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はせ 日記
平成24年
3月24日(土)

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■3月24日(土)

 3時12分起床。
 秘書さんからの電話。
 「朝です、起きてください!」
 「ちょっと早すぎない?」
 「朝起き会の準備してください!」と、電話口でけたたましく叫ぶので、
 「わかりました!」と、素直に起きるのであった。

 そうだ、今朝は朝起き会に出席後、名古屋に日帰り出張なのだった。
 と、いうことで、東京から研修に来ている秘書をアパ駅前ホテルに迎えに行き、朝起き会 城南支部へ。
 なぜに俺が迎えに行かねばならないのか!
 秘書が運転できないからだ・・・・

 城南支部会場に到着。
 いつものように、助手席ドアを開けてくださる城南支部の上野さん。
 ところが、そこに座っていたのは東京秘書。
 そして、運転席で微笑む馳浩。
 「あれ〜〜、どうして代議士が運転してるんですか?」
 「・・・・秘書が運転できないものですから・・・・」と、いうわけで、今日一日、私は代議士兼、車の運転手 。

 演壇では、一句で今週を振り返る。
 3.19 オンリーワン 小松精練 技術力
 3.20 春分の 日にプロレスの 国技館
 3.21 尊厳死 法制化へと 第一歩
 3.22 親学を 学ぶ時代に なる日本
 3.23 年金の 運用失敗 AIJ
      市議会や 春一番の 議長選
      春一番 共産党とも手を組んで
      春一番 三派連合 鍔迫り合い
 3.24 通知票 助けたで賞 皆勤賞

 人事の季節ゆえ、市議会議長選挙は、熾烈だったとの今朝の北國新聞記事。
 委員長、副委員長の人事も、同数で選挙になったと。
 市議会人事には、国会議員も県議会議員も、口ははさめない。
 いや、はさんではならない。
 それは基本。
 政党としての政治活動と、議会運営における会派活動とは、ときにしてベクトルが違う。
 同じ自民党なのに、会派として分裂している議会は、石川県内でも珍しくはない。
 でも、ふだんは独立独歩の共産党と組んでの人事とは、珍しいのではないか?

 5時45分、早めに城南支部の会場を退出させていただき、名古屋へ向けてハンドルを握る。
 東京秘書も、研修のためにナビ役として助手席に乗っているが、しかし、口を開けて寝ちゃったぞ?
 おいおい、道案内じゃないの?
 「秘書さん?寝てるの?」と、運転しながら聞くと、
 「はっ!!!いえ、寝てなんていませんよ。目をつぶってるだけです。起きてます!」と、目をぱっちりと開ける演技がまた、いじらしいというかなんというか、すばらしい。
 この大根役者め。
 目をつぶってるだけなのに、どうして口を開けてるんだ?
 3回くらいそんなやり取りを繰り返し、
 「無理せんで、寝不足なんでしょうから寝てていいですよ!」と、告げる。
 昨夜も末っ子で12時半までお付き合いしてたはずだし。
 もちろん、俺も2時間しか寝ていないが。
 「でもね、金沢事務所の秘書は、朝起き会と地元日程の対応に追われて、週末はいつもこんな感じですよ。朝は3時に起きてから、夜は10時過ぎまでお付き合いがあって!」と、申し上げると、あれま、東京秘書、黙っちゃったよ。
 この1週間研修ですら、助手席で口を開けて寝てるようでは、心もとないぞ。
 地元秘書は、休みはあってなきがごとし。
 地方議員との情報交換や、企業後援会の会費集めや、支援者との打ち合わせや、有権者からの苦情処理も一手にこなす。
 だからこそ、東京秘書は、この石川一区という地元あってこそ、馳浩の国会活動が成り立っている、ということをわかってほしい。
 研修は1週間で終わるけれど、地元活動に終わりはないのだから。
 選挙区こそが、政治家を鍛える道場。
 自分自身も、そして秘書さんも、一心同体で取り組まねばならないと思う。
 常に謙虚に、反省あるのみ。

 車の外の景色は、雪の彦根。
 おいおい、3月末でまだ雪かよ!
 慎重にドライブ。
 北陸道を越え、名神高速に入ると、間もなく快晴の名古屋へ。
 一宮インターを過ぎ、新しい環状線でちょっと道に迷ったけれど、開会式5分前には、無事に「日本ガイシホール」到着。
 そのまま開会式に臨む。

 第2回 春の全国女子小学生ドッジボール選手権 全国大会。
 韓国協会の金ジョンテ会長も来賓としてお見えになる。
 感謝。
 会長として、ごあいさつ。
 ごあいさつの後は、しばし観戦。
 女子だけの大会は昨年に引き続き、2回目。
 正直、男子混合の大会と比べ、実力は落ちるが、ポテンシャルは高い。
 ドッジボールもなでしこの時代か。
 石川県の石田理事長とも、情報交換。

 11時過ぎ、金沢へとんぼ返り。
 途中、長良川SAにてお昼ご飯。
 「高山ラーメン」と「味噌カツ丼」。
 美味い!
 美味すぎる!
 これぞふるさとグルメの王道。
 高速道路のSAで、こういう食事をすることのない東京秘書は、A級グルメに大喜び。
 おなかも満タンとなり、ガソリンも満タンにして、一路金沢へ。

 金沢は氷雨。
 春というのに、冷たい雨。
 晴れていたらそのまま街頭演説の予定だった。
 急きょ予定変更し、小学校から同級生の「チャーミー」美容室へ。
 「あんた、来たんか?」
 「き、来たんかはないやろ、お客さんやぞ!」
 「ほんで、どうするがや?」
 「お任せ!」
 「どや、頭の後ろ側がべったりしとるから、パーマかけてみたらどうや?ふんわりするぞ!」
 「ぱ、パーマ?そんなの、教員時代以来、27年間、したことないぞ!」
 「心配なら、ゆるゆるパーマにしたげるさけ、してみまっし!」
 ・・・・という幼馴染のチャーミーのアドバイスに素直に従い、一念発起、パーマをかけていただく。
 「馳な、髪質がストレートで軟らかいさけ、てっぺんのほうとか、後ろのほうがひらべったくなって、かっぱみたいになるげんて。パーマでふんわりさせたら、少しは若返れんぞ!」
 ・・・・って、こんな失礼なこと、同級生にしか言えんぞ、とか思いながらも、実は当たっている。
 自分でも、最近、薄くなったかなと気になっていたところだ。
 で、待つこと1時間。
 パーマの出来上がり。
 じゃじゃ〜〜〜〜ん。
 どう?
 「おお、はせ、若返ったがイね!」と、チャーミーも、してやったりの大喜び、鼻高々。
 昔っから、鼻高々の女だったが、でも、確かに、チャーミーの言うとおり、自分でもお気に入りの出来上がりだ。
 これも、俺の髪質を知り抜いている、42年の幼馴染ゆえか?

 夕方、辻ジムでトレーニング41セット。
 シャワーを浴びてシャンプーリンスしたら、せっかくのパーマが、パー。
 ・・・・あほちゃうか、オレ・・・

 夜は、大学教授、企業経営者とともに、「ものづくり」をテーマの勉強会。
 日本ならではの技術力、科学技術力、ものづくりの職人力を磨くことなくして、日本経済の未来はない。
 近々、北陸の有名なものづくり工場をいくつか、視察にいっしょに行くことを約束しあう。 

 23時過ぎ、帰宅。
 バタンキュー。 


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