3時46分起床、ニュースチェック。
辺野古沖環境影響評価書、なんと、宅配?
おいおい、そりゃないだろう。
せめて一川大臣。
本来ならば、野田総理が、民主党政権の数々の失政や非礼をお詫びかたがた、自分で届けるのが筋。
これでは、仲井真知事にも、名護市の稲嶺市長にも、誠意は伝わらない。
案の定、県庁前の反対派に宅配業者が止められてひと悶着。
法治国家の姿とは思えない。
仲井真知事は、
「評価書自体は、行政執行事務なので、受け取る。しかし、辺野古沖移設は、県民感情からして、認められない。」と、コメントしている。
だからこそ、「政治主導」で顔の見える膝詰談判が必要。
それを、「混乱が想定されるから・・・・」と、言って宅配業者かよ。
これが民主党政権の本質。
難しきことは先送り、いやなことから目をそらす、責任回避。
そういう体質の集大成が、宅配業者。
午前6時前に、根本先生のふすまを開ける音で目覚める。
「おい、馳、風呂は使えないけど、シャワールームはお湯がバンバン出るぜ!」と、耳寄り情報。
昨日の朝は、冷水でシャワーを浴びた馳浩、欣喜雀躍?今朝は、シャワールームへ直行し、ホットなシャワーで朝シャン。
午前7時半、朝食。
午前8時過ぎ、旅館南都出発。
「馳さん、いつも忙しくて出入りがあるのに、今回の踏査は全日程参加できましたね!」と、日本文学風土学会の仲間から、声をかけられる。
そうだ、こうやって全日程参加するのは、いつ以来だろうか。
野党だから時間がある?
いやいや、野党のうちにこそ、いろんな体験を積み重ねておきたい。
こうして奈良県内をくまなく回る活動も、政治に生かされる、はず。
JR奈良駅へ。
登録文化財となった以前の建物の隣に、どこの国の駅かわからないような、現在の駅。
近代的な建物。
なんだかなぁ、古都奈良市には似つかわしくないと思うのは俺だけか?
なんでもかんでもガラスとキラキラ建材を使って、デザインに凝れば良いってもんじゃないような、そんな気がする。
8時27分発の電車で、JR六地蔵駅へ。
まずは、イトーヨーカドーのコインロッカーに荷物を預け、バスに乗る。
法界寺。
こちらは、親鸞聖人生誕の地。
その法界寺そばのけもの道を、登山。
登ること20分弱。
切り立つ崖の途中に、突然あらわれた、巨岩。
鴨長明の、方丈記を記した「方丈のいおり跡」。
ここで書いたのか、「行く川の流れは絶えずして・・・・」の方丈記を。
吉田輝義先生が、声を出して、その一節を朗読。
みな、暗唱している冒頭の一節。
ここで書いたのかと思うと、そして、方丈の岩の上で朗読すると、時代は鴨長明。
これぞ風土学会の踏査。
今回は、この方丈庵で、踏査終了。
学会の会長である、東洋大学の高城功夫先生に、感謝。
まさか、星稜高校の本田実先生の恩師だったとは・・・・
人生の数奇なご縁を感じる。
来年は、本田先生も誘ってみようかな。
JR六地蔵駅に戻り、コインロッカーから荷物を出し、JR京都と駅へ。
京都駅を経由し、サンダーバード号で金沢へ。
金沢事務所にて、年金受給者連盟の皆さんから、年金制度についての要望をいただき懇談。
夜は、忘年会3件。
そして、お通夜。
長らく、福久南町会の町会長をお勤めになった、小西さんのお通夜。
大変お世話になりました。
合掌。
喪主であるご子息に、お父上の、温かいご支援に対する深い感謝を申し上げる。
ここでなぜか、方丈記の一節を思い出す。
「行く川の流れは絶えずして・・・・」
金沢の夜は、雪。