衆議院議員
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はせ 日記
平成24年
8月7日(火)

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■8月7日(火)

 ロンドン五輪中盤。
 日本代表、続々とメダル獲得。
 アーチェリー女子団体 銀メダル。
 アーチェリー男子個人 銅メダル。
 フェンシング男子団体 銀メダル。
 レスリング男子グレコ60キロ級の松本隆太郎、銅メダル。
 女子サッカー、フランスを破り、決勝進出、アメリカと決勝、メダル確定。
 卓球女子団体、シンガポールを破り、決勝進出、中国と対戦、メダル確定。
 バドミントン女子ダブルス、銀メダル。
 体操男子種目別、床、内村、銀メダル。
 陸上ハンマー投げ、室伏、銅メダル。
 水泳男子メドレーリレー 銀メダル。
 水泳女子メドレーリレー 銅メダル。
 確かに、金メダルは、いまだ2個。
 柔道女子松本と、男子体操個人の内村。
 金メダル獲得予想は、当てが外れた。
 その分析は、JOCの久木留毅情報戦略部長に任せる。

 しかし、総メダル数は、すでに前回の北京五輪を上回ったことを特筆したい。
 その分析はすぐにできる。
 「NTC世代」だからだ。
 スポーツ界全体の連携が、このNTC世代を育て上げた、といえる。
 味の素ナショナルトレーニングセンター効果である。
 NASSHが主導し、JOCとJISSが連携し、マルチサポート事業を戦略的に展開していることも、その主要因。
 日本人の体格には合わない、無理、と言われていた競技での活躍が目覚ましい。
 そして、女性競技の躍進。
 体格を超えた体力と、きめ細かい戦術を瞬時に実行できる技術力。
 NTCあればこその世代。
 ただ、柔道の凋落が誤算。
 「組手」で不利になったことが、すべてだった。
 かつての日本柔道は、組んでからの崩しと、きれいな立ち技が主流だった。
 今は、簡単に組ませてもらえないし、きれいな技よりもポイント重視。
 組手を有利に展開するには、技術分析と、パワー柔道。
 こちらも、敗因を詳細に分析しながら、次回のリオデジャネイロ五輪に向けて、強化方針を練り直すべきだろう。

 8時過ぎ、国対に入り、執務。

 9時10分、国対正副会議。
 岸田委員長より、方針が示される。
 「民主党は、税と社会保障の一体改革関連8法案の採決を、20日→10日→8日とべた下りしてきた。これは、わが党が筋を通したからだ!」
 「ただ、公明党が、もともと消費税増税に反対だったのに、修正合意をした以上は成立させたいと主張していることにも配慮すべき!」
 「その様子を見ながら、衆議院での不信任決議案提出か、参議院での問責決議案提出を決断していきたい!」と、明確に示す。
 俺としては、3党合意に背いて造反者離党者を出した民主党に猛省を促すためにも、参議院で問責を成立させ、衆議院の再可決まで野田総理の決断を引き出すべきだ、と確信する。
 「政治生命をかける」と、発言した以上は、衆議院での再可決に必要な3分の2を頼りにするためにも、自民党の主張を飲まざるをえなくなる。
 「税と社会保障関連8法案を成立させ、関連法案も処理し、速やかに国民の信を問う!」と、いう主張だ。
 野田総理のいいとこどりは許さない。
 法案だけ3党合意で賛成させ、自分の手柄とし、総選挙の先送りを画策することは、絶対に阻止すべき。
 厚かましいにもほどがある。
 そもそも、消費税増税で、財政再建と社会保障の安定財源確保策は、自民党のみが選挙で公約してきたこと。
 その政策をパクっているのが野田政権。
 ばら撒きマニフェストで政権交代し、そのマニフェストが破たんした以上は、信を問い直すべきだ。

 9時半より、科学技術とイノベーション特別委員会。
 古川大臣への、所信質疑。

 お昼に、国対に戻り、情報交換。
 岸田委員長より、アクションあり。
 「明日の参議院での採決日程を受け入れることにした!」
 「その条件は?」
 「波静かならば、だ」
 「じゃあ、今晩、中小野党(みんな、共産、社民、きづな、生活)が、不信任決議案を出して来たら?」
 「それはもう、波静かではない!」
 「どうします?」
 「不信任決議案が提出されたら、衆参の審議をすべてストップする!」
 「打開策は?」
 「野田総理が、この事態を招いた最大の責任者だ。党首会談の申し入れがあれば応じる。」
 「なければ?」
 「タイムリミットは、明日の午前中。党首会談の申し入れがなければ、自民党が不信任決議案と問責決議案を出す!」
 「その理由は?一事不再議では?」
 「民主党の分裂離党者が不信任決議案を出したということ事態が、3党合意の崩壊。信頼は崩れた。野田内閣信任に値せず!」
 「野田総理が党首会談を求めてきたら?」
 「それがポイントだ!」
 ・・・・・
 解散権は、総理大臣の大権。
 しかし、今は、谷垣総裁の手の内にある。
 野田総理や輿石幹事長は、そのことをわかっているのか?
 「消費税法案を採決=可決し、関連法案も処理し、そのうえで、各政党が消費税についての見解を示して国民の信を問う。」
 それが憲政の常道だ。

 14時、党本部にて、小選挙区新人候補についての情報交換会。
 北信越担当者として、報告。
 新潟と、長野。

 15時、議員会館に、金沢市開発協議会のメンバーがお見えになる。
 山野会長(市長)より、とりわけ重点事項の6点(山側環状道路4車線化や、海側環状道路大河端福久間整備や、新幹線金沢以西整備や、片町老朽化ビル再生支援など)をご説明いただく。

 15時15分、国対正副。
 岸田委員長より、国会運営方針が示される。

 16時、党本部にて、大島副総裁や石原幹事長や脇参議院国対委員長より、今日と明日の動きについて説明あり。
 集まったのは、税と社会保障一体改革修正協議担当チーム。
 山場だ。

 17時半、NTCへ。
 昨日に引き続き、強化合宿指導。

 18時半終了し、学生とミーティング。
 あれ?
 俊介がいないぞ?
 「どうした?」と聞いても、誰もわからない。
 「誰と同じ部屋だ?」
 「拓です!」
 ・・・拓は、けがのため欠席。
 俊介は、どうしていないんだ?
 「キャプテン代理の澤田に連絡もなく、だれにも連絡なく練習を休むのはけしからん。同級生ののぶひろが明日、事情を報告しなさい!」と指導。
 困ったもんだ。
 学生を指導していれば、こういうこともしょっちゅうある。
 理不尽なことは、かみ砕いて指導していかねばならない。

 20時過ぎ、自宅に戻り、晩ごはん。
 五輪観戦。
 卓球女子団体 銀メダル確定。
 福原、石川、平野、おめでとうございます!


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