なぜか、2時29分起床。
すっきりさわやか。
ニュースチェック。
・ 昨日の日経新聞で、馳浩の質問主意書への政府答弁が掲載されていた。
「国家公務員の秋採用の是非を検討」と。
これは、
「東大が秋入学を検討する以上、国家公務員の秋採用から率先して実施すべきではないか?」と、いう質問主意書への政府答弁。
経済界の秋新卒採用なくして秋入学の成功はなく、まずは、国家公務員採用から実施すべきと思う。
毎日新聞や共同通信や河北新報でも報道していただく。
古川大臣が議長を務める「グローバル人材育成推進会議」で具体的に協議するとのこと。
推移を見守りたいが、前向きな検討を促したい。
・ 国民新党は、与党か、野党か?
亀井静香代表は、連立離脱だと言っている。
亀井亜紀子政調会長は、私は野党だと言っている。
でも、自見庄三郎金融担当大臣は、「消費税増税法案」の閣議決定に、大臣として署名している。
わずか8名の少数政党。
そのうち6名が賛成したから、多数決で機関決定したと強弁する自見大臣。
しかし、党の代表と政調会長のダブル亀井が「消費税増税法案には、反対!」だと明言していて、それで機関決定といえるのか?
・・・・
政党政治崩壊。
何なんだ、この連立政権は?
野田総理は、まずは民主党内と連立与党内をまとめ上げるべきだ。
しばし、二度寝。
春眠暁を覚えず。
5時過ぎにまた目覚めて、今度は、テレビニュースチェック。
4月のはじめだからか、新人アナがいっぱいでてるけど、なんだか、女子アナというよりも、タレントさんのサークルって感じ。
日本の朝のニュース番組が、これでいいのかね?
7時半過ぎ、国対に入り、執務。
自宅近くは、桜も三分咲き。
8時、党本部704号室。
下村博文代議士肝いりの、「死因究明立法」について、審議。
議員立法取りまとめ段階なのだが、
「死因不明遺体の検視後、その情報をどこまで遺族に情報開示すべきだろうか?」と、いう議論で紛糾。
なんとか委員長提案で取りまとめできないだろうか、と幹部は思案。
9時10分、国対正副会議。
ここでもやはり、「国民新党は野党か、与党か?」で、もめる。
なぜかというと、本日、参議院で予算が否決された後に開催される両院協議会で、国民新党は与党なのか野党なのか、という問題が出てくるからだ。
どっち?
ダブル亀井さんは野党と言ってるけれど、自見大臣は国民新党として賛成で署名している。
と、いうことは、まだ与党?
どっち?
ダブル亀井さんは、離党したの?
わからん・・・
午前中、著作権法改正案の修正問題で、与野党内調整。
もちろん、党内調整も。
来週あたりには、なんとかなりそうか。
民主党の田島一成筆頭理事と、今後の打ち合わせ。
執務後、11時、日本武道館へ。
専修大学入学式。
武道館周辺の桜は、ほぼ満開。
春爛漫。
おとといの暴風雨はなんだったのか?とさえ思える、暖かさ。
武道館の会場に到着した時、アカペラでアメイジング・グレイス♪の迫力ある美声が流れていた。
なんだ?
卒業生のOG「やまもときょうこ」さんによる独唱プレゼント。
すばらしい。
武道館も揺れる。
声楽家は、すごい。
スペインを中心に活躍中。
もう一曲、「ホワッツ・ア・ワンダフル・ワールド♪」
そのあとは、専修大学全学応援団チアリーダー部による応援演舞。
これまた、すごい。
すごいとしか言いようがない。
新入学生にも、この熱さは伝わっただろう。
式典終了後、武道館前で、体育事務部の新関さんや、OB職員の安藤さんと懇談。
懇談しているところに通りかかったのが、愛媛県から息子の晴れ姿を見にやってきた、近藤さんご夫妻。
長男たつやは3年生で、次男まさきは、今日が入学式。
「息子の追っかけなんですぅ!」と、苦笑いのお母さん。
「いいじゃないですか、息子の追っかけを励みに仕事も張り合いができるし!」と激励し、ご夫妻を記念撮影。
日本武道館前で、パチリ!
