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はせ 日記
平成23年
12月 7日(水)

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■12月 7日(水)

 5時4分起床、ニュースチェック。
 なんか重い・・・と思ったら、案の定、タンバリンが布団の上に寝そべっていた。
 朝からお犬様に乗っかられて、どうして俺がベッドの隅っこに移動しなきゃいけないんだ!

 午前8時、衆議院の国対に寄ってから、党本部705号室へ移動。
 文部科学部会 幹部会。
 この臨時国会の総括と、今後の展望を議論。
 近日中に、文部科学省政務3役と民主党に、抗議決議文を提出することを決定。
 内容は、
 ・ 私学災害かさ上げ法案 たなざらし
 ・ 高校無償化制度見直し たなざらし
 ・ 朝鮮高校無償化審査 不適切
 ・ 八重山地区教科書採択違法問題で文部科学省が主導権発揮できず。 教科書無償化法と地教行法の整合性どう処理するか?
 ・ 北海道教職員の勤務実態調査について
 ・ 一般質疑無視=公党間の信義無視
 など。
 かずかずの無責任〜先送り体質について抗議を申し上げることになる。
 また、教育振興基本計画の具体的着手について、政権交代後の文部科学省の作業をチェックすることにする。
 改正教育基本法に規定された計画の方針を、どこまで着手しているのかいないのか?

 8時半、702号室へ。
 雇用問題調査会 出席。
 「産業空洞化対策と若者の雇用対策」がテーマ。
 講師をお招きしての勉強会。
 円高で、ますます海外に生産拠点を移す企業。
 産業界が求める人材を、教育界が輩出していない、という構造的な問題。
 自由経済圏拡大、自由貿易促進しても、直接国内の雇用確保に結びついていないという、実態。
 そして、労働市場のグローバル化。
 キャリア教育、学び直し公的支援、資格取得、研修充実、など、正規雇用以外の流動雇用市場支援策を探る。
 大学出て、専門的な技術や能力を身につけても、競争社会の中で、仕事がなきゃ、そりゃ、フリーターになってしまう。
 人材のミスマッチ。
 こんなこと、目に見えていたのではないか?
 せっかく専門的能力を身につけて国家資格を取得しても、仕事にあぶれちゃ意味ないよ、と。
 教員しかり、薬剤師しかり、歯科医師しかり、看護師しかり、司法修習生しかり。
 これ、自民党のこれまでの専門的分野技術者雇用政策の誤り、と認識せねばなるまい、と、川崎二郎先生の指摘。
 この反省から始めなければ、と。
 では、産業界が欲している人材とは、と考えると、やっぱり、中小零細企業が求めている人材像ではないか!!!
 大企業ばかりが、日本の企業ではない、ということ。
 モノづくり、専門的な資格を持つこと、か。

 午前9時10分、衆議院に戻り、国対正副会議。
 いったい、国会延長か否か、どうするのだ?
 「明日にならないと、わからない!」んだと、民主党は。
 そんなばかな?
 呆れて、開いた口がふさがらない。
 こちとら、与党経験者として、処理すべき法案とそうではない法案の切り分けまで心配してるのに。
 民主党はどこ吹く風。
 いつまで野党気分なのだ!

