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はせ 日記
平成24年
7月22日(日)

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■7月22日(日)

 午前3時30分起床。
 さて、外は晴れているだろうか。
 もそもそと起きだして空を見上げれば、ガスはかかってはいるけれど、晴れ。
 星もまだ見える。
 良かった。
 しかし、頂上に上がってそのまま降りるというルートでは、スケジュールが間に合わない。
 思案の挙句、頂上アタックを断念。

 4時、室道スタートし、百坂町の仲間とともに、下山開始。
 20分後、黒ぼこ岩で、腕組み。
 どっちのルートを行こうか迷う。
 登山のベテラン、もっちゃんの言うには、
 「砂防新道のほうが時間が計算できるし、危なくない。観光新道は滑るから危ない!」だった。
 しかし、馬のたてがみから眺めるパノラマも捨てがたい。
 黒ぼこ岩の頂上で思案の挙句、観光新道ルートへ。
 やっぱり、せっかく登山したからには、絶景を目にしておきたい。
 足取りも軽く、馬のたてがみルートを一気に下りる。
 高山植物の群生地帯などが目の前に広がり、まさしく霊峰白山。
 ちょうど5時には、ご来光を拝める時間帯であり、頂上の方角に向かって、4人そろって万歳三唱。
 急峻な坂道続きではあったが、ほぼノー休憩で一気に下る。

 予想通り、4人は7時過ぎには別当出合に到着。
 怪我もなく無事に下山で来て、感謝。
 山の神様にありがたくも拝礼をし、白山登山終了。
 北鉄バスに乗って、市ノ瀬へ。
 永井旅館でお風呂に浸かり、ひげをそり、背広に着替える。
 気持ち新たになる。
 これからの日常生活にみなぎる鋭気を与えていただいた。
 霊峰白山。
 感謝の登山会。
 企画をしていただいた石原社長ご夫妻、ありがとうございました。
 ハンドルを握り、白峰村を通り、安全運転で、金沢に向かう。

 10時半、ホテル日航金沢に到着する前に、街頭演説。

 11時より、苗代明彦金沢市議会議長、就任祝賀会。
 ごあいさつ。
 「9月の金沢市議会は、被災地のがれき受け入れ方針の山野市長に対して、大きな市民の意思を示す場所となるはず。山野市長を支え、市民の意思を明確にするためにも、苗代議長の差配に期待します!」と。
 祝賀会は、最後まで参加させていただく。

 終了後、街頭演説へ。
 香林坊交差点〜元車交差点〜玉鉾交差点 〜西南部交差点〜古府西交差点。
 照りつける夏の太陽。
 汗がにじむ。
 テーマは3つ。
 @ 税と社会保障の一体改革法案成立
 A 現時点で原発再稼働やむを得ず。同時に、今後のエネルギー計画見直し、再生可能エネルギー普及への投資が必要!
 B いじめ自殺対策は、第3者調査機関設置と、教師力強化
 などを申し上げる。

 15時過ぎ、産業展示館2号館へ。
 全日本プロレス金沢大会。
 大会実行委員長として、来場者にごあいさつ。
 レスラーや、興行関係者にも、ごあいさつ。

 16時試合開始。
 いいなぁ、この開始ゴングの音。
 俺も試合したいなぁ・・・・
 北村茂男代議士もご来場であり、いっしょに開会のご挨拶を申し上げる。
 そして試合観戦。
 ここまでは、スケジュール通りだった。

 ところが。
 ご来場の公明党石川県本部長、増江 啓県議より、耳打ちが入る。
 「森先生が、本日の会合で、次の総選挙不出馬の意向を表明されたようですよ・・・・」と。
 え?
 すぐに、その会合(ご子息の一周忌法要)に参列されていた、中村勲県議と下沢よしたか県議に電話連絡。
 未確認情報を確認すると、事実だった。
 「なんでや?」
 いてもたってもいられず、すぐに森先生の携帯電話に連絡。
 やっぱり事実だった。
 「俺がいつまでも居座っていたら、若い人の出番がなくなるだろう!馳君たちも立派に育ってくれたし、これからは君や岡田君が県政や国政をリードしていきたまえ!」と、なぜか、晴れ晴れとしてお声でお話になる。
 息子さんの一周忌に勇退宣言。
 よっぽどの覚悟。
 しかし、われわれ森門下生としては、すんなりと、ハイそうですか、とはいえない。
 寝耳に水。
 「お気持ちは承りましたが、一度直接会って、お話してください。」と、申し上げると、
 「それはいいですよ。でも私の決心は変わりません。」とまでおっしゃる。
 力が抜けていくような、眩暈をしそうな、そんな気分。

 確かに、事あるごとに、失礼を顧みず、ご本人の目の前で、
 「いつの日かは森先生も引退されますし・・・・」と、発言を繰り返しては来ていたが、それは遠い未来のことかと信じてこそ言えた言葉。
 まさかそれが今、現実となると、「何でですか?」の言葉しか出てこない。
 時間は待ってはくれない。
 だからこそ、いつか来るこの日に備えてきたつもりではあったが、動揺は隠せない。
 偽らざる心境。
 プロレスどころではなく、会場を後にし、平成24年度自民党金沢支部校下部会 総会懇親会へ。
 ここでも、森先生勇退発言は駆け巡っており、紐野県議のごあいさつに、会場内はざわめきと驚きが広がる。
 来賓の山野市長も、
 「森先生には、これからも是非ともご指導いただかねばならない」と、あいさつの中でそうおっしゃる。
 総会後は、懇親会。
 全テーブルを回りながら、日ごろのご支援に感謝するとともに、これからの戦いに向けての覚悟を誓い合う。
 いよいよの決選に備える、固めの杯。
 懇親会お開きの後、岡田直樹県連会長と、今後のことについてミーティング。

 20時半、全日本プロレス金沢大会打ち上げの宴席へ顔出し。
 武藤敬司選手、KENSO選手、船木選手同席。
 本日の激闘の御礼を申し上げる。
 ここでうれしいビッグニュースが。
 女子プロゴルフのサマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメントで、木戸愛選手が初優勝。
 お祝いのお電話を、横須賀の木戸さんにかける。
 お母さんの一二三さんも大喜び。
 お父さんは、武藤選手と俺の大先輩。
 「よかったですね、努力のたまものですね、これからも応援しています!」と、喜びもいっぱいのお父さんに申し上げる。
 武藤選手もことのほか嬉しそう。
 ちっちゃなころから知っているめぐちゃん、こんなに立派に成長するなんて、本当にうれしい。
 おめでとう。

 21時半、8番らーめん森本店(金沢市百坂町)で晩御飯。
 山田ひろし、もっちゃん、でむちんも集合。
 白山登山、プロレス、森先生の勇退発言、木戸愛選手の優勝など、サプライズの多かったこの1日を振り返りながら、生ビールで乾杯。
 いろんなことを考えると、感慨は深い。
 人生、山あり谷あり。
 それもまた、人生。
 だからこそ、前向きに。
 夢と理想を求めて坂道を上り続けていきたい。
 未来は、自ら切り開く。
 夢は、自らが実現する。
 あきらめたらその時点で、終わり。 


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