衆議院議員
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はせ 日記
平成24年
7月10日(火)

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■7月10日(火)

 午前4時起床。

 9時10分、国対正副会議。
 岸田委員長より、
 「衆参の予算委員会は、民主党分裂余波を収集、国会勢力リセットするために開催される。したがって、17日の参議院予算委員会が終わってから、各委員会の日程協議を行ってください!」と。
 むべなるかな。
 俺が、野党筆頭理事を務める文部科学委員会は、視察、一般質疑、古典の日法案処理、が課題。
 とりわけ、視察については、民主党側からは、兵庫県のスーパーコンピューター「京」が提案されている。
 自民党と公明党は、大津市教育委員会へ、いじめ自殺隠ぺい疑惑事件の事情聴取に行くべきだと主張している。
 いわゆる、「教育事故事件調査第3者機関設置」問題。
 調整をしたい。
 緊急を要するのは、どちらか。
 スーパーコンピューターは、これまでも何度か行っているのではないか?

 10時半、前テレビ金沢の松本会長が、面談にお見えになる。
 うかがってびっくり。
 今から30年ほど前、永田町版の新聞記者だったそうな。
 そのころからの知り合いが、自民党国会対策委員会事務方の保科さんや、尾形部長。
 保科さんも懇談に加わり、三木内閣や海部内閣当時の昔話をうかがったり、昨今の変質してしまった「小選挙区政治」について、感想をいただく。

 お昼に、健康センターへ。
 猛暑の中、皇居一周ジョギングインターバル。
 300歩×18本。
 坂道150歩×2本。
 汗びっちょり。
 で、平河町交差点の道路を横断するために、永田町駅構内地下道を走っていると、目の前の階段から、どっかで見たことのある男性が下りてくる。
 目があった。
 ン?
 おおおおおおおおおおお!
 北あつしさんだ。
 前石川県議にして、すずらん保育園の理事長先生。
 「ど、どうしたんですか、北せんせい!」
 「はせさんこそ、どしたん、そのかっこ?」
 「僕は、お昼休みに皇居ジョギングです。暑いし・・・でも、どうしてこんなところでキャリーバッグ持って歩いてるんですか?」
 「昨日と今日で、砂防会館で、厚生労働省から子ども子育て支援法の説明会があってんて!」
 「ああ、修正案の説明もありましたか?」
 「あったあった。修正でいいがにしてもろて、ありがとうね!」
 と、しばし子ども子育て支援法談義。
 保育園の経営者である北さんにとって、切実な課題。
 「とにかく、保育士の処遇改善してや!」と、その一点。
 「おっしゃる通りです。保育士の処遇改善こそが、質向上の最重要ポイントですから。消費税増税で、安定的な財源を確保しますから!」と、申し上げる。
 そうこうしているうちに、今度は、同じく金沢市二塚地区で認定こども園を経営している吉藤さんも階段を下りてくる。
 「お〜〜、馳さん、なんしとらんや?」って、このかっこはジョギングしかないっしょ!
 故郷を遠く離れた永田町の、それも地下道の一角で、こうしてお会いできるのも何かのご縁。
 「ほな、また金沢に帰ったら、呑みに行こ!」
 「ほやね!」と、あいさつを交わして右と左に分かれる。
 なんか、うれしい偶然。
 皇居を走る足取りも軽くなる!
 終了後、健康センターで、ちょいとウェイトトレーニング。

 16時半、衆議院第1議員会館 第5会議室。
 参議院での社保税特委の、子育て支援チーム答弁打ち合わせ。
 明日の本会議からいよいよ、審議スタート。
 修正案提案者として、衆議院とはまた違った立場で、審議参加。
 衆議院では、政府案の不備を指摘する立場だった。
 でも、参議院では、自公民3党合意の修正案提案者として、責任ある答弁が求められる。
 立ち位置が違う。
 心して誠意ある答弁に臨みたい。

 鳩山由紀夫元総理が、自分の支持グループ会合で、
 「党を統治できない方が、国を統治できるのか?」と、野田総理を批判したそうである。
 このニュースを聞いた国民すべてが、こう思ったのではないか。
 「鳩山元総理だけには言われたくなかった・・・・」と。

 18時すぎ、専修大学レスリング部の練習へ。
 駐車場に車を停め、まずは新関さんとスカウト情報打ち合わせ。
 道場では、すでに到着して大声を張り上げている佐藤満ヘッドコーチと、来年度の新人スカウト情報を共有。
 有力選手への声掛けは、一人を除いてほぼ済んでいるのだが、ここからの絞り込みが大変。
 大学の体育事務部との調整が必要。
 希望学部の調整・獲得や、人数制限の取り扱いがポイント。
 担当の新関体育事務長と、今後とも密にミーティングを行うこととする。
 トレーニングは、20時半終了。
 学生は元気いっぱいだ。
 「やっぱり、まじめが一番だよ!こいつら、強くなってるよ!」と、佐藤ヘッドコーチ。
 そりゃそうだろう。
 全日本代表チームの強化委員長が、朝6時から夜8時半まで、毎日練習を管理しているのだから、そりゃ、強くなるだろう。
 この厳しさに、自主的に取り組むことができるようになれば、本当の意味での「強くてしなやかな人間」になれる、はず。


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