衆議院議員
はせ 浩 ホームページ

はせ 日記
平成24年
8月30日(木)

8月29日
8月31日


■8月30日(木)

 昨日、参議院本会議で、問責決議案、採決。
 自公案は取り下げ、万やむを得ず、少数政党7会派の問責案に乗り、可決。
 少数政党7会派の提案理由説明は、「3党合意も消費税増税も反対」
 ・・・・
 これには、自公は乗れない。
 公明党は採決棄権。
 しかし、主文は、「参議院は、野田総理を問責する」の一文。
 野党が協力をしなければ問責が通らない。
 公明党も問責を通すことには同意。
 ギリギリの判断で、公明党は、本会議上程に賛成し、そのうえで、本会議採決棄権。
 この主文を通すことを優先するしかなかった。
 公明党は、筋を通したようだ。
 が、7会派と提案理由や一本化でギリギリの調整がつかなかった結果を考えれば、やはり7会派案に乗らざるを得ない。
 自民党は、提案理由説明の中で、
 「相次ぐ外交失敗、経済無策、マニフェスト崩壊、民主党分裂」と、総合的な観点から問責の理由を説明。
 7会派は、消費税増税反対と、3党合意反対が主な理由。
 それにしても。
 こうなること(問責可決)がわかっていて、衆議院での強行採決をした輿石幹事長と、それを容認した野田総理の見通しの甘さを指摘せざるを得ない。
 何度も何度も、
 「強行だけはよしなさい。話し合いなさい。少なくとも0増5減は通しておきなさい。公債特例法案は必要なんだから、民自公の3党合意を形にしていくためにも、自公と調整すべき!」
 と、アドバイスしていたのに、そのアドバイスを一顧だにしなかった民主党の国会運営は、残念の一語に尽きる。
 与党としての責任感がない。
 決定権は与党側にあったのだから。

 これで、問責が可決した野田総理の姿を、二度と参議院で見ることはなくなった。
 死に体。
 その意味が分かっているのか、民主党の皆さんは・・・・
 その問責可決がトップニュースかと思えば、さにあらず。
 新聞朝刊各紙には、「M9 死者最大32万人」の数字が躍る。
 おどろおどろしい、されど、想定外を想定する厳しい数字。
 南海トラフ巨大地震の被害想定。
 防災や減災の公共事業、あるいは、避難経路確保、防災ビル建設など、為すべきことは多い。
 この32万人という数字を想定外にしてはならない。

 8時過ぎには国対に入り、執務。

 9時10分、国対正副会議。
 今後の展開。
 議員立法が、まだ処理しきれておらず、「これは、政権とは関係ありませんから!」と、いうことで、金曜日か、来週のどこかで処理することを確認する。
 ・ 移植造血幹細胞提供推進法
 ・ 中小企業協同組合法
 ・ C型肝炎救済特措法
 いずれも、議員立法としての成立が待たれており、問責可決後も処理をすることを確認。

 お昼に、清和会昼食会。
 一言申し上げる。
 「一度、議員だけが集まって、総裁選挙につての意見交換の場を設けていただきたい。」と。
 町村か、安倍か。
 清和会は二分されそうな勢い。
 まず、町村か安倍か、という前に、安倍さんには、今は自重していただきたい、という党内外の空気を、お伝えするしかない。

 13時から、議員会館の安倍さんのお部屋を訪問し、その空気を、率直にお伝えする。
 しかし、安倍さんには安倍さんなりのお考えと判断があるようだ。
 お気持ちは理解できるが、果たしてそれでいいのだろうか。
 自問自答。

 夕方、皇居一周ジョギング。
 300歩×21本。
 本日も残暑厳しく、炎暑。
 眩暈がしそうだった。
 靖国神社でお参り。

 17時20分、文部科学省へ。
 三谷産業の饗庭社長・森部長とともに、スーパーコンピューター「京」のミニチュア版を大臣室に贈呈。
 しばし、平野大臣と、イノベーション談義。

 19時、テレビ対談収録。
 新日本プロレスの永田裕志選手、プロレス生活20周年記念対談。
 佐久本先生や、はるみちゃんも同席し、大笑い。
 なんで?

 21時半、渋谷2丁目の巨門星(こもんせい)にて晩御飯。
 カレーちゃんこ。

 22時半帰宅。
 おりんさんは宿題してた。
 がんばってるねぇ。
 その周りを、タンバリンとシンバルが追っかけっこしていた・・・・ 


8月29日
8月31日
戻る
先頭メニューへ