衆議院議員
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はせ 日記
平成24年
6月14日(木)

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■6月14日(木)

 寝たり起きたり、資料精査。
 5時17分、ベッドの上でゴロゴロしながらテレビニュースチェック。
 松田聖子さん、再再婚。
 同世代。
 永遠のアイドル。
 アイドルだからこそ、孤独?
 孤独をいやすパートナー、家族。
 同居ではなく、入籍するところがまた、えらい。
 口腔外科医、前の旦那さんも歯科医じゃなかったっけ?
 ・・・とにかく、おめでとうございます。
 シャワーを浴びて、7時過ぎには自宅出発。

 8時前には国対に入り執務。
 本日は斂葬の儀。
 諮m親王のご葬儀。
 国会議員も参列するため、迎えのバスが衆議院前に停車していた。
 受付では、衆議院職員が、黒白の喪章を準備して待機。
 心より、合掌。

 9時10分、国対正副会議。
 いまだに民主党の城島国対委員長より、会期延長の申し入れはなし。
 岸田委員長より報告あり。
 「本日16時過ぎ、幹事長書記局長会談あり。選挙制度改革について、輿石幹事長より新たな提案あり!」
 しかし、会期延長の申し入れはない模様。
 「昨日、城島さんから、会期延長は決断しかねている、検討しているとの言葉があった。万が一(=会期延長せず)の判断もある!と。」
 なんだ?
 野田総理を見殺しにするのか?
 このまま会期延長せずは、野田総理を死に体にすることと同義。
 「政治生命をかける」
 「不退転」
 「乾坤一擲」
 「今国会中に、参議院も含め成立を期す」
 「決断をする時期は近づいている」
 あらゆる緊張感を漂わせている野田総理。
 ところが、総理を支えるはずの輿石幹事長も城島国対委員長も、どこ吹く風。
 採決しない、党を割らない、総選挙しない。
 三ない主義。
 おかしい!

 「社会保障と税の一体改革関連7法案」は、野田政権の最重要課題ではなかったのか?
 シミュレーションをしてみる。
 @ 会期延長せずならば、当然、成立は不可能。
 その場合は、野党は、衆参で「不信任決議案」と「問責決議案」を提出する。
 野田総理は、座して死を待つか、解散総選挙に打って出て、「国民に信を問う」か?

 A 修正協議が明日にも整えば、当然、6月21日までに衆議院で採決し、参議院に送付することになるから、大幅な会期延長は必要。
 そうなれば、少なくとも、民主党は分裂含み。

 B 修正協議が整わなければ、当然、衆議院では安定多数で可決するも、自公が反対する参議院では否決される。衆議院に回付されても、与党に三分の二はないので、廃案。
 廃案となれば、野田総理はどう判断するか・・・解散総選挙しかあるまい。

 輿石幹事長は、三ない主義のもとに、何を考えているのか?
 ・・・もしかして、修正協議が整わないことを理由として、衆議院で採決だけして、それで国会を閉会し、継続審議にしようとしているんじゃないだろうね?
 それはずるい。
 問題先送りにしかならない。
 その決意を確かめるべく、明日の総理入り集中審議を申し入れているのだが、民主党からはなしのつぶて。
 ・・・政府与党の責任感はいずこ?

 10時、文部科学委員会 理事懇談会。
 著作権法改正案の審議日程協議。
 民主党や公明党の理事からは、「明日の定例日にやってほしい」という申し入れあり。
 私からは、
 「与党提案の、審議時間2時間、各党30分ずつ質疑、質疑終局後に自公提案修正案提出、採決」については、同意。
 しかし、
 「今国会の最重要課題の社会保障と税の一体改革関連7法案の採決日程と、会期延長が決まっていない!」という理由で、
 「はせ(自)も宮本(共)も社保税特別委員会のメンバーであり、明日の日程がめどの立たないうちは、政府提出法案の審議には応じられない。与党ならば、衆参国会運営の全体像を示すべきではないか?本当に、今国会中に、参議院でこの著作権法案は成立するのか?」と指摘。
 協議のうえ、いったん理事懇談会は休憩。
 田島と馳の両筆頭理事間で、協議を継続することを確認する。

