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はせ 日記
平成23年
11月29日(火)

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■11月29日(火)

 午前2時32分起床。
 昨日、9時半前に寝たから、こんな時間にぱっちり目がさめちゃったよ。
 やっぱ、5時間寝りゃ十分なんだな、50歳のからだは。
 お手洗い済ませて、ネットでニュースチェック。

 午前8時過ぎには国対に入り、執務。

 9時10分、国対正副会議。
 被災地復興に向けての第3次補正予算と、関連法案までは協力する、野党。
 その他の重要法案について、協力するかどうかは、そりゃ、内容次第。
 ところが、臨時国会終盤にきて、与党民主党の腰が定まらない。
 ・ 「復興庁法案」は、実施官庁と権限の在り方を巡って隔たり大きい。
 ・ 「郵政改革法案」は、民営化後退を自民党は容認できない。
 ・ 「公務員給与法案」は、人事院勧告と深堀の両案に切り分けなければ、自公は賛成できない。
 ・ 「一票の格差解消法案」は、公明や共産や社民などの少数政党が、抜本改革を求めている。
 ・ 「労働者派遣法案」は、原則製造業や登録派遣を削除で与野党交渉中。
 以上、論点は出てきている。
 でも、12月9日の臨時国会最終日まで、衆参で処理できるかどうかの全体審議スケジュールが、民主党側から示されない。
 国会運営に責任を持つ与党として、本当に無責任。
 日程が確定できないからといって、郵政法案では、強行採決までちらちら聞こえてきた。
 本末転倒。
 永田町全体が、国民新党に振り回されてはならない。

 そのほかにも、普天間基地移転の「環境影響評価書提出」問題や、「税と社会保障の一体改革(消費税増税具体案)」など、迷走。
 本当にこの政権は、国家としての重大案件を処理できるのか?
 本当に心配になってきた。
 与野党対決どころではない。
 国家の将来が見通せない不安感でいっぱい。
 与党の責任を果たせていない政権への不安と、心配ばかりが先に立つ。
 復興問題優先で先送りしてきた「政治とカネ等」の予算委員会集中審議が、いよいよ12月5日開催されることが決定。
 その前に、12月1日(木)午後4時より、元真岡市長ご夫妻が国会にやってきて、記者会見してくださる。
 真岡市長選挙における秘書給与肩代わり事件の一件。
 衆議院第2議員会館 地下1階 第5会議室。
 マスコミ入りで開催される。
 ここでどんな爆弾がさく裂するか?
 ふんとうにもう、どこが敵材敵所なんですか、山岡大臣・・・・
 野田総理の見識を疑わざるを得ない。
 当然、小沢さんの証人喚問を拒む民主党の見識も、疑わざるを得ない。
 政治とカネの問題を引き起こしてきた自民党は、竹下登さんや田中角栄さんや橋本龍太郎さんなど、ちゃんと国会の場に出て説明責任を果たしてきている。
 そういう意味でも、全てを先送りする今の民主党政権のやり方は、不信感を募るだけ。

 午前10時、石川県青色申告会連合会の要望をうかがう。
 個人事業主の報酬制度の実現、事業承継税制についての要望がメイン。
 北村茂男代議士、岡田直樹参議院議員とともに、お話をうかがう。
 会長の安上さんは、諸江地区の連合町会長。
 こないだの日曜日は、町制定50周年記念式典を成功させたばかり。
 名実ともに、地域のリーダー。
 だからこそ、町や商店街を支える個人・零細事業主の味方。
 事業主報酬制度と事業承継に向けた税制の創設は、長年の悲願。
 正義感のかたまり。
 何とか実現させたい。

 10時30分、「自民党どうぶつ愛護議連」設立総会に出席。
 動物愛護法改正についての提案母体。
 もう、12年前になろうか。
 当時、自民党環境族の鈴木つねおさんや、杉浦せいけんさんや、河野太郎さんなどと、いっしょに取り組んだ案件。
 動物管理法を、動物愛護法と名称まで変えて、「動物取扱業者」を届け出制から登録制にした。
 ペット業者を野放しにさせてはならない、そんな事件も全国で相次いでいた。
 あれから12年。
 ペットを取り巻く環境も激変してきた。
 そこで、野党自民党に設立された議連は、小池百合子さんが会長。
 テーマは、動物愛護管理法の抜本改正。
 ・ 飼い主責任とマイクロチップ制度。
 ・ 命ある動物と、葬祭・埋葬業者。
 ・ 動物取扱業者の適正化(登録制から許可制か)。
 ・ 実験動物と動物虐待。
 12年前に議論したことで、まだ解決されていない問題山積。
 毎年殺処分されるペットは、30万頭をゆうに超えている。
 ペット大国日本と言えど、心ない飼い主や業者によって、動物の愛護精神とは無縁のひどいことが行われている。
 何とかしなければ!