 お昼に、党本部で、ちんたい住宅議連総会。
 石破会長に、提言。
 「賃貸住宅協会と、都道府県や市町村との災害協定締結は、自民党の都道府県連を通じて提言すべきと思います。国政では野党ですが、ほとんどの地方議会は自民党が与党ですから!」と。
 ご了解をいただく。
 3.11東日本大震災で、仮設住宅や避難所の設置で、混乱しているときにいち早く自民党が提言したのが、賃貸住宅やアパートの空き室活用。
 独自に空き室データベースを確保している全国ちんたい住宅協会の提言を受け入れ、政府民主党に提言案を提出したのは、なんと、3月19日のこと。
 そのおかげで!!!
 1戸あたり500万円かかる仮設住宅は、賃貸空き室利用のおかげで、2000億円予算が縮減できた。
 11月末現在、民間賃貸住宅の借り上げ戸数は6万3817戸。
 仮設住宅の入居戸数は4万7158戸。
 いかに自然災害に緊急対応できたことか。
 だからこそ、全国賃貸住宅経営協会と、地元自治体との災害時空き室有効活用協定を、今のうちに締結しておく必要がある!
 (現在は、埼玉・福島・千葉・鳥取・熊本のみ)
 また、消費税増税時の対応として、「家賃非課税」を、これまで通り、要望事項の最大項目として提言。
 そりゃ、衣食住、基本的な生活項目についての非課税や減免措置は必要でしょう。
 民主党の藤井税調会長は、消費税増税に当たって、すべての項目について非課税措置を取らず、2段階で増税することを目標としており、これからが水面下の攻防。
 自民党の野田税調会長もこのちんたい議連に出席されており、苦笑いしながらコメント。
 「民主党が与党の責任として、まずは増税時期や、増税条件や、増税幅や、非課税措置を決めるべき。あんまり自民党が盛大にこの議論を始めると、民主党に抱きつかれてしまう。マニフェストで、4年間は消費税増税議論をしないと言っていた民主党の、党内をまとめてから、我々自民党との協議に入るべきでしょう。じゃないと、消費税増税できない理由を野党に責任転嫁されてしまいます!そういうの、民主党は得意だからね!」と、本音ポロリ。
 今や日本国民の40%がちんたい住宅に住んでいる時代。
 これからの少子高齢化時代の「住環境整備政策」として、税制支援や、各種法令整備は待ったなしだ。
 中心市街地の介護サービス住宅の整備促進など、複層的な支援政策が必要。

 午後1時より、901号室にて、新聞販売懇話会 総会。
 ここでも、消費税増税時の、軽減税率導入を議論。
 活字文化醸成のためにも、この軽減税率導入は必須。
 山本一太事務局長から、「何でもいいから発言して!」とおっしゃるので、
 「NIE教育(教育に新聞を活用する)や、ネット新聞との連携や、印刷輪転機の共同利用など、業界としてもっと効率化を進めてくださいね!」と、所感を申し上げる。

 午後、国対で仕事しながらテレビをつけていると、あれ?
 昨日、仮釈放された鈴木宗男さんが、涙ながらにワイドショーで大演説しているぞ!
 仮釈放とはいえ、犯罪者。
 こんだけ持ち上げて?テレビ生出演させていいのか?
 そりゃ、俺も鈴木先生には本当にたくさんご指導いただいて、恩義はいっぱいある。
 でも、でも、まだ刑期は5カ月残っている中での仮釈放。
 テレビでヒーロー扱いして、って、それでいいのかな?
 報道倫理、放送倫理には触れないのかい?
 ちょっと、気になる。

 午後4時、カンボジア王国 国民議会 衆議院訪問。
 文部科学委員会メンバーとの意見交換会。

 午後6時、専修大学レスリング部へ。
 選手は、スパーリング中。
 急いで着替えて、およそ1時間、打ち込みと寝技スパーリング。
 佐藤ヘッドコーチ、久木留コーチ、清水コーチの指導。
 練習後の訓示で、
 「期末テストの準備、全日本選手権の準備、そして、内柴正人にならないこと!」と指導。
 「まもる、お前、全日本選手権の初戦で誰とやるんだ?」
 「・・・・?」
 「まもる、お前、全日本選手権の決勝で誰とやるんだ?」
 「・・・稲葉先輩です!」
 「まもる、お前、全日本選手権の準決勝で誰とやるんだ?」
 「・・・・?」
 「湯元だろう!もう一回聞くよ。お前、全日本選手権の1回戦で誰とやるんだ?」
 「森下です!」
 「だろ、そういうことなんだよ。全日本選手権の試合の日、朝何時に起きて、何を食べて、前の日は何時に寝て、三日前の体重はどれくらいで、試合は誰とどうやって勝って・・・それが、準備と言うもんだ。逆算して、何をどうすべきか、そう考えて、毎日を過ごすんだ!」
 ストイックって意味、わかったかな?
 帰りに、日体大の松本しんご監督と、電話で情報交換。

 8時半に、合唱団の練習に行っているおりんさんを迎えに行き、自宅に戻る。
 そして10時、家政婦のミタ。
 ぞくぞくしながら、見るのであった。
 「やさしくなりたい♪」
 おりんさんは、2PMを聴きながら、11時過ぎてるのに、お風呂に鍵をかけて、鼻歌歌いながら、シャワーを浴びているのであった。
 (誰ものぞかないっちゅうの!)
 ママは、おりんさんのベッドでぐったり寝ている・・・・ 


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