ここから歩いて10分、専修大学の神田校舎前、黒門広場へ移動。
ここで、1年生9名と、保護者の皆様と合流。
黒門前で、記念撮影。
撮影後、専修大学神田校舎8C教室にて、保護者会。
新人9名と、その保護者全員参加。
谷藤(池田高校) 武田(山形商業) 雫田(小諸高校) 近藤(八幡浜工業高校) 魚住(兵庫育英高校) 桑原(秋田商業) 原田(島原高校) 荻原(沼津城北高校) 北村(玉名工業)
全9名。
「この9名そろって、4年後の卒業式を迎えることが、我々の使命であります!」と、まじは真面目に訓示。
そのあとは、久木留コーチ、木村コーチ、鈴木コーチ、半田主将、大平主務がご挨拶。
最後に、食事をしながら、保護者の皆様から一言をいただく。
「息子の追っかけをしています、近藤の母です!」で、大笑い。
学生は、8月のインカレ終了後まで、自宅には帰れない。
体育寮では、洗濯も掃除も自分でしなければならない。
それが、自立への第一歩。
「酒、金、女、そして携帯電話、消費者契約など、誘惑は多い。何かあったら、いつでも相談してください!」と、学生にも、保護者にも、誘惑には敏感になってほしいとアドバイス。
木幡部長や鈴木啓三総監督もお見えになり、ごあいさつをいただく。
14時、散会。
国会に戻り、14時50分より、第一回目の本会議。
本会議中に、民主党の田島さんや石井委員長と、著作権法改正案審議について打ち合わせ。
15時、「衆議院選挙制度を抜本的に改正する議連」総会。
講師は、小選挙区制度をまとめ上げた当時の自民党総裁である、河野洋平元議長。
「私を講師に呼んだということは、小選挙区制をお詫びさせようという魂胆ですね、加藤紘一さんも渡部こうぞうさんも!」
「でも、そのおぜん立てをしたのは、そこにいる森喜朗さん(当時自民党幹事長)ですからね!」と、笑いを誘いながら核心に迫る。
最期にマイクを渡された森先生は、次々と衝撃的な歴史的経緯を披露。
「本当は私と冬柴さんと小沢一郎さんとで、150選挙区450人定員の、中選挙区制に戻そうという約束があったんですよ!」
「そのことを小沢さんは、忘れちゃったんですかね?」
「あの時は毎日だれが離党するかの心配ばかりで・・・・」
「マスコミも悪いんですよ。小選挙区制賛同者は改革派で、中選挙区制は守旧派ってレッテル張りをしたんです!」
「うちの派閥が一番離党者が多かったかな。そこにいる園田さん、鹿野さん、武村さん、・・・・30人ぐらいいたよ」
「小選挙区制に賛成してくれって、こうやって襟元つかまれて、首絞められたこともあったよ、しょっちゅう!」
「自自公やるときに、小沢さんはこの比例代表を削減して300にするって言って突っ張って、そりゃできないんだよって、ずいぶんと小渕さんは心を痛めたんだよ!」
「そこにいる石原(のぶてる)さんと樽床さんは、決める立場にいるんだから、ここはもう、お互いに党内の一任を取り付けて決めるしかないんだよ!」
「石原さんはすでに中選挙区制って表明してる。樽床さんも今日ここに来たってことは、腹を決めなきゃいけないよ!行動しなきゃ。決めなきゃいけないんだよ、責任ある立場の政治家が!」
「とにかく、かつての選挙制度改革の失敗は、審議の行方を、政治臨調っていう、学者に任せたことなんだよ。やっぱりこういうことは、政治家が腹をくくって自分たちで決めなきゃ!」
「いま、中選挙区制に戻して大胆に定数削減をする改革ができなきゃ、歴史を作った当事者として、俺も中途半端なままで終わってしまうし、辞めるわけにはいかない!」
「ここで抜本改革して中選挙区制に戻さないと、我々は国政に責任を果たせない!」
「小選挙区制もブロック別の比例代表も、いい加減に決めたんだから、いい加減、抜本改革すべきなんだよ!」
とまぁ、そこまで言っちゃっていいの?ってほどの、すさまじい演説。
これを聞いたら、そんじゃそこらの政治評論家も、かつての熱病のように、うなされた選挙制度改革の政界の常識を覆さざるを得まい。
まさしく歴史の生き証人としての演説であり、我々側近ですら知らない話のオンパレード。
・ 大胆に定数削減
・ 2〜4名の中選挙区制
大枠はこれで行くしかあるまい。
面積基準は、一応配慮すべきだが、大きなハードルではない。
最高裁の「一票の格差」違憲状態判決を、見過ごしてはならない。
司法の判断を受け入れられていない我々立法府は、恥じ入るべきだし、だからこそ抜本改革すべきだ。
そう迫るだけの迫力ある演説だった。
17時20分、本会議第2ラウンド。
平成24年度予算成立。
ひと山越えた。
次は、郵政改革法案?それとも国民新党分裂?
いやいや、消費税増税法案審議に早く入るべきだ。
18時より、専修大学レスリング部OB会。
OB会活性化や、現役学生応援のため、財務体質強化や広報強化策などを議論。
20時45分お開き。
まだ早いので、歩いて帰る。
靖国神社や、皇居お堀周辺や、赤坂御苑周辺の桜は満開。
夜桜はきれいだ。
21時すぎても、まだ皇居ジョギングの列は途絶えていない。
そのわきを、歩いて帰る。