4時17分起床。
ニュースチェック。
小沢さん、陸山会事件、控訴される。
あれ?
民主党は、小沢さんの党員資格停止処分を、解除したばっかりじゃないの?
判決が確定したら解除するとか言ってたのに、なんかちぐはぐ。
控訴ということは、最終判決はまだ先の話。
一説には、来年の夏までかかかるとか。
どいや?
ということは、小沢復権まだ先の話。
早とちりの民主党幹部も幹部だが、小沢さんも小沢さんだ。
秘書3人が逮捕されていて、議員自身が無罪放免だなんて、社会常識では通じない。
「疑わしきは罰しない」
とうだけの東京高裁での無罪判決だったわけで、起訴事実はほとんど認定されているのだ、裁判で。
だから、納得しなかった指定弁護士が控訴したわけだ。
6時には自宅を出て、ジョギングへ。
本日は、200歩ダッシュを19.5本。
最後の20本目は、100歩。
汗びっしょり。
ひっしこいて200歩走ると、距離にしておよそ300メートル。
つまり、300メートルダッシュ20本。
1本走るごとに、100歩、ゆっくり歩く。
その繰り返し。
こりゃいい運動だ。
西川進一コーチと一緒に走りたいぐらいだが。
7時46分には国対に入り、執務。
8時半、党本部707号室。
幼児教育議連 緊急総会。
中曽根会長や河村建夫、小坂憲次、塩谷立など、歴代文部科学大臣勢揃い。
「子ども子育て新システム関連3法案」への対策会議。
本日午後の代表質問の馳原稿を中心に、議論。
・ 株式会社参入反対
・ 保育の措置義務は公的役割
・ 幼稚園を初っ端に組み込んだ、平成19年学校教育法改正の趣旨逸脱
・ 保育園での幼児教育機能の強化
・ 幼児教育無償化という自民党政策の具現化
・ 保育士や幼稚園教諭の処遇改善=給料上げろ!
・ 子育て支援=預かり保育拡充や、保育ママや小規模保育などの財政支援拡充
・ 認定こども園の手続き簡素化と、サービス拡充
・ 幼稚園での預かり保育への財政支援拡充
などなどの意見が出る。
つまり、現行案の改善で対応することこそが、自民党案。
そのことを、厚生労働部会や内閣部会とともに、合同幹部会でまとめようじゃないか、と結論。
終了後、急いで衆議院3階の自民党国対へ。
ちょうど、国対正副会議中。
高木毅さんに、
「お願い、今日は再質問したいから、議運で報告しといて!」と、お願いすると、
「いいけど、そのかわり、自分の質問時間の15分のうち、1分30秒は残しておいてね。それから、質問する最初に、再質問する可能性があるって、発言してね!」と、アドバイスをいただく。
やった。
再質問制度、使ってみたかったんだ。
小渕報告の件か、認定こども園5年後見直し問題で再質問しよう!
国対正副会議後、なぜか、副委員長同士でしゃべっていると、自動円型掃除機「ルンバ」の話で盛り上がる。
お金持ち?の徳田毅代議士がルンバを使っているそうで、
「あれ、留守中に、むちゃくちゃホコリ吸い取ってますよ。家に帰ったらたまってますもん!」
と、誇らしげに言うもんだから、みんな、その話題で大盛りあがり。
でも、おれんちにあったら、必ずタンバリンがかじって壊しちゃうだろうなぁ。
10時、党本部704号室にて、女性1192特命委員会。
株式会社ワーク・ライフバランスの、小室淑恵社長より、政策提言をいただく。
いつもながらの早口だが、その中身がすべてぎっしりと凝縮された発言であり、小気味いい。
テーマは、「労働時間に対する国家戦略の必要性について」 「OECD加盟国で、日本の労働生産性は22位」・・・
つまり、残業時間はトップクラスだが、仕事の成果は最低クラスだということ。
残業してる割には、仕事の能率が悪いってこと。
だったらどうするか!
