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はせ 日記
平成23年
12月27日(火)

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■12月27日(火)

 3時46分起床、ニュースチェック。
 辺野古沖環境影響評価書、なんと、宅配?
 おいおい、そりゃないだろう。
 せめて一川大臣。
 本来ならば、野田総理が、民主党政権の数々の失政や非礼をお詫びかたがた、自分で届けるのが筋。
 これでは、仲井真知事にも、名護市の稲嶺市長にも、誠意は伝わらない。
 案の定、県庁前の反対派に宅配業者が止められてひと悶着。
 法治国家の姿とは思えない。
 仲井真知事は、
 「評価書自体は、行政執行事務なので、受け取る。しかし、辺野古沖移設は、県民感情からして、認められない。」と、コメントしている。
 だからこそ、「政治主導」で顔の見える膝詰談判が必要。
 それを、「混乱が想定されるから・・・・」と、言って宅配業者かよ。
 これが民主党政権の本質。
 難しきことは先送り、いやなことから目をそらす、責任回避。
 そういう体質の集大成が、宅配業者。

 午前6時前に、根本先生のふすまを開ける音で目覚める。
 「おい、馳、風呂は使えないけど、シャワールームはお湯がバンバン出るぜ!」と、耳寄り情報。
 昨日の朝は、冷水でシャワーを浴びた馳浩、欣喜雀躍?今朝は、シャワールームへ直行し、ホットなシャワーで朝シャン。

 午前7時半、朝食。

 午前8時過ぎ、旅館南都出発。
 「馳さん、いつも忙しくて出入りがあるのに、今回の踏査は全日程参加できましたね!」と、日本文学風土学会の仲間から、声をかけられる。
 そうだ、こうやって全日程参加するのは、いつ以来だろうか。
 野党だから時間がある?
 いやいや、野党のうちにこそ、いろんな体験を積み重ねておきたい。
 こうして奈良県内をくまなく回る活動も、政治に生かされる、はず。

 JR奈良駅へ。
 登録文化財となった以前の建物の隣に、どこの国の駅かわからないような、現在の駅。
 近代的な建物。
 なんだかなぁ、古都奈良市には似つかわしくないと思うのは俺だけか?
 なんでもかんでもガラスとキラキラ建材を使って、デザインに凝れば良いってもんじゃないような、そんな気がする。

 8時27分発の電車で、JR六地蔵駅へ。
 まずは、イトーヨーカドーのコインロッカーに荷物を預け、バスに乗る。
 法界寺。
 こちらは、親鸞聖人生誕の地。
 その法界寺そばのけもの道を、登山。
 登ること20分弱。
 切り立つ崖の途中に、突然あらわれた、巨岩。
 鴨長明の、方丈記を記した「方丈のいおり跡」。
 ここで書いたのか、「行く川の流れは絶えずして・・・・」の方丈記を。
 吉田輝義先生が、声を出して、その一節を朗読。
 みな、暗唱している冒頭の一節。
 ここで書いたのかと思うと、そして、方丈の岩の上で朗読すると、時代は鴨長明。
 これぞ風土学会の踏査。
 今回は、この方丈庵で、踏査終了。

 学会の会長である、東洋大学の高城功夫先生に、感謝。
 まさか、星稜高校の本田実先生の恩師だったとは・・・・
 人生の数奇なご縁を感じる。
 来年は、本田先生も誘ってみようかな。

 JR六地蔵駅に戻り、コインロッカーから荷物を出し、JR京都と駅へ。
 京都駅を経由し、サンダーバード号で金沢へ。

 金沢事務所にて、年金受給者連盟の皆さんから、年金制度についての要望をいただき懇談。
 夜は、忘年会3件。
 そして、お通夜。
 長らく、福久南町会の町会長をお勤めになった、小西さんのお通夜。
 大変お世話になりました。
 合掌。
 喪主であるご子息に、お父上の、温かいご支援に対する深い感謝を申し上げる。
 ここでなぜか、方丈記の一節を思い出す。
 「行く川の流れは絶えずして・・・・」
 金沢の夜は、雪。


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