午前9時10分より、国対正副会議。
会期延長あるのか、ないのか。
民主党の平野国対委員長が、自民党の岸田国対委員長に伝えてきた。
「復興庁法案と、労働者派遣事業法改正案と通してほしい。その上で、会期末の9日に閉会と言う方針でお願いしたい。」
「私を信じてほしい」と、伝えてきた。
「私を信じてほしい?」
いつか鳩山元総理が使った言葉。
ここまで日程を混乱させておいて、信じてほしいとは、それ、ギャグ?
また、平野さんからは、予算委員会で民主党委員が、一方的に自民党の駐車場無断使用問題を指摘したことに、
「自民党議員が答弁もできない状態で、一方的に民主党議員が民主党政権に質問することは不公平。謝罪する。」と、伝えてきた。
欠席裁判は、与党として、お行儀が悪い。
ちなみに、この駐車場問題は、これまでの経緯(自民党〜衆議院〜財務省)をチェックする必要がある。
同時に、衆議院の財産であることは明白であり、原則として、返上すべき。
午前10時より、自民党どうぶつ愛護議連第2回総会。
来年の「動物愛護法改正」に向けての関係者ヒアリング。
これまでの2回の改正(2000年、2005年)は、自民党が与党の時。
動物取扱業者を、届け出制から登録制に格上げしたり、獣医師会とペット業者の連携を推進したり、動物愛護推進員を設定したりしてきた。
今回は、動物を愛護すべき存在としての、より一層の規制を求める流れ。
となれば、「マイクロチップ」の埋め込みで、履歴管理を徹底すること、重要なステップではないか?
8週齢の販売規制も焦点だが、いくらでも産まれた日を偽造する業者がいることを考慮すべき。
犬と猫、大型犬と小型犬の違いなど、一律8週齢を適用することの整合性はない。
現在、50万頭のペットにマイクロチップが埋め込まれている。
一頭当たり3000円ほどとか。
飼い主の責任を問う必要もあり、トレーサビリティ問題も解消できる。
マイクロチップ制に踏み込む時代ではないか?
動物取扱業者規制と言ってもさまざまであり、届け出制、登録制、許認可制と、業種によって分けて考えてはどうか?
動物愛護担当職員の義務化とか、劣悪な多頭飼育の禁止とか、動物虐待の定義とか、産業動物の取り扱いとか、災害時の取り扱いとか、議論を深める必要あり。
午後1時より、本会議。
2020東京五輪&パラリンピック招致決議。
共産党以外賛成。
そして、原子力発電所輸出協定(ベトナム・ロシア・韓国・ヨルダン)。
民主党からは、20名ほどが退席、座ったままの抗議反対あり。
つまり、福島第1原発の事故が収束していない段階で、どうして原発輸出促進をするのか、との抗議。
取りまとめをした田中眞紀子外務委員長も、本会議前に、
「どうなんでしょうね?」と、問いかけると、
「とくにヨルダンとか、ちゃんと現地に視察に行きゃあいいのに。地下水利用とかテロ紛争地域であるとか、問題あるのにね!」と、首をひねっていた。
これって、政府与党不一致?
野田総理の説明責任と、党内での前原政調会長の説明責任が問われよう。
音楽等私的違法ダウンロード防止法案 審議〜了承。
著作権法では、アップロードは罰則付きで違法であるが、私的ダウンロードについては、対応が不十分だった。
著作権を守ることは、国家として重要な政策。
親告罪ではあるが、罰則付与(2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金)を決定。
今後、SCや政調会議や総務会を通すことになる。
できれば、9日にも議員立法で衆議院に提出したうえで、継続案件とできればよし。
いったん自宅に戻り、練習着に着替えて、専修大学レスリング部練習へ。
まず、総合体育館の体育事務部で、新関部長に、日ごろのご指導の御礼。
「来年入ってくる新人は、スポーツ成績はいまいちですが、学業成績も人格もばっちりです! ほとんどキャプテンレベルですから。体育事務部にご迷惑かけないように指導しますので、よろしくお願いします!」と、ご挨拶。
毎日、体育会の学生の面倒を見ていただいている新関さんには、頭が上がらない。
感謝。
学生は、21日からの全日本選手権大会(五輪予選)に向けた練習。
学生も、佐藤ヘッドコーチも、気合が入っている。
素晴らしい!
4年生の遠藤も桑原も浅田も、しっかりと後輩の練習相手として頑張っている。
エライ!
練習中、携帯でニュースをチェックしていた佐藤コーチが、顔を曇らせる。
「おい、馳よ、見ろよ!」
と、見せてくれた画面には、逮捕の速報。
え!
「内柴正人五輪連覇金メダリスト、準強姦容疑で逮捕」
・・・教え子を泥酔させて、ホテルに送り狼しちゃ、そりゃ、なんでも、あんまりでしょ。
どうも、これが初犯ではないような報道ぶり。
「アスリートのセカンドキャリア」
「女子学生への教育的指導」
「大学の統治」
いずれの問題にしても、言語道断。
本人は、「納得いかない、合意の上!」と主張し、否認しているようだが、その程度の認識こそが、大問題。
相手は、教え子。
ましてや未成年。
大学教育のど真ん中の合宿中。
情状酌量の余地はないのではないか?
裁判で全てが明らかになるであろうが、ロンドン五輪を控えて、あまりにも、柔道界・スポーツ界への打撃は大きい。
午後8時40分、合唱団の練習の終わったおりんさんを迎えに行く。
週末に「2PM」のハイタッチ会に行くおりんさん、すでにテンションハイマックス!
12月11日のお誕生日プレゼントは何がいい?の質問にも、
「おうちでKBSのチャンネルを観れるようにして!」と、頭の中はK−POPで満載!
で、さらに語り続けるおりんさん。
「2PMのハイタッチ会、写真撮っちゃいけないんだって!」
「そりゃそうでしょ。著作権があるんだから、そりゃだめよ!」
「先輩に聞いたら、写真撮った子がいて、ガードマンに髪の毛引っ張られて、会場の外に引きずりだされたんだって!怖ぇぇぇぇ!」
「そりゃそうでしょ、犯罪なんだから。」
「そうなの?」
「そうです。勝手に写真やビデオ撮って、それを商売するアホがいますからね!」
「そういうことかぁぁぁ」
と、世の中の厳しさを理解するおりんさんなのであった。
晩御飯は、宇都宮みんみん餃子、ママ特製のぬか漬け、シラス大根おろし、ママ特製スープ。
美味。
テレビでは、いやなニュース。
「殺すつもりだった、刃物数10本所持、16歳男子逮捕!」
例の、女子中学生高校生切りつけ事件の犯人逮捕。
世の中、異常。
逮捕されてよかったが・・・・