 午前11時、議員会館の部屋で、日本武道教育新聞社の安田さん(週プロフリーライター兼務)から取材を受ける。
 中学校での武道必修化に向けての懸念事項。
 指導者と、怪我や事故と、施設整備について。
 不肖馳浩、ちょうど平成18年、教育基本法を抜本改正した時の副大臣。
 その時の考え方から説き始める。
 第2条の「教育の目標」がいかに重要か、と。
 その上で、学校長を先頭に、現在、指導者研修が全国で行われていることを指摘。
 「授業の大目標は、日本人としての武道精神の理解。その上で、歴史・作法・競技制・事故防止・型の理解。安全指導最優先。それと、事故が起きた時の究明再発防止委員会設置も急務!」など、懸念される事項を申し上げる。
 安田さんと激論中、石川県森林組合の幹部や、石川県パーキンソン友の会の小森会長が議員会館にお見えになる。
 第3次補正で森林整備交付金がついたことへの御礼や、来年度予算で難病対策がさらに拡充されることの要望。
 しっかりとお話をうかがう。
 こうして地元でお世話になっている皆さんが、国会事務所を訪問してくださることは、無上の喜び。
 感謝。
 国対でお昼御飯のランチB(アジフライ定食)をいただいて、ご機嫌回復。

 午後1時、本会議。
 復興特区法案、修正可決。
 自民党の指摘通りの修正。
 良かった!
 次は、復興庁法案だな!

 午後2時半、ドクターヘリ推進議連総会。
 北陸、東北、四国、南九州。
 まだまだ整備されていない地域に、どうやってドクターヘリを導入するかの詰めの議論。
 やっぱり、知事の権限、考え方次第。
 「石川県は、金沢医科大が関心を持ち、検討中ですよ!」と、HEM−Net関係者の情報。
 本当は、県立中央病院の建て替えに合わせて、救急医療拠点病院整備として、構想に入れてほしいし、ヘリポートを併設していただきたいんだが。
 谷本知事は、慎重派。

 午後3時半、不適格大臣追求PT。
 12月5日、政治とカネ集中審議の準備。

 午後4時半、予算委員会 野党理事懇談会。
 まだ、5日の質疑時間が決まらない。
 与党は、午前午後と、衆参で7時間。
 野党は、衆議院で7時間。
 与党は、後半国会の日程が窮屈なので、少しでも法案審議の時間を確保したい模様だ。
 石破茂筆頭理事の腕の見せ所。
 ヘンに妥協した日程となると、本気度が自民党党内から疑われるからだ。

 午後5時、専修大学ボクシング部の井関先輩と高野先輩が、要望活動でわざわざお見えになる。
 その要望は、残念ながら司法に関することなので、立法府の国会議員では手が出せないことを説明し了解いただく。
 それはそれとして、学生時代、新宿荒木町のヒロシマ風お好み焼き「めぐみ」で、井関店長のもとでバイトさせていただいたことが懐かしく蘇る。
 ロス五輪目前の強化合宿、卒業論文締め切り、高校教員準備と、3重苦の中で、生活費を面倒見ていただいたアルバイト。
 夜7時から朝3時まで、立ちっぱなしの辛いバイトだったが、でも、たのしかった。
 小田急線の始発まで、いっしょに新宿3丁目でコーヒーを飲んだり、先輩の新婚さんアパートに転がりこんだりしてた。
 青春時代を支えていただいた、偉大な井関先輩。
 感謝。
 昔話がはずむ。

 午後6時半、「巨門星」で懇親会。
 情報交換会。

 午後9時、自宅に戻ると、やっぱりおりんさんは、2PMのDVDを観て踊っていた。
 ホットカーペットの上に寝そべって、パパと背中をくっつけて、一緒に見るのであった。 


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