衆議院議員
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はせ 日記
平成24年
3月21日(水)

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■3月21日(水)

 3時54分起床。
 今朝もおりんさんの目覚まし時計で目覚める。
 リビングに降りて、テレビのニュース番組を流しながら、パソコン。
 先週の法務委員会と文部科学委員会の議事録を精査。
 政府答弁をあれこれとチェック。
 次回の質問に備えるため。
 政策実現のためにも、ねちねちと、執拗に質問を重ねたい。
 義務標準法の順次改正か、それとも加配定数拡充か、の判断しどころ。
 教職員の定数改善計画は、長期的な視野に立てば必要。
 現場の声に沿うような弾力的な配置。
 それでいて、教員の質向上に資する給与体系にしたい。

 テレビのニュース画面チェック。
 @ 工事現場の足場が倒れ、もうすぐ小学1年生の子供が死亡。
 いたたまれない。
 入学式を楽しみにしていたお父さんや、ランドセルを抱えたままのおじいちゃんのコメントが悲しい。
 ご遺族は、憤懣やるかたなく、泣くに泣けない。
 あってはならない事故。
 事故原因究明すべし。

 A 天皇陛下の胸水抜く治療、無事に終了。
 それにつけても、ご高齢であり、公務負担問題は残る。
 公式行事出席など、皇太子殿下御夫妻に、なんとか代わっていただけないものか。

 B 昨日は、オウム真理教地下鉄サリン事件から、17年目。
 未だあの事件を風化させてはならない。
 犠牲者を追悼。
 カルト宗教のテロ。
 国家社会転覆事件。
 その歯止めがしっかりと法的にできているだろうか。
 被害者や遺族への賠償問題も解決していない。
 今一度、かみしめなければ。
 オウム対策新法についても、ぜひとも、陽の目を見せたい。

 7時過ぎには国対に入る。
 風は冷たいが、さわやかな太陽。

 日程、資料整理。 

 8時、党本部707号室。
 文部科学部会の幹部会。
 次期総選挙の公約そうざらい。
 前回の衆議院選挙や、2年前の参議院選挙、そして昨年の統一地方選挙の党本部の公約集を精査。
 そのうえで、発言。
 @ 改正教育基本法に基づく「第2期教育振興基本計画」の作成を目指すべき。そのためにも、第1期〜計画の検証が必要。
 A 何のために教育に税金を使うのか、そのモチベーションこそ、自民党の主張すべきところ、ではないか。
 よりよき社会人として、職業人として、家庭人として、そしてまた納税者としての公益を理解すべきではない?何のために学ぶのか、の根本論だ!
 B 東日本大震災を受けて、小中学校の設置基準に、「津波対策・地震対策・防災対策・避難所機能化・備蓄倉庫化」を入れるべきではないか。
 C 特別支援教育の教員の専門性向上を入れてほしい。
 D 義務教育の教員定数配置について、自民党の方針を議論すべき。加配定数の拡充と弾力化か、それとも、順次法改正し定数改善計画を中学3年生まで作るか。
 E 被災地のスクールカウンセラー配置の恒久化と拡充を。
 F 震災時に学校で何が起こったかの記録化と、教材化を検討すべきでは。
 G 国立大学法人の運営費交付金の安定的な確保をぜひとも入れてほしい。経営のめどが立てられない。
 などなど。

 9時10分、国対正副会議。
 今日明日と、各委員会での法案採決が相次ぐ。
 そこで、金曜日は、お昼休みの12時から本会議が入る予定。
 予算関連の日切れ法案が中心。
 参議委での予算審議も大詰めを迎え、あわただしくなってきた。
 また、岸田国対委員長より、
 「今朝の公明党との2幹事長2国対委員長会談では、郵政改革法案の処理や、選挙制度改革について意見交換がなされた。時限を決めて処理をすべきだが、民主党の対応も野党任せのところがあり、不透明。国民新党も消費税法案閣議決定でどう転ぶやら。」と、今週と来週が、予算審議の山場であり、国会運営の要であると強調。

 午前中は、国対の部屋で、予算委員会の1か月半でたまりにたまった資料整理。
 政策ごとのファイルや新聞記事が、積み上げれば20センチメートルほど折り重なっている。
 膨大な資料だけれど、どれ一つとして無駄にはできない。
 一つ一つのファイルの内容を確認しながら整理。

 10時30分、議員会館に戻る。
 本日より、金沢の秘書が研修にやってきている。
 勝手が違うのか、金沢での威勢の良さは影をひそめ、おとなしく東京秘書の指示に従ってちょこまか動き回っているのを見ると、ちょっとおかしくなる。
 さっそく、ファイル整理の指示。
 石川県建築組合連合会の加藤&中川副会長がお見えになり、
 「消費税増税反対」「零細事業者への配慮を」と、いう要望書を持参される。
 せっかくなので、カルピスを飲みながら、意見交換をさせていただく。

 11時30分より、健康センター。
 赤坂御苑を一周。
 帰ってきて、3点倒立2分。
 ダンベル9セット。
 ショルダー、アーム、ラテラル。
 小一時間。
 体重は、96.0キログラム。
 体脂肪は、25.7%。
 まず、まず。

 13時、環境省事務方と打ち合わせ。
 明日の「鴨下PT」の打ち合わせ。
 文部科学省からの「損害賠償の指針作り」の報告と、福島県議の報告をいただき、質疑応答。
 そして次回は、本来の提案である、「土地買い上げ」問題での立法措置検討。
 法制局もお招きしており、調整原案を作ることになる。

 14時、内閣府設置法改正案。
 宇宙基本法附則に基づき、宇宙政策委員会を内閣府に設置し、宇宙政策のコントロールタワーを内閣府に置く改正案。
 「ところで、この改正案が成立すれば、北朝鮮の人工衛星打ち上げに対応できるのですか?」と質問。
 防衛省は、PAC3を沖縄に配置すると息巻いているが、大丈夫か?
 迎撃できるのか?
 そもそも、人工衛星と主張しているロケット発射を、どうやって我が国は迎撃する根拠を持てるのか?
 おそらく、「人工衛星の発射角度で確認するしかない!」となるだろう。
 そのあたりは機密情報の公開になるので防衛省も内閣府も言えまいが、法改正によって、情報共有が迅速になることを願いたい。
 官房長官の主導のもと、安保対応・危機管理対応が今まで以上に深まることを期待したい。

 16時からは、生活保護に関するPT。
 大阪府堺市で生活保護の実証調査を実際に行っていた道中教授(関西国際大)より、生活保護受給者の実情について報告あり。
 実態調査の統計から見えてくることはたくさんある。
 質疑応答では、
 ・ 「親になる準備もなく母親になってしまった母子家庭について」
 ・ 「児童虐待対策の、親支援プログラムについて」
 ・ 「共同親権について」
 道中先生の見解をうかがう。
 ・・・・・・・・
 「子どもは社会が育てるもの」この一言には、クエスチョンマーク。
 ???
 やはり、親責任が一義的に優先するのではないか?
 子育ては社会の責任?
 それは、どうなんだろう。
 支援が必要な親に対するセーフティネット。
 それこそが、社会保障の理念ではないのか?

 17時半より、野田内閣不適格閣僚PT。
 次から次へと、信じられない情報が浮かび上がってくる。
 野田総理。
 本当に人事の前に身体検査をしたんですか? 


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