5時39分起床。
ニュースチェック。
今朝の目覚めは新潟県。
新聞は、新潟日報。
一面には、「大和新潟店跡地、9階建て複合ビル構想」と。
金沢の老舗百貨店「大和」。
旧新潟店は、2年前に閉鎖となっていたのだが、ようやく跡地構想が動き出したのかと、興味深く拝見。
周辺地域との一体再開発構想となっている模様。
跡地売却がとん挫していただけに、再開発構想が動き出してよかった。
コンセプトは、「まちなか居住」 「防災機能」 「環境配慮」 とか。
さて、民主党の消費税増税法案の党内調整が本日未明、議論打ち切り。
前原政調会長の粘り勝ち?
いや、反対派が、数値目標を入れさせたことこそが、爪痕を残した粘り勝ち?
評価はまだ。
・ 景気弾力条項に、経済成長率名目3%、実質2%を努力目標として書き込む。
・ 再増税条項を削除。
との2条件を、前原政調会長、野田総理了解のもとに出して、強引にまとめ上げた。
準決勝通過。
小沢派も、ここでとりあえず矛を収めるのではないか。
消費税増税反対派の決勝戦は、衆議院での採決。
造反?
おそらく、5月中旬から下旬となろう。
自民党はどうする?
当然、修正可決を目指すべきであると考える。
・ その自民党総務会。
郵政改革関連法案で、中川秀直元幹事長や菅よしひで元総務相や、小泉進次郎青年局長の反対を押し切って、総務会で了承を取り付けた、と。
5社化を4社化にすることと、金融2社の株式完全売却を「できる限り早期に」という延長項目を入れたこと。
完全民営化先送り、を、「小泉改革の後退だ!」と筋を通した中川さん。
玉虫色決着の感想は否めない。
しかし、ここがねじれ国会の動かしどころ。
公明党が仲裁案を出し、民主党が賛同し、株式売却を復興の財源とするという背景がある以上、落としどころはこのあたり。
・ 終末期の患者に胃瘻をせずに、最期を看取ることをガイドラインで認める、と。
これは、尊厳死法制化の一里塚。
「本人の意思確認と、家族や関係者との話し合いで意思決定がなされること」と。
いかにして人生の最後を迎えるかの、死生観ともかかわる問題。
ガイドラインをまとめた胃瘻学会の英断に敬意を表したい。
7時半、ホテルで朝食をいただき、新潟市体育館へ。
全国高校選抜レスリング選手権大会。
日本レスリング協会 副会長として陪席。
団体戦の準々決勝、準決勝、決勝。
そして、決勝。
昨日の予選で、有力校の霞ヶ浦高校は花崎徳栄高校に2−5で負けるという番狂わせ。
また、京都の網野高校も、レギュラーがそろえられず、初戦敗退。
高校野球ではないが、下馬評通りにいかないところが高校生。
そんな混戦の中を勝ち上がってきたのが、花咲徳栄高校と、沖縄の浦添工業高校。
大接戦の決勝戦。
軽量級から立て続けに3階級を、花咲徳栄高校が連取。
万事休すかと思いきや。
66キロ級の屋比久選手、74キロ級の本村選手、84キロ級の与那覇選手。
3連勝で追いつく。
3−3のタイスコア。
会場内も興奮のるつぼ。
決選は120キロ級。
こちらもピリオドスコア1−1のイーブンで迎えた第3ピリオド。
2分間の規定時間では終わらず、クリンチ勝負。
くじ引きで出た球の色は、赤。
これで、浦添工業高校の宮國選手が見事に1ポイントを取り、浦添工業高校は涙涙の初優勝。
すばらしい優勝。
沖縄チームがこの選抜大会で優勝したのは、55年の歴史上初めて。
最大の賛辞でたたえたい。
屋比久監督おめでとう。
選手諸君、おめでとう!
感動の決勝戦だった。
国政にもこういう感動が必要ではないか?
夜は、19時より、専修大学レスリング部OB会。
場所は、新潟駅前の「若竹鮨」。
OBの笠井たけしの実家が営業する人気のお店。
出席したのは、地元新潟からは、高橋、伊藤正男、山賀、藤石、石山、伊藤正人。
県外からは、島田(富山)、馳(石川)、荒尾(千葉)、上野(岩手)。
大学OBがそろえば、話はやっぱり体育寮生活の思い出。
部屋祭りや、多摩川ボート漕ぎ大会などの、とんでもない話ばっかりで盛り上がる。最後は万歳三唱でお開き。
感謝。