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はせ 日記
平成24年
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■2月15日(水)

 4時32分起床、ニュースチェック。
 ようやく今日から予算委員会 再開。
 高校無償化政策の効果検証については、
 民主党・・・松本大輔、笠浩史、田島一成(イッセイ)。
 自民党・・・下村博文、馳浩。
 公明党・・・池坊保子。
 この6名で、実務者協議となる。
 すでに委員会審議で指摘しているように、
 ① 義務教育ではないのに3900億円もの税金を投入して、どういう高校教育を目指すのか?
 ② 公私間格差の解消。
 ③ 低所得者対策。(給付型奨学金)
 ④ 特定扶養者控除廃止で負担増となる25万人への支援。
 ⑤ 海外在住の日本人への支援。
 ⑥ 朝鮮高校への支援。
 ⑦ 都道府県格差解消。
 などなどが、検討対象項目となろう。
 すでに文部科学省は、独自に政策効果検証として中退者激減や再入学者所増の数値を出している。
 それだけでは不十分。
 我々が求める数値や資料も出していただき、多角的に検証すべき。
 特に、
 「3900億円も投入するのは、経済対策か、教育対策か、その効果としての教育効果目標の設定は!」と、いう本質的な教育論には、ぜひとも答えていただきたい。
 高校教育を義務教育にするというのならば、また違った展開もあろう。
 高校進学は、強制ではなく任意である。
 にもかかわらず、授業料無償化の意義とはいかに?

 塩崎恭久代議士の、
 「原発規制庁に独立性を持たせる最大の意義は、菅直人リスクを排除するためだ!」と、いう指摘はとても分かりやすかった。
 「ベント(排気)の遅れも、海水注入指示の遅れも、原発現地視察も、浜岡原発停止も、ストレステスト導入も、脱原発も、すべて規制担当大臣の頭越しの指示ではなかったのか! そういう菅直人リスク(政治的パフォーマンスであり、越権行為)をなくすことが、規制庁に独立性を持たせる最大の意義だ!」と、いう指摘。
 さすがに野田総理も色を成して、
 「菅直人リスクという表現だけは、やめてもらいたい!」と答弁していたが、これは図星だった。
 国会に、専門家による事故調査委員会を設置させる法案を主導した塩崎さんだからこそ言える指摘。
 元官房長官として、権力の絶大さと怖さを熟知しているが故の、指摘。
 やはり、新しい規制庁は、3条委員会にすべきではないのか?
 論議が深まってよかった。 

 お昼休みに来客。
 日焼けサロンSOLEの経営者である兵頭さんや、金沢で起業して東京進出している伊藤さん。
 3月2日から4日まで、恵比寿ガーデンプレイスで開催される、「パラリンピックサポーターイベント」への協力依頼。
 もちろん、喜んで。
 障碍者スポーツ議連の橋本聖子さんにもすでに根回しをしてあり、国会議員の多くがアンバサダーとしてバックアップさせていただくことになっている。
 兵頭さんの日焼けサロンには、プロレスラー時代からお世話になっており、懐かしい。
 「せっかくイベントをしていただくので、一過性に終わらせないためにも、提言書を作って持ってきていただけませんか? パラリンピアン専用のナショナルトレーニングセンターを作れとか、全国の公設体育館や運動公園をバリアフリーで使用しやすくすべきとか、指導者配置を進めろとか。その提言を我々スポーツ議連が引き受けて、実現に向けて具現化しますから!」と、アドバイスさせていただく。
 また、逆に、兵頭さんからも、
 「ロンドン五輪が終わったら、日本代表チームはすぐに帰るんじゃなくて、直後に開催するパラリンピックの選手を応援するとか、何らかの継続性を持たせてくださいませんか? そうすることで、国民や国際社会の見る目も違ってきます!」と。
 なるほど、サポーターらしい提言だ。
 感謝。

 午後4時、本日の予算委員会終了。
 そのまま、健康センターで着替え、皇居一周。
 ちょうど、松波健太代議士が、サンドバッグ打ちをしていたので、
 「一緒に行こうよ!」と、ジョギングにお誘い。
 二人で皇居一周1時間。
 帰ってきて、議員会館の坂道ダッシュ3本。
 3点倒立3分。
 汗びっしょり。
 体重は97.2キロ、体脂肪24.4%。
 まずまず。

 夜は、神田須田町の串焼き屋「ららら亭」へ。
 専修大学レスリング部OB会の谷口元会長、藤島幹事長、そして大学職員の安藤先輩。
 ご招待いただいたのは、木幡文徳部長と、馳浩監督。
 「今年もまた学生の面倒を見てやってくれ!」と、OB会からの叱咤激励。
 学生諸君の現況や、コーチングスタッフの奮闘をお伝えし、
 「やっぱり教育の場ですから、競技成績も、学業も、就職も、人間力で突破するような学生を育てることですね!」と、語り合う。

 午後8時には辞し、おりんさんを迎えに行く。
 途中、神田名物のたい焼き「達磨」で、行列に並んでたい焼きとかりんとう饅頭を3個ずつ購入。

 午後8時半、おりんさんをピックアップし、帰宅。
 「パパー、今、2PMの新しいCD/DVDを買うのに、お金ためてるんだ!」
 「じゃあ、パパのあげたお小遣いためてるの?」
 「うん!」
 「お金使わないでためといたら?」
 「何言ってるの、使う目標があるからためてるんでしょ! ためてるだけだったら、意味ないじゃん、おやじぃ!」と、肩をたたかれるのであった。
 そんなもんかね?
 自宅に戻り、晩御飯もそこそこに、期末テストの勉強に余念がないおりんさん。
 パパもママもさっさと寝るのであった。

 奥村展三文部科学副大臣が、記者会見で、
 「JAXAは、自衛隊が使う偵察衛星みたいな防衛衛星を作れるのか?」との質問に対し、
 「そこまでは踏み込むべきではないと思う」と答弁。
 JAXA法改正で「平和の目的に限る」という記述を削除し、防衛研究を可能にするようになることを受けての質問だった。
 JAXAは文科省所管の独立行政法人。
 文部科学省の立場としてはそうかもしれないが、これからは、宇宙政策の司令塔は、内閣府の組織が総合調整を担うことになる。
 ちょっと、ノリを超えた発言では?
 法改正後は、防衛研究を、現在よりはしやすくなる。
 憲法解釈の範囲内で、できるのではなかろうか?


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