若者の雇用を増やして、時間制約させて、残業をさせない会社にすること、だって。
定時後の時間で、育児、介護、健康維持、地域貢献すべし、と。
「そのほうがスキルアップもできるし、子どもや夫婦の時間もできるので、生活にゆとりができる」と。
で、国家戦略としどうするか!
「長時間労働させる企業が損をする仕組みづくり!」だと。
例=国際会計基準では、積み残した有給は負債
なるほど。
女性活躍のヒントをたくさんいただいた。
感謝。
来週は、ベンチャー企業の女性社長にうかがう。
ぜひ、この勉強の成果を、「女性政策=国家戦略」としてまとめ上げたい。
女性が消費をリードしている=女性が輝く社会=女性が働き続けられる社会=1192!
男性も女性も、育児も仕事も近所付き合いもPTAも!だ。
11時20分より、衆議院医務室へ。
健康診断。
「内臓脂肪レベル数値が高いですね!」と、看護師さんから指摘をうける。
呑みすぎか?
「でも、体内年齢は46歳ですよ!」
・・・・たった5歳年下かよ。
もうちょっと走りこまなきゃね。
終了後、党本部に舞い戻り、清和会昼食会。
先ほど看護師さんに言われたばかりなのに、親子丼をぺろりと平らげる。
やっぱ、食べなきゃ元気が出ないでしょ!
13時より、本会議。
子ども子育て新システム関連3法案趣旨説明質疑。
自民党を代表し、壇上で質問をさせていただく。
俺より先に登壇した野田聖子さんが、
「あたし、国会議員になって20年、初めての代表質問だわ!」と、盛り上がっていた。
え?
「郵政大臣とか、少子化担当大臣とか、やってなかったっけ?」
「答弁は何度もしてるけど、実は、党を代表しての本会議質問は初めてなの!馳ちゃんは何回目?」
「・・・自分は2回か3回くらいやってますよ!中堅が長いですから。そっか、野田さんみたいに早く大臣になっちゃうと、代表質問をさせてもらえないんだね!」と、妙に納得。
代表質問原稿は、伊吹先生や田村先生に何度も修正をいただいていたが、無事に言いたいことは言えた。
・ どうして認定こども園の改善策ではいけないのか?
・ 指定制により、株式会社が参入することの異議
・ 保護者と施設の直接契約による保育の質低下
・ 市町村による保育の措置義務の必要性
・ 中教審や社保審での審議の必要性
・ 認定こども園5年後見直しの有無
・ 待機児童解消対策にはなっていない
・ 個人給付と、法定代理受領の制度はわかりづらい
などなど。
再質問は、認定こども園見直し答弁の不備を突っ込む。
「2年前、幼児教育団体幹部に対して、認定こども園のことを、盲腸と表現しましたね。言葉には気をつけてください!その表現こそが、小宮山大臣が認定こども園をどう評価しているかを表しています。」と指摘すると、答弁の際に、謝罪撤回。
野田総理も、総合こども園や新システムについて、
「自公時代の審議会の議論や、平成21年の3.31小渕報告をも参考に作り上げた!」と明言した。
だったらば、真摯に、誠実に、修正協議に応じたらいい。
制度をこねくり回すのではなく、認定こども園の手続き簡素化と、財政支援拡充で十分対応できる。
とくに、幼稚園型認定こども園拡充や、保育士の処遇改善で、消費税増税の財源を使えばいいではないか。
そして、幼児教育を国策に!と言いたい。
来週からの特別委員会審議が楽しみだ。
本会議後、16時半より、財務省主税局の伊藤課長からレクをいただく。
わざわざ古谷主税局長が激励にお見えになる。
元石川県総務部長。
俺が参議院選挙に当選した時の、旧県庁の大掃除をした時の総務部長。
懐かしい。
17時、福島復興特命委員会の最終報告打ち合わせ。
終了後、北國新聞取材。
終了後、資料整理と執務。
来週からの特別委員会質問準備。
20時半から、勉強会。
さらに、特別委員会の質問のための取材を兼ねた焼き鳥屋。
22時過ぎ終了。
・・・いつものごとく、歩いて帰る。
食べたら歩く!
自宅についたら午前様・・・・
長い一日だった。