衆議院議員
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はせ 日記
平成24年
3月9日(金)

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■3月9日(金)

 昨日で予算が上がり、衆議院は急に閑古鳥。
 本日からは、参議院での審議開始。
 手始めに、決算委員会。
 そういえば。
 昨年は、この参議院での決算委員会テレビ入り審議の時に、地震がやってきたのだった。
 3月11日、金曜日、午後2時46分。
 まさにその時。
 私は羽田空港のJAL貴賓室にいて、テレビの国会中継を見ていた。
 その揺れの大きさと長さを、忘れられない。
 映像が緊急非常時用に切り替わった瞬間からの、言いようのない不安を、忘れられない。
 あれから一年。
 地震、津波、原発事故、避難生活、そして風評被害。
 5重苦に見舞われた東北3県。
 いや、お隣の茨城県、青森県、山形県、新潟県、そして千葉県や長野県までも被害は及んだ。
 いまだ復興できない被災地。
 地盤沈下したままで、手つかずの沿岸部の街並み。
 がれきですら手つかず。
 行方不明者も、数千人単位。
 1年たっても帰還のめどの立たない放射線高線量地域。
 職員の大半が被災してしまい、日常の行政業務すら回復できていない自治体。
 やっぱり、オールジャパンで支援を進めなければならない。
 どう考えても、解散総選挙だなどと言っている場合ではない。
 現政権への批判や、物事が前に進まない国政の現状には、野党にまで不信感が突きつけられている。
 そのことを払拭するためにも、やはり被災地支援には全力を傾注し続けなければならない。

 来週から、鴨下一郎座長のもとで、
 「放射能高線量地域の、土地買い取りor買い上げ法」 「がれき広域処理推進法」の2本を自民党として検討することになった。
 その事務局長を務める。
 この議員立法の意味するところは大きい。
 放射能との目に見えない戦いの一助にするための立法。
 一つずつ、被災地や避難民の声にこたえる必要がる。
 そのためにも英知を結集し、形にしていかなければならないと切に思う。

 小雨の中、午前8時には国対に入り、執務。
 この1か月半の予算委員会がらみの資料を総ざらえして、整理を始める。

 10時、子ども子育て新システムについて、内閣府の村木統括官より、最終案の説明をいただく。
 ・ 幼児教育無償化による保護者負担軽減策と保育の充実
 ・ 都会限定の待機児童ゼロ作戦
 ・ 経営難の幼稚園の認定こども園衣替えへのハードルを下げる
 これは自公改革案であり、現行制度の改革案。
 それを大幅にいじくりまわす「指定性」「株式会社参入」「総合こども園」「内閣府所管」という新システムには、いまだに疑問がぬぐえない。
 本当に総合こども園で、0〜2歳の待機児童ゼロ作戦が解消されるのか?
 総合こども園になれば、現行幼稚園の施設整備費がすんなりと出てくるのか?
 株式会社の撤退を阻止できるのか?
 指定性により、市町村の保育提供の義務化を担保できるのか?
 国の所管は内閣府だが、地方自治体の所管組織はどこになるのか?
 ことが就学前の子供の居場所問題であり、女性のライフ&ワークバランスを支える重要政策。
 十分に政府案を吟味しなければならない。 

 10時半、国交省の松原港湾課長より、金沢港の港湾計画の変更について説明をいただく。
 堤防の延長、工事費でおよそ10億円分。
 この工事によって、13メートルの航路を確実に確保することになる。

 11時半より、自民党石川県連5役と、打ち合わせ食事会。
 石川県より、和田内幹事長、木本利夫、下沢佳充(よしたか)、吉崎よしのり、中村勲の各県議が上京。
 国会議員は、森喜朗、北村茂男、岡田直樹県連会長、馳浩が出席。
 案件は、
 @ 次期県連会長人事・・・3月中に国会議員同士の話し合いでめどをつける
 A 会長代行職の是非検討・・・和田内幹事長の申し入れ
 B 政経塾構想・・・岡田県連会長の準備状況確認
 C 来年の参議院選挙候補者選考問題・・・自薦他薦公募。選考委員会の立ち上げ
 D 解散総選挙情報交換・・・被災地復興最優先と、民主党内混迷事情
 など。

 14時、混雑する首都高速を抜けて、羽田空港へ。
 15時15分発の飛行機で、小松空港へ。
 16時半到着。
 そのまま、千坂公民館へ。
 あさっての「千坂国政報告会」開催のお願いと、意見交換。
 公民館館長の小藤さん、北村主事、五十嵐主事に、ごあいさつ。
 準備状況や国会の様子を報告させていただく。

 打ち合わせ終了後、公民館を出ようとしたら、英語教室の子どもたちと遭遇。
 「あ。はせや、はせ!」
 無邪気に呼び捨てにするこどもたち。
 そっか、街中のポスターを見て、顔は知ってるわけだ。

 ご近所の中田良作千坂の会会長ご自宅にお伺いして、ごあいさつ。
 ちょうど、保育園帰りのお孫さんに晩御飯を食べさせている途中。
 かぼちゃの煮つけがおいしかった。
 ご相伴にあずかる。

 18時、銀河の会役員会。
 日ごろの物心両面でのご支援に感謝。
 新副会長紹介。
 国政報告。
 そして、4月14日自民党金沢支部講演会(茂木敏充政調会長)、6月10日連合後援会政経セミナー(石破茂)のご参加依頼。
 途中、秘書が呼びに来る。
 「金沢大学の並木教授が隣の会場にお見えです。ごあいさつに行ってください!」と。
 何だろうとお伺いすると、泌尿器科の全国学会の打ち上げ懇親会だった。
 さっそく一言ご挨拶をさせていただく。

 20時過ぎ、金沢エクセルホテル東急へ。
 下沢佳充県議の新年県政報告会。
 会場あふれんばかりのたくさんの人出。
 ごあいさつをさせていただく。
 感謝。
 21時には終了し、自宅に戻り、着替えて雑務処理。

 22時半、百坂町の壮年会有志に呼び出されて、末っ子へ。
 晩御飯を食べていなかったので、近所のサンクスでお弁当を買って温めてもらって、食べる。
 焼酎お湯割りをジョッキで一杯いただきながら、遅い晩御飯。
 高崎さん、中西さん、出村さんご夫妻、山田さん、平木さん、もっちゃん。
 いつもの和やかなメンバー。
 おとなりのスナックON AIRの向社長は、奥様がもうすぐ出産(臨月)ということで、気もそぞろだった。
 ご近所の噂話や、国政の話題を語り合いながら、午前様。
 楽しいひと時。 


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