衆議院議員
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はせ 日記
平成24年
7月11日(水)

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■7月11日(水)

 5時07分起床、ニュースチェック。
 ・ 印刷会社全国調査で「胆管がん」問題発生。
 厚生労働省が、全国で一斉調査。
 石川県でも死亡者。
 胆管がん発生者の事業所の共通項は、屋内換気不十分。
 洗浄剤が原因か?
 労災認定(補償)すべき。
 原因究明と対策実施が求められる。

 ・ 8月18日(土曜日)犀川地区、8月19日(日曜日)諸江地区にて国政報告会開催決定。
 とりわけ諸江地区は、3月から開催をお願いをしていてようやく調整がついた。
 はせ事務所を挙げての準備をしたい。

 ・ 女優初の文化勲章・山田五十鈴さん、逝去。
 昭和の大女優。
 合掌。

 7時には起きだして、シャワーを浴びて国会へ。
 ママはお友達のペットが亡くなったので、朝から心配して出かけて行った。
 おりんはまだ寝ていたが、声をかけてそのまま自宅出発。

 8時前には国対入り。
 執務。
 猛暑日、の予感。
 いつも見上げる国会議事堂の空も、青く燃えている。

 9時より、本日の参議院本会議での答弁打ち合わせ。
 自民党は、田村さんが趣旨説明者であり、馳とで分担して答弁することに。
 「せっかく3党修正協議をし、合意、成立させたのに、民主党があれだけ造反者を出すようでは、参議院審議次第では、ご破算ですよ!自覚してください!」と、きつく申し上げる。

 11時、参議院議長サロンで出番待ち。
 同席した平野文部科学大臣と、意見交換。
 「大津市のいじめ自殺、大変ですよ。第3者機関(調査委員会)設置必要ですね!」と、申し上げると、
 「去年、都道府県の教委に、いじめや事件事故の対処のロードマップや、調査機関を設置するように通知を出してあったんだけどね、現場は鈍いね!」と大臣。
 「それに、地方分権で、文部科学省の権限を制限したことが、やっぱり大きいんじゃないかなぁ!」と。
 おっしゃる通りかも、しれない。
 違法であったり、子どもたちの身体生命にかかわるような事件事故の場合、文部科学省が地方教委に対し、指導性を発揮できるようにしておかなければならない。
 それが、義務教育を実施する国の責任でもある。
 財源を出すだけでいい、とは限らない。

 11時過ぎ、本会議場に入り、初めて答弁席(閣僚席)に立つ。
 参議院議員の表情、見渡せる。
 少ない。
 衆議院と同じ広さで、定数は半分。
 だから、広く感じる。
 でも、野次は衆議院よりも、えげつない、かな。

 橋本聖子議員より、「新制度で、親や子供にとって、何が良くなるのか?」との質問をいただく。
 幼児教育の重要性について、同じ認識を持っていることを申し上げたうえで、
 ・ 市町村が地域のニーズ把握を行うこと
 ・ 幼保連携型こども園を改善拡充すること
 ・ 地域子ども子育て支援事業を市町村事業とし、財政支援の対象とすること
 これらを、消費税増税の財源を安定的に確保しながら推進することで、保育や幼児教育の質も量も改善する、と答弁。

 お昼、党本部706号室。
 文部科学法務合同部会。
 テーマは、大津市中2男子いじめ自殺事件。
 まずは、文部科学省からの現状報告。
 それを受けて、質疑。
 「2回目のアンケート調査をまとめていなかったのは事実か?」・・・そういう市教委の発表だ!
 「1回目のアンケート情報に基づく聞き取り調査をしていないのは事実か?」・・・そういう市教委の発表だ!
 「担任教師が相談を受けていたのに見て見ぬふりをしていたという報道は事実か?」・・・それは確認中だ!
 「市教委に、これらの経緯の事実は報告されていたのか?」・・・事実認定について確認中だ!
 「文部科学省は、第3者による調査委員会の立ち上げを、昨年6月に、初中局長の通知として発していたが、立ち上げを再確認したのか?」・・・していない。
 「地教行法により、調査できるのではないか?」・・・同意を得てできる。
 「地教行法により、指導助言援助できるのではないか?」・・・児童生徒の身体生命にかかわり、法令違反が明白である場合、できる。
 「アンケートで、いじめの事実を確認している大津市教委は、自殺との因果関係があるかないかわからない、と発表してるのは事実か?」・・・事実。

 とても、もどかしいやりとり。
 自殺に至るまでの経緯がどうだったか、をこそ知りたい。
 でも、アンケート結果の事実認定ができていない。
 しようともしていない?
 これぞ、究極の、隠ぺい体質。
 これでは、再発防止など、期待できない。
 子どもたちを守るという気概が見られない。
 市教委や、学校現場の保身極まれり?
 文部科学省は、政務三役を調査団長として、児童生徒課の職員と審議官クラスを、現地派遣すべき。
 衆議院文部科学委員会としても、立法府の立場で、大津市教委に事情聴取と、意見交換のために視察に行くべき。
 あまりにも、事なかれ主義の学校現場。
 地教委や学校現場の動きが何もないならば、地教行法の改正も視野に入れるべきだろう。
 せめて、「第三者調査委員会設置」を、必置義務とすべきではないか。

 午後、羽田空港へ。
 15時05分、羽田空港発のANA機にて、小松空港へ。
 小松空港着後、街頭演説。
 示野中町交差点〜大豆田大橋交差点〜金沢駅前交差点。
 本日のテーマは、
 ・ 参議院で税と社会保障の一体改革関連8法案審議スタート
 ・ 小沢新党に大義はない
 ・ 参議院で速やかに成立後、被災地支援や、エネルギー計画見直し必要
 ・ 公債特例法案成立も必要
 ・ 内閣不信任決議案の出すタイミング
 などなど。

 17時半、金沢エクセルホテル東急へ。
 植村章英氏 旭日双光章 受賞記念祝賀会出席。
 造園業、この道一筋。
 谷本知事が、「植村さんは、本当に口数が多くて、・・・・・」とおっしゃるが、それは、どっちもどっちじゃないの?
 私からも、来賓祝辞、お祝いを申し上げる。

 乾杯後、町岡秘書に席埋めをお願いし、小松空港へ。
 19時45分発ANA機で、羽田空港にとんぼ返り。

 21時半、自宅到着。
 晩ごはんは、シチュー。 


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