・・・いつの間に寝たのか、ベッドにうつぶせになっていた。
午前5時、西川さんのメールで飛び起きる。
起こしてくれてありがとう。
5時にはもう起きてるわけね。
病院は退屈だろうなぁ。
またお見舞いに行かなきゃ。
よだれを拭きながら、資料読み込み。
6時半にはシャワーを浴びて、国会へ。
妻が、ピッコロの最期の写真を見せてくれる。
きれいだ。
本当に、最期まできれいだった。
こういう死に方をしたいなぁ。
空は小雨模様なのか、晴れつつあるのか、そんな不安定な感じ。
まさしく、梅雨空。
7時14分には国対に入り執務。
昨日の政経セミナーでお世話になった方々に、お礼電話。
10時、社会保障と税の一体改革特別委員会。
野田総理入りの、集中審議。
テレビ中継あり。
6月21日までの採決について、決意は固いが、党内協議の取りまとめには、口ごもる野田総理。
大丈夫か?
自民党は、修正協議に積極的に取り組むし、谷垣総裁に一任されている。
民主党内の党内手続きは大丈夫か?
「まとまるように努力します・・・」と、次第に後退する総理発言。
「だったら、増税反対ののぼりを撤回させろよ!」と、野次が飛ぶ。
・・・大丈夫か?
しかし、6月21日までの採決について、額賀代議士が諭すように、
「政治生命をかけているんでしょう?」と、質問すると、
「決断をしなければいけない時期は近づいている」と、いう言い回しで、一瞬間をおいて、
「それ以上言わなくても先生にはお分かりいただけるかと思います」と、一歩踏み込んだ姿勢を示した。
これは、同じ早稲田大学同窓の阿吽の呼吸だった。
ロシア外交の指南を引き受けた森喜朗先生もそうだが、この額賀先生も、「党益よりも国益」という姿勢で、同窓の後輩、野田総理を支えているような気がしてならない。
こういう剛毅木訥さは、慶応大学出身の小沢一郎さんとは、違う、ような気がする。
でも、もう一歩踏み込めば、こう、とも読める。
「賛成しないと、どうなるかわかっているな!」と、民主党内への脅かしにも聞こえる。
「増税の前にやることがある!」と、のぼり旗を掲げて、消費税増税反対の街頭演説をしている小沢派への脅かし、か?
17時20分、委員会終了。
明日は、予算委員会。
不肖馳浩、午前11時25分より12時まで質問時間をいただく。
NHK中継もある。
テーマは、
@ 会期延長の申し入れ
A キングコング梶原君のお母さんの生活保護費 受給問題
B どうして支給決定がなされたのか?
C ケースワーカーは何をしていたのか?
D 近隣に住む扶養親族が費用負担すべきでは?
E 民生委員の役割?
F 行政が家族の問題やプライバシーにどこまで踏み込むか?
G 自分名義のマンションを息子名義に切り替えれば、生活保護を受けられるのか?
などなど。
この梶原君の母親は、「梶原おかんの塩昆布」という商品を、販売していたこともあるほどの有名人。
長男は海上自衛官であり、隣の高級タワーマンションには二男が住んでいる。
どうしてこういう状況で生活保護を受けられたのか?
まさしく、「ケースワーカーはどうして支給決定したのか?」であり、
「福祉事務所は(行政は)どこまで強制的に個人のプライバシー調査をできるのか?」でる。
政府の方針を確認したい。
扶養義務者と福祉事務所で費用支払いの協議が整わなければ、家庭裁判所に調停を届けることができる。
でも、昨年は調停協議ゼロ件。
どうして?
そのあたりを追求したい。
19時には自宅へ。
晩ごはんは親子丼。
さすがに寝不足であり、晩御飯後、おりんと世間話をしながら、寝るのであった。
おりんは明日の運動会のマーク(運動着に張りつけるクラスと名前を書いた名札)を、作っているのであった。
「これ、枠の中は色を塗ったほうがいいかなぁ・・・・」と、マジックペンを持って悩んでいる。
「そりゃ、中を塗らなきゃ意味がないでしょうに!」
・・・ですよね?
21時過ぎには、ほぼ意識朦朧のまま、ベッドでバタンキュー。