衆議院議員
はせ 浩 ホームページ

はせ 日記
平成24年
4月11日(水)

4月10日
4月12日


■4月11日(水)

 4時01分起床。
 ニュースチェック。
 ・ いよいよ明日から北朝鮮ミサイル発射週間?
 自滅への道。

 ・ おりんさんも5時には起きて、いつもながら2PMを見ている。
 今朝は、ママも一緒にベッドに入って、きゃあきゃあ言ってるぞ?
 なんだかねぇ。

 ・ そのおりんさんの部屋の2PMカレンダーには、毎週月曜日と木曜日の欄に、「ハングル語講座」「ワンポイントハングル」の書き込みが。
 ふと机の上を見れば、「NHKハングル語講座」のテキスト。
 不思議そうにそれを見てたら、おりんがママといっしょにハングル語を話し始めた。
 ・・・アンニョン イガセヨ!
 ・・・チョンマル マシソヨ!
 ・・・パパの知らない間に、韓流はこうして静かに浸透しているのだな。

 6時半には自宅出発。

 7時より、サンドイッチ勉強会。
 経済金融歴史問題について、とある会社の代表と、某国会議員 と、意見交換会。
 でも、経済問題よりも、その会社の代表の立志伝のほうが抜群に面白かった。
 21歳にして組合の副委員長となって、会社を人事で牛耳った話とか。
 28歳で独立した時の金融メカニズムの話とか。
 なるほど。
 人間、金がなきゃ知恵を、智慧も出ないときははったりを使いながら、たくましく生き抜いていかなきゃいけないんだな、と実感。
 人生サバイバル。
 「不思議と、一生懸命やっとりゃ、困ったときは誰か助けてくれるもんじゃ!」と。

 9時10分、国対正副会議。
 鳩山「要らん」外交について、予算委員会で追及したいとの、石破理事の方針が入る。
 北朝鮮ロケット発射時には、外交防衛問題で集中審議をせざるをえまい。
 定数削減一票の格差解消問題と、消費税増税法案について、いまだに民主党から国会の進め方について詳細な提案は、なし。
 一体何を考えているのか?
 外務委員会は、明日から正常化しそう。
 相変わらず田中真紀子委員長が、騒動を引き起こしているとか。
 「一般質疑させてくださいね!」と、小野寺五典さんにお願いしてあるので、その時は寺越武志問題を確認したい。

 11時より、鴨下PTの今後の打ち合わせ。
復興庁、環境省、法制局の担当者と、これまでの議論を整理。
 「次回は、地元産業界といわき市市長から、ヒアリングをしよう!」と、いうことで決定し、関係者に根回し。
 やはり、除染した後の帰還、生活再建には、ネックとなるのが土地の取り扱い。
 土地の取り扱いと、生活再建支援事業と。
 もちろん、除染後の放射性廃棄物を処分する「中間貯蔵施設」のめどをつけることも必要。
 立法化のアウトラインを整えたい。

 14時30分、国土交通省の前田大臣室へ。
 「フリーゲージトレイン導入を認可着工の条件としない!」
 「敦賀以西もフル規格で整備する!」
 この二つの言質を取る。
 そのために、率先垂範、北信越五県の国会議員を導入し、マスコミをも味方につける森喜朗会長。
 「俺には40年以上この問題にかかわってきた責任があるんだ。政権交代したからって、法律を捻じ曲げるような決定をしていいはずがない。ましてや、敦賀以西が放置されかかっているんだから、ここが踏ん張りどころだ!」と、気合が入り、前田大臣とひざ詰めで交渉。
 久保鉄道局長は、かんじんな情報を大臣にはあげていないことが判明し、
 「それは私が判断することですから大丈夫です!」と、FGTを敦賀以西認可着工の条件としないことや、敦賀以西フル規格整備を明言。
 おまけに、
 「京都や大阪と、敦賀以西のラインについて話し合う」
 「福井駅は福井国体までに共用できるように努力する」とも発言を引き出す。
 要望活動、大成功。

 15時より、党首討論
 @ 谷垣総裁
 総理の覚悟を問う!
 税と社会保障の一体改革はどうなっているのか?
 民主党内役職29名辞職、政務3役4名辞職、亀井さん離党。
 「政治生命をかける」という前に、連立の中をまとめるべきでは?

 @−A 野田総理
 「税と社会保障の一体改革法案」
 この国会での成立をめざし重大な決意で臨む。
 自見大臣は、連立内閣の一員として法案に署名している。
 自見大臣は新たな国民新党の代表。

 A 谷垣総裁
 民主党の足元が掌握できていないではないか。
 最高裁の一票の格差解消を、野田総理は前回のQTで明言した。
 ところが、「あれは総理の私的、個人的見解」との樽床発言は、心外。
 総理は昨日、一票の格差問題で、樽床さんにどういう指示を出したか?

