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はせ 日記
平成24年
1月11日(水)

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■1月11日(水)

 5時12分起床、ニュースチェック。
 野田内閣改造人事予想ニュースかまびすしい。
 岡田克也さん、副総理候補。
 野田総理にとっては「ぶれない」岡田さんは、得難い参謀だろう。
 でも、「ぶれない」とうことは、「妥協できない」ということでもあり、臨時国会の予算委員会の野党交渉では、常に足を引っ張っていた当事者。
 自分の主張以外受け入れない、という岡田さんの態度では、消費税与野党交渉は進まない。
 むしろ、官房長官のほうがいいと思うのだが。

 昨夜の「沖縄の子どもを貧困から守る連絡協議会」代表4氏の意見をまとめておきたい。
 @ 山内優子さん
 ・・・沖縄振興予算の中に具体的にいくら子どものための予算が盛り込まれているのか? 政府に確認してほしい。 24時間保育も、夜間学童も、母子生活支援施設も非行対策も、実施主体は市町村であり、現場は困っている。

 A 知花聡さん
 ・・・学童保育の保育料減免をお願いしているのだが、現金給付は一括交付金に馴染まないと言われている。なんとかならないか?(これは、施設経費か何かで何とかするように検討中)。 午後8時以降の解説でないと補助金加算がつかないのはおかしい!(これは、現場の声)

 B 今福章二さん
 ・・・沖縄の非行は、中学生&再犯率が高い。要保護性の高い少年が多い=貧困の中で育つ少年が多く「ゆいまーる」ではもうごまかしきれない。

 C 上江田紫寿江さん
 ・・・母子家庭が多く、子どもたちの居場所がないことが、ニート全国一につながっている。教育する場所があればなんとかなるのに、」現状では、学校にも教室にも入れない子どもが多い。大人の発達障害や統合失調症も目立つようになってきたので、早期発見が重要。 不登校から、高校大学休学・中退そして、ホームレスの子どもまでいる。合宿型の訓練で、教育的な手当てと、コミュニケーションスキルを学ばせるべきだ。昼夜逆転し、自己肯定感が低いのは、家庭環境がそうだからだ。

 D 山内末子さん
 ・・・里親相談支援専門員(専門性の高いコーディネーター役)は、児童養護施設ではなく、里親会に配置してほしい。

 というわけで、それぞれの立場からの現場の声を伝えていただいた。
 もともと、児童福祉法改正で、学童保育の公的支援拡充を目的に勉強会を開始した。
 それが、ここまで問題意識が共有された。
 まさか、沖縄県に、衆議院青少年対策特別委員会の超党派で、子ども振興計画のテーマで視察に来るまでになるとは思わなかった。
 学童保育ばかりではなく、その他の複合的な問題に取り組みたい。
 沖縄県を子育て先進県とすることが、日本の子育て環境向上と、児童健全育成につながる、はず。
 そう信じて、もっと頑張りたい。

 午前8時、ロビー集合し、出発。

 午前9時、島添の丘(児童養護施設)訪問。
 前回も訪問した児童養護施設。
 玉城施設長にも覚えていただいており、職員配置基準は何とかならないものか、との要望を正式にいただく。
 6−1が5.5−1になったって、何がどう変わるのか。
 今のままでは、職員は結婚すらままならない。
 処遇改善できなければ、専門職員が途中退職となる。
 と、なるとどうなるか。
 子どもたちの親代わりがいなくなり、子どもたちは、「実の親にも、施設の親にも見放された」との挫折感が増幅するばかり。
 処遇改善は何とか果たしたい。

 午前10時半、ガジマル保育園視察。
 那覇市新都心地区の新設保育園。
 あまりにもきれい豪華過ぎて、切迫感を感じない。
 どうせなら、認可外のぼろぼろの保育園を見たかったな。

 午後1時半、那覇市立 銘苅幼稚園視察。
 ここは、銘苅小学校の校長先生が延長を併任。
 幼稚園と小学校の連携という意味ではベスト環境。
 でも、やっぱり幼稚園終了後の午後の居場所という面では、預かり保育の課題が残る。
 結局、職員に負担が行くだけ。
 こういう「沖縄事情」に配慮した施設整備(給食)や人的配置には、やっぱり一括交付金しかない。

 午後2時半、視察終了し、那覇空港へ。

 午後3時10分、那覇空港発。

 午後5時20分、小松空港到着。
 秘書迎えの車で金沢へ。

 午後6時半、陸上自衛隊金沢駐屯地協力諸団体 新年互礼会。

 午後7時半から9時まで、中学時代の同級生と、懇親会。

 午後9時半、ON AIR。
 雪が降り始める。
 ON AIRで、沖縄土産の泡盛で乾杯。 


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