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はせ 日記
平成23年
12月 1日(木)

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■12月 1日(木)

 天皇陛下の公務に定年制は必要か。
 必要だ。
 昨日、秋篠宮殿下の誕生日会見。
 皇室に一つの問題意識を投げかけた。
 女性宮家の創設についても示唆。
 皇族の在り方については、皇太子浩宮様と秋篠宮さまとの意見も聴いてほしいとも。
 国会が真剣に考えること。

 午前8時前、国会へ。
 執務後、自民党本部へ。
 文部科学部会、教員の資質向上プロジェクトチーム。
 「教員免許更新制度で、辞職したり、免許失効した教員は590人。更新した8万人ほどのうちのこの数字をどう分析するか!」と、問題提起。
 不適格教員は、教育公務員特例法で、特別研修したりで対応できる。
 でも、この免許更新制度は、いうなればリニューアル。
 教員資質向上のための制度として、定着させていくためにはどうすべきか。
 10年研修とのすみ分けは必須。
 そして、ろくでもない研修ではなく、現場に役立つ研修を提供すべきだろう。
 もうひとつの観点は、教員はチームワークで能力を発揮できるということ。
 そのリーダーとなる中核的教員を研修する、「筑波研修センター」の充実を目指すべきだ。
 中核的教員を、孤立させないことだ。
 教員のチームワーク作り、これも、教員資質向上策のポイントだろう。

 午前9時10分より、国対正副会議。
 どうも、民主党は、12月9日で国会を閉じようとしている。
 重要法案の処理の展望が描けないため。
 それに、一川大臣や山岡大臣など、不適格大臣を放置しておけば、参議院で問責されるからだ。
 無責任極まりない。
 税と社会保障の一体改革をどうするのか?
 TPPどうするのか?
 政治とカネ問題で、小沢さん証人喚問からまだ逃げるのか?
 重要法案を処理したいならば、12月31日まで、延長すればいいではないか!
 会期末になって日程スケジュールが取れないなんて、始まる前からわかっていたこと。
 こういう国政の「仕切り」調整も出来ない政党に、本当にTPP交渉を任せていいんだろうか。

 午前10時、2020年東京五輪パラリンピック招致議連 結成総会。
 来週12月6日の本会議で、「招致決議」をすることも内定。
 超党派で取り組むべき招致。
 招致議連会長は、鳩山由紀夫さん。
 本当ならば、東京選出の菅直人前総理が会長になるべきなんだけど、いまいち、辞め方が生々しいので、スルー。

 午前11時、議員食堂で、石川県市立幼稚園連盟 要望団の皆さんと、懇談。
 森喜朗代議士を中心に、お茶を飲みながら、なぜか、幼稚園談義から、カニ談義。
 どこのカニが美味しいか?
 鳥取県の境港より、やっぱ、橋立港で水揚げされるカニやろう!
 ぶりは、そりゃ、ブリしゃぶやろう!と、冬の食談義で盛り上がる。
 北陸の冬は、やっぱカニとブリやね。

 お昼、予算委員会 野党理事懇談会。
 12月5日の予算委員会の時間割について。
 与党はいまだに、午前午後の、3時間半ずつ、衆参で片づけることに執着。
 「どうしても中井委員長が無理強いしてくるなら、TPPと外交の集中審議を確約させるべきですよ!」と、石破筆頭理事に提案する。

 午後1時、本会議。
 上がり法案処理。

 午後2時、「こころの健康推進議連」設立総会。
 いまや3大疾患。
 精神疾患についての対策は、諸外国に比べていまだ日本は貧弱。
 国民の偏見も差別もひどい。
 教育、そして、医療体制の整備、地域での見守り体制など、総合的な取組推進のための、「こころの健康推進基本法」成立を目指す。
 金沢市の松原先生も、日本精神科病院協会の、この問題の政策委員長として出席される。
 ようやく動き出した。
 石毛えいこ会長の努力に感謝。

 午後3時、異常死死因究明制度の確立を目指す議連総会。
 警察庁の「死因究明適正化法案の素案8項目」について意見交換。
 「何が異常死なのか?」
 「診療関連死との違いはどう取り扱うか?」
 「医療法を改正するのか?」
 ここがポイント。
 明らかに犯罪死ではない事例以外は、全てが調査対象になる。
 でも、その調査、検視に対応できるのか?
 議論を深める必要がある。

 午後4時、不適格大臣追求PT。
 元真岡市長の福田ご夫妻を国会にお招きして、山岡さんのマルチ商法疑惑や違法献金疑惑を検証。
 秘書に、「自分の給料は自分で稼げ!」と、給料を出さずに、マルチ商法をさせた実態があからさまに。
 また、「公認が欲しければカネを出せ!」と、立候補者からしぼりとったり、「市長選挙で秘書を出すから600万円出せ!」と後援会長を恫喝したり、あまりにも、生々しい証言。
 開いた口がふさがらない、とはこのこと。
 政治守銭奴?

 夜は、政策ブレインの皆さんと、勉強会も兼ねた懇親会。
 午後9時半、帰宅。


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