 A−A 野田総理
 最高裁の指摘は違法状態。その脱却、最優先。
 4月中に成案を得るようにまとめてほしい、と、樽床さんに指示をした。
 谷垣さんは、せめて野党内の公明党と意見をすり合わせてほしい。
 定数削減と、国会議員の歳費削減は、自民党の態度が未定。
 衆参自民党で、議員歳費削減を明言してほしい。

 B 谷垣総裁
 まず最高裁が違法状態としている一票の格差解消最優先が当たり前。
 樽床さんから、まだその提案がない。
 憲法違反のこの問題を最優先とすべき。
 物事の軽重からいえば、違法状態を脱却することが最優先。
 野党をまとめろだなんて指摘するのは、野田さんは野党ボケ。
 総理こそが民主党内を掌握すべき。
 与党から、国会で処理すべき具体的提案を出すべき。
 輿石幹事長や城島国対委員長から全く提案がない。
 国会審議の具体的提案を出すべき。

 B−A 野田総理
 当然、審議をすべき。
 その枠組み、委員会の進めるべき段取りを近々示す。
 どうして党首会談を求めたか!
 法案提出した。予算も成立したので、党首同士で忌憚のない意見を、胸襟を開いてやりたい。

 C 谷垣総裁
 まずは国会の中でがっぷり、オープンな審議をすべき。
 論点が煮詰まってから、の党首会談は否定しない。
 民主党内からの声で、増税に反対の声がある。
 党内がまとまらないから、審議をゆっくりし、この国会で採決をしないという可能性があるのでは?
 今国会会期の中で、成立を期すのか?
 6月21日までの会期内に結論を出すということでいいのか?

 C−A 野田総理
 会期の中で成案を得て、成立を期す。
 だからこそ、大事なテーマでトップ同士が話し合いたい。
 自民党のマニフェストにも消費税は10%と書いてある。
 「持続可能な安定した財政と社会保障の制度」。
 問題意識はまったくいっしょ。
 我々は土俵に上がったのに、待った!はなしだ。

 D 谷垣総裁
 今の言葉は、野田総理にのしをつけてお返しする。
 国会審議のスケジュールも出さないで何を言うのか!
 無礼千万。
 そもそも問題意識は共通している。
 政府案は、一体改革になっていない。
 とくに、「最低保障年金7万円法案」は来年出すとか!
 負担減と給付減は国民の理解を得られない。
 この最低保障年金だけで、7%増税必要・・・無理じゃないか。
 後期高齢者医療制度廃止・・・無理じゃないか?民主党でも話が進んでいない。
 税と社会保障の一体改革の話が進んでいない。

 D−A 野田総理
 一体改革については3月30日に、社会保障の全体像について閣議決定している。
 新しい年金制度については来年出す。
 後期高齢者医療制度廃止に向けては、今国会中に出す。
 それ以外については、法案提出しているものがある。
 やや遅れるのは、被用者年金一体化。
 それは、今週中に出す。
 低年金対策、少子化対策、生活保護対策と問題意識は共通するのでは。

 E 谷垣総裁
 マニフェストの行程表に基づいた一体改革案は財源がなく、壁にぶち当たる。
 マニフェストを守るのか、マニフェストのけじめをつけるのか?
 総理の足元の液状化は、そこが原点。
 財源がなかったではないか!
 ウソの片棒を担いで税の議論はできない。

 E−A 野田総理
 マニフェストのできなかったこと、できたことの総括は、選挙でお示しする。
 税と社会保障の一体改革はまったなし。
 避けて通れない。

 F 谷垣総裁
 待ったなしという問題意識は共有している。
 民主党内に造反予備軍がいる。
 いずれ総理は党内で行き詰る。
 そうすると、内閣総辞職か、解散総選挙か。

 F−A 野田総理
 政治生命をかける。
 これは重たい言葉。
 通らなかったらどうする、ということを解釈するのは、野暮。
 重たい決意を理解してほしい。
 いろんなシミュレーションをうんぬんするのは野暮。

 G 谷垣総裁
 政治生命をかける・・・できなかったら総辞職か、解散かは、世辞の世界の道理。
 それが日本語。
 韓国の総選挙。
 鳩山さんのイラン二元外交。
 普天間で日本外交を傷つけた。
 北朝鮮ミサイル問題。
 こういうときこそ、米中韓と協力すべし。
 田中防衛大臣は無理。

 G−A 野田総理
 鳩山さんは、政府の姿勢に沿って対応していただいた。
 IAEAはダブルスタンダード?発言は訂正した。
 田中大臣は、職責を果たしてほしい。
 12日〜16日の人工衛星?ミサイル発射には万全を期す。

 H 谷垣総裁
 前田国交大臣選挙中の手紙のけじめが必要。
 成就しなければ、退陣か、総選挙を求める!
 と、いうわけで、緊張感のある、丁々発止のQTとなった。
 この後、初めてみんなの党の渡辺喜美代表が5分間だけ党首討論したが、支離滅裂。
 みんなの党はこれで評判を落とした、とは、永田町雀。
 それと比べると、
 ・ 「自民党を出来損ないと表現するだなんて、ちょっと、表現がおかしいんじゃないですか!」と、堂々と答弁した野田総理の前では、渡辺さんは、ただの悪がきにしか映らなかった。
 もうちょっと、5分間でワンポイントに絞って発言すればよかったのに。
 「これじゃ、共産党の志位さんのほうがよっぽどましだ!」と、永田町雀。 

 17時過ぎ、専修大学レスリング部へ。
 佐藤ヘッドコーチ、久木留コーチ、清水コーチ、鈴木コーチ、大谷コーチ。
 スタッフもそろい、 練習にも熱が入っている。
 すばらしい。

 夜は、雨の中を、おりんさんが塾に通い始めた記念に、親子3人で、中華料理。
 黒ゴマ担担麺定食、黒酢豚、アサリ焼、抜群においしかった。
 ごちそうさま! 


4月10日
4月12日
戻る
先頭メニューへ