衆議院議員
はせ 浩 ホームページ

はせ 日記
平成24年
2月2日(木)

2月1日
2月3日


■2月2日(木)

 宜野湾市長選挙「講話」問題で、防衛省に検証チーム発足。
 職労も選挙運動をしていたことが判明。
 これが、沖縄の政治文化なのか?
 いや、自衛隊という組織の現状なのか?
 法令遵守。

 午前8時には、国対に入り執務。
 朝の野党理事懇談会では、「宜野湾市長選挙介入事件」問題の集中審議を、いつ行うかで知恵を絞る。
 補正予算の審議中に出てきた課題であり、補正予算採決前にすべきだと。
 しかし、中井洽予算委員長が、
 「補正予算の日程は、既に与野党国対で握って(約束して)おり、2月3日の午後1時本会議は動かせない!」
 と、梃子でも動かない。
 「最悪、補正予算本会議採決後に、3時間ほどの時間を確保して集中ですね!」
 と、事前の策を検討。
 ・・・・
 結局、その最悪の展開になる。

 ・ 本日中に締めくくり総括質疑まで行い、委員会での討論〜採決だけは明日に。
 ・ 明日は、討論採決後、総務委員会で地方交付税関係の法案処理。
 ・ 午後1時から所要45分で、本会議討論採決。
 ・ 本会議散会後、午後2時から5時まで、予算委員会集中審議。
 野党としては、
 「補正審議で発覚した問題は、補正審議中に片づける」という原則で、本会議採決前に集中審議を行い、けじめをつけたかった。
 そうすれば、沖縄問題と、補正予算の関連法案を抱える総務委員会を同時に開けた。
 しかし、沖縄担当大臣は、総務大臣も兼務しており、時間の融通が利かなかった。
 「だったら総務委員会〜集中審議〜本会議として、本会議を午後5時からに、ずらせばよいじゃないか!」
 と、主張したのだが、どうも、中井委員長は、午後1時からの本会議開会に、こだわった模様。
 別に、与野党国対で午後1時開会で握っていたわけでもないのに、どうも、金曜日の午後は早く地元に帰りたい議員心理が働いた模様。
 そんなことでいいのかね。
 しかし、委員長最低に、与野党理事が合意した以上は、いたしかたない。
 この沖縄問題は、与野党入り乱れて複雑な思いがある。

 今回、防衛省の真部沖縄防衛局長が、メールで有権者名簿作成を指示したのは、普天間基地固定化反対の自公推薦候補が出馬意思表明した日。
 そして、講話の招集指示メールをしたのは、田中防衛相が沖縄訪問を決めた日。
 でもって、講話をしたのが、田中防衛相が帰京したその日の午後。
 ・・・・つまり、宜野湾市長選挙の重要性を、真部さんが講話で強調すればするほど、どの候補を応援したいかが、にじみ出てくる暗黙の了解が成立するのだ。
 だって、自衛隊にとって、普天間基地県外移設派の伊波洋一候補が当選したら、日米合意を前に進めづらくなるからだ。
 でも、やったことは、あってはならないこと。
 国家公務員の政治活動禁止の法令違反。
 公職選挙法の違反疑い。
 李下に冠を正さず。
 選挙の告示(2月5日)間近の時期に(1月23日)講話をするだなんて、非常識。
 そういう背景を踏まえて、明日は参考人質疑をすることになろう。
 「講話の資料文書は、残っていないのか?」
 「講話の議事録は、残っていないのか?」
 共産党の笠井亮代議士のこの質問に、渡辺防衛副大臣は、
 「残っていません」 「録音もとっていません」と、信じられない答弁。
 またもや、消えた議事録?
 いや、消された議事録と言わざるを得ない。
 だって、公文書管理法では、記録は取っておかねばならないのが「講話」なのだから。
 ましてや、「4人の職員が同席していた」という、正式な講和なのだから。
 教育・研修的意味合いを持つ、講話。
 その講話で、記録が残っていないはずがない。
 残していないとしたら、それまた意図的と指摘されてもおかしくない。
 明日の真部局長の答弁次第では、田中大臣の管理責任も問われる。 

 午後5時半、締めくくり総括質疑終了。
 本日一番の聴きごたえのある議論は、
 「日銀は量的緩和でデフレ円高対策をすべき、そのためにインフレターゲットを日銀法改正で実現すべき!」
 と、主張する山本幸三委員(自民党)と、
 「政府日銀が連携して円高デフレ対策に当たっている。日銀法改正は日銀の独立性を損なう。」
 との円高デフレ対策論争。
 「政策の方向性を示すのが政治の役割。政策の選択肢で独立性を保つのが日銀。インフレターゲット論は、日銀の政策を縛る問題ではない!」
 と、たたみかける山本幸三委員。
 どうみても、山本委員のほうに軍配。
 通貨供給量は、GDPとの比率で見ても、この20年間で日本は低すぎる。
 量的緩和で得られる市中銀行の通貨を、何に使うのか!?
 今のままでは、国債を買うしかないが、大量に通貨が流通すればインフレ気味となるので金利は下がり、国債を買っても意味がない。
 となると、「経済成長につながる」企業融資に回すことになる。
 そのメニューを取りそろえることも、政治が示す方向性。
 いつも隣に座ってお話をうかがっている山本幸三代議士。
 ちょっと派手なワイシャツとネクタイは御愛嬌。 

 午後6時、国会健康センターへ。
 町村信孝代議士、西村やすとし代議士、山谷えりこ参議院議員が先客。
 外を走ろうとしたけど、寒いので、ウェイトトレーニングに切り替え。
 準備運動は、足上げ腹筋100回。
 レッグエクステンション、レッグカール、バタフライマシン、プルダウンマシン、ディップス、ダンベルバタフライ3種、ダンベルカール、ダンベルショルダー、ダンベルベントローイング、ダンベルグッドモーニングエクササイズ。
 全12種目を4セット。
 仕上げは、アップライトローリング。
 計39種目。
 最後に、3点倒立4分30秒。
 いい汗かいた。
 体重は、98キロ、体脂肪は25.7%。
 ・・・やっぱり走らなきゃアカンかな。

 午後7時半過ぎ、おりんさんを迎えに行く。
 合唱団も、のこりあとわずか。
 あと1カ月で卒団式。
 名残惜しい。
 小学校4年生から始めて、もう5年。
 選挙の時以外は、出来る限り、というか、ほぼ90%迎えに行った。
 車で迎えに行って、帰りの車の中で話すのが楽しみだった。
 あるいは、いっしょに歌を口ずさむのが楽しみだった。
 世間では反抗期とか言うが、いつが反抗期だったのだろうか?
 そう思いながら、今夜もコンビニによって、お菓子を買って帰る。
 ・・・・・だから体脂肪率が減らないんだけどね、辞められないんだ、この夜のお菓子が・・・

 自宅に戻り、リビングでへたっているマーブルにご挨拶。
 ぐんにゃりしているが、パパが帰ってくると、嬉しそうに、「ぐるにゃあ」と言いながら、こちらを振り向くのがまた可愛い。
 晩御飯は、昨日の残りで作ったカレーうどん。
 そして、ママがフライパンから1メートルも炎を吹き上げて作った手羽先炒め。
 これがまた抜群にうまい!
 マッコリを缶ビールで割って飲みながら、熱々の手羽先。
 ・・・・・・また太る?
 ご機嫌気分で、午後10時半には、バタンキュー(死語)。 


2月1日
2月3日
戻る
先頭メニューへ