5時24分起床、ニュースチェック。
@ なんといってもトヨタカップ。
サッカーのワールドクラブチーム世界一決定戦。
やっぱり、メッシ。
これがテクニックと言うやつか!
バルセロナのサッカー、おもしろすぎる。
A 日韓首脳会談。
韓国の李明博大統領、「いわゆる従軍慰安婦問題」の政治決断を求める。
これ、正式な日韓首脳会談での言及。
日本側は、「1965年の日韓請求権協定をもとに、賠償や謝罪は決着済み」との立場。
日本側の立場をわかっているにもかかわらず、執拗に正式な首脳会談の議題として取り上げる韓国側の真意やいかに。
国内事情の反映か。
韓米FTAへの農業団体の不満、社会的格差拡大による雇用・組合問題で揺れる韓国政局の、国民の不満のはけ口という指摘もある。
あえて首脳会談で持ち出す外交的な意図を日本側も見抜き、「解決済みですよ!」とぴしゃりとやらねばならない。
でないと、図々しく交渉を引き延ばされて、韓国側の得点が積み重なってしまう。
従って、日本外交とすれば、「竹島領有権の強調」と、「韓国の不法占拠」を明確に切り出さなかった野田首相の一本負け。
領土問題こそが国益ではないのか?
国益で譲ると、ずるずると、相手ペース。
「日本側が提起している困難な問題」と野田総理は表現したようだが、困難にしているのは、外務省。
外務省の表現を踏襲する野田総理。
ここは譲ってはならない一線。
それこそ、政治主導ではないのか?
B AKB48年間オリコンベスト5独占!
凄まじい、としかいいようがない。
俺は、「フライングゲット♪」が好きだな!
午前7時半より、午後4時半まで、丸一日、国会終了報告の、企業団体ごあいさつ回り。
ご挨拶とはいえ、地元の経済事情をお伺いすることも大きな目的。
ところが、お昼前ころ、警察関係者から、「北朝鮮の金正日総書記死去」とのニュースが入る。
すぐに確認。
事実だった。
それも、
・ 「17日、視察途中の列車内で、心筋梗塞で突然の死去」
・ 「三男の正恩氏(28歳)が、領導者(最高権力者=後継者)として認められた」と、なんか、手回しのいい発表。
北朝鮮当局の意図を感じる。
「現在の体制のまま、国家としての混乱を最小限に抑える」という意図。
つまり、長老政治を温存し、国内の反動分子を事前に先軍政治で抑え込むという意図。
小沢一郎流に言えば、「神輿は軽くてパーがいい」ってところ?
後継者と見込まれる正恩氏の、北朝鮮国内の評判はいかがか?
「北朝鮮公民を想う立派な指導者」として宣伝されているのだろうか?
そして、取り巻き連中に懐柔された「裸の王様」か?
世襲であるところが解せないが。
それとも、本当に、比類なき、たぐいまれな、立派な指導者なのか?
だったら、臆することなく、民主化を進めればいいのではないか?
核兵器開発などと言う先軍政治に見切りをつけること。
軍事力強化の前に、国民に美味しいコメを食わせるべきだ。
そして、韓国大統領との南北対話。
さらに、6カ国協議を再開し、核とミサイル問題を協議し、拉致問題の謝罪と反省と保障と、拉致被害者全員の帰国を即時実行すべき。
その上で、総選挙をし、国民自らが政治体制を選べるようにすべきだ。
それができなければ、やっぱり「神輿は軽くて」だろう。
独裁国家で、その独裁者が死亡したとのニュースを、どのように国内外に伝えるか。
かしこい?北朝鮮当局ならば、その演出効果も含め、十分シミュレーションの上で発表したものと考えられる。
日本は引き続き、対話と圧力で、国交正常化への道のりを進めていくべき。
それが、国益に資する外交。
そんなことを考えながら、お昼は「ふうどりん」でランチ。
カキフライとかき揚げ定食。
抜群に美味しい手作りシェフの味。
韓国風スープがまた、さりげなく冬の味。
デザートは、なぜか米田社長持ち込みりんご。
午後も、ごあいさつまわり。
午後2時からは、母校星稜高校と、星稜大学。
本日午後は、個人面談の日。
矢後慎太郎先生も、1年8組で保護者面談に必死だった。
えらいえらい!
なんか、俺が矢後先生の保護者面談してるみたいな気分。
したがって、職員室には、クラス担任外の先生ばかりが事務処理で。
そういう先生方と、やっぱり北朝鮮問題で意見交換。
「はせ、これから北朝鮮どうならんや?」
「はせ、拉致被害者は返してもらえるんか?」
「あの三男、大丈夫か?」
「それより、民主党に外交交渉させて大丈夫か?」
「それより、民主党政権でこの国大丈夫か?」
・・・・・
教育者にして、政権に対し、この関心事。
昔の同僚先輩の先生方であり、しばし座りこんで政治・外交談議。
夕方の飛行機で小松空港を出発し、東京へ。
羽田空港に到着し、頼まれていた要望をお聞きする。
難病問題。
家族に難病患者がおり、家族の将来を悲観したような相談。
そこで、現在の難治性疾患対策について、厚生労働省の方針を解説。
基礎知識から起こして、今後の見通しを示し、相談に乗るのであった。
およそ二時間、聞き役に徹し、ポイントだけをアドバイスする。
最期は、涙を流してご理解いただけた。
国会議員になってよかったと思うのは、こういう一瞬でもある。
あらがいようのない病気や障害で苦しんでいる人は、当事者にしかわからない重荷を抱えている。
その重荷を少しでも軽くして差し上げられるように、政治家の役割があるように思う。
経済的な負担もあれば、結婚や出産できないかも、という負い目もあれば、家族分離の不安もある。
相談者の心には、いつも経済的不安と同時に、家族がどうなるか、自分はどうなるか?との不安がつきまとっている。
誠心誠意、お答えしていきたい。
午後8時過ぎ、自宅に戻る。
さすがに、疲労困憊。
疲れたことを実感できるうちは、疲れに従いたい。
即、ベッドに横たわり、読書。
本は、「家政婦のミタ〜エピソードゼロ〜」
こりゃ面白い!
これを読んでから、あさっての最終回に備えなきゃな。
ついでに、ベッドサイドになぜかいつもおいてあるみかんをたべると、さらに元気が出てきた。
そうこうするうちに、合唱団の練習を終えたおりんさんを迎えに行っていた妻が帰ってくる。
おりんさんは、ベッドで横たわるパパを見て大喜び。
「やったーーー!パパ帰ってきたし!」
と、ダイビングしてくる。
・・・・重い。
あわれ、パパは、おりんさんにつぶされて下敷きカエルになったのであった。
爆睡。