 正午、ホテルオークラ本館11階の中華料理レストランへ。
 石川県看護連盟幹部の皆様の昼食会に顔出し。
 久保洋子金沢市議も同席されており、ごあいさつ。
 元気いっぱいの皆様に、ご挨拶。

 12時15分、党本部にて、清和会昼食会。
 ハンバーグ定食。
 町村会長より、修正協議の舞台裏報告あり。
 「どうして修正協議実務者の長妻さんが、朝からワイドショーに出てペラペラしゃべっているのか?わが党では考えられない!」と、実務責任者にあるまじき軽佻浮薄さぶりに、一同、げんなり。
 当事者が、協議途中にテレビに出てペラペラしゃべっちゃ、まとまるものもまとまらない。
 我が党の実務者(伊吹・野田・町村・鴨下・加藤)は、だれもそんな軽々しい行動をしていない。
 ここが、政党文化の違いか?

 13時、社保税特別委員会 開会。
 不肖馳浩、14時30分より25分間、質問。
 小渕報告や自公の考え方と、小宮山さんとの一致点をまずは確認。
 10ポイント。
 @ 幼児教育の拡充(保育士や幼稚園教諭の処遇改善と、研修充実)
 A 増税で、就学前の子育てと、幼児教育拡充(少子化対策)の安定的な財源確保
 B 幼保連携型の認定こども園拡充と、手続き一元化(簡素化)
 C 待機児童解消策(認可保育園拡充を基本に、多様な保育サービスの拡充)
 D 放課後児童クラブの公的支援拡充(児童福祉法改正で、施設&資格の市町村基準設定)
 E 養育困難家庭への支援拡充
 F ゼロ歳児は、できる限り親元で育てる
 G 基礎自治体に権限と財源を与える
 H 認定こども園に在籍乳幼児は、日本スポーツ振興センターの保険対象にすべき
 I 保育士と幼稚園教諭の資格一元化

 そのうえで、見解の相違点を確認する。
 @ 施設の指定制・・・株式会社やNPOの参入とはなぜ?
 A 「保育の必要性」というその基準は?
 B 個人給付の施設代理受領とは、システムが複雑では?
 C 公的直接契約では、保育の実施義務が担保できないのでは?
 D 保育所はすべて総合こども園に移行するのに、どうして幼稚園は手上げ方式になったか?

 新聞報道ではすでに、小宮山さんは「総合こども園撤回」で合意と出ている。
 本当か?
 真偽は定かではないがゆえに、これまでの質疑で合意してる論点や、相違点を指摘した次第。
 私の質問は、「歩み寄りが前提」と、修正協議を横にらみしながら。
 さて、どうなることやら。

 17時、委員会終了。
 急いでハンドルを握り、埼玉県の花咲徳栄高校へ。
 レスリング部 視察。
 池澤俊介(専修大学3年生)の母校。
 俊介も、そして1年生の雫田も高校生の練習に参加。
 みんな、すばらしい練習メニューをこなしている。
 選手を激励。
 高坂先生と、情報交換させていただく。

 19時半終了、東京に戻る。
 21時、自宅到着。
 すでに妻は疲れ果てて寝ていた。
 おりんさんは勉強中。
 パパは近所のラーメン屋さんで、ワンタンラーメンと、日本酒(冷)。
 この、一日の終わりに、冷酒をいただきながらラーメンときゅうりの浅漬けをいただく楽しさよ。
 癒しのひと時。
 お隣さんのカップルが石川県出身で、今度カナダで美容師をする、とおっしゃるので、カナダ談議で盛り上がる。
 そのお隣のカップルは、「どうしてあなたは若い子に・・・・」と、なんだか気まずい空気。
 ラーメン屋さんで、いろんな会話が交わされるわけね。
 そのうちマスターの合コン話に話題が切り替わり、
 「早く結婚しなきゃあ!」と、今日初めて出会ったお客さん同士で、マスターを激励するのであった。
 これも都会の一場面。

 22時半過ぎ、千鳥足で自宅へ。
 おりんさんは、まだリビングで勉強中。
 酔っぱらいのパパは、邪魔をしないように、リビングの隅っこで、寝っころがって、いびき(をかいていたらしい、おりんさん情報によると)。 


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