生、山下先生と、懇親会。
ゲストは、加茂農林高校の三宅先生、石原先生。
そして、奈良県から、添上高校の福辺先生。
吉田、三宅、福辺、馳は、大学時代の同期生。
大学こそ違えど、一緒に戦った仲間。
あれから30年たった今でも、こうして旧交を温めることのできる幸せを感じる。
みんな、学校現場で子供たちを指導しているからこそ。
こういう、家庭を犠牲にしながらも、子どもたちによりそう指導者あってこその教育。
保護者からも信頼される教員。
学ぶことが多い。
感謝。
21時半、末っ子へ。
オールスター集合。
博多土産のラーメンや明太子でカンパイ。
大平シェフが、作ってくれる。
いつも持込みばかりして、全然売り上げにならないのに、末っ子のママさん、ありがとうございます。
今夜は、めずらしく国政の話になり、これからの日中関係や、国会の行方について意見交換。
また、原発再稼働や、エネルギー政策についても、みんなの率直な疑問にお答えする。
ベストミックス。
2030原発ゼロという、スローガンだけの政治は、責任ある政治ではない。
原発政策の、これまでのプロセスと将来像を、説明させていただく。
明日も早いので、23時過ぎには、お先に失礼させていただく。