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はせ 日記
平成23年
11月22日(火)

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■11月22日(火)

 11月22日。
 いい夫婦の日。
 5時起床、河野太郎代議士の「ごまめの歯ぎしり」ホームページを拝読し、勉強。
 国会議員それぞれの活動記録を拝見することは、とても勉強になる。
 政策分野が重なったり重ならなかったり、また、政党によってアプローチが違ったり。
 河野さんは、徒党を組まないために誤解を受けることも多いが、「行政の情報公開」を求めて、徹底的に戦う政治家。
 自民党の、というよりも、日本の将来を背負う政治家であることは確か。

 ニュースチェック。
 「観客席でビールを飲むことが、夢だった!」と、元横綱朝青龍が、大相撲福岡場所に突如、登場。
 観客席どころか、関係者立ち入り禁止の支度部屋にまで堂々と入り込み、取組前の日馬富士と談笑。
 相変わらずのお騒がせぶりだが、このちゃめっけと豪快さがまた、、魅力。

 午前7時半過ぎ、国対に入り執務。

 午前8時、ホテルニューオータニでの、全国史跡整備市町村協議会 総会出席。
 本来は、国が整備すべき史蹟整備を負担していただいている全国の市町村。
 公有化(土地の買い取り)、史蹟整備・保存活用、埋蔵文化財調査予算の3点セットが活動目標。
 今年は、大震災があって被災地の文化財が破壊されたり、また、「奥州平泉」が世界文化遺産に指定された朗報もあった。
 地域の誇りでもあり、日本国家の財産でもある史蹟整備。
 これからも応援して行かねばならない事業。

 午前9時10分、国対にとんぼ返りし、正副会議。
 12月5日に、予算委員会での「政治とカネ問題集中審議」内定との報告が、岸田委員長よりあり。
 前国会からの約束事項。
 野田総理の外国人違法献金、山岡大臣のマルチ問題、一川大臣の国賓晩さん会欠席事件などなど、まだまだたくさんの不適格大臣を内包する民主党政権。
 もちろん、小沢さんの問題も引き続き抱えている。
 テレビ中継もあり、粛々と指摘しておきたい。

 国対正副会議後、雑談。
 今朝の自民党外交部会で、「日本ペルーFTA協定」「日本メキシコFTA協定」の承認案件について、審議されたそうな。
 党内から、素朴な疑問が出されたようだ。
 「TPPと二国間FTAと、どちらが優先するのか?」
 ・・・外務省は明確に答弁なかったと、小野寺外交部会長。
 「二国間のFTAが優先する可能性がある」と、担当者があいまい答弁したので、
 「それじゃ、関税撤廃のTPPよりも、二国間FTAを推進したほうが、コメなどの関税守れるじゃないか!」と、蜂の巣をつついた騒ぎとなり、憤懣やるかたない意見噴出したとか。
 こういう基本的認識ですら、政府内で確定できていないなんて、何なんだよ!
 だから、民主党政権に外交通商交渉を任せることに、不安を禁じ得ないのだ。
 もうひとつ、国対の雑談の話題。
 今朝の読売新聞一面スクープは、「国家転覆ありえた!」と、甲斐中辰夫 元最高裁判事のインタビュー記事。
 東京地検次席検事として、オウム捜査を指揮した甲斐中さん。
 「当時のオウム真理教の計画では、サリン70トン、自動小銃1000丁の準備最終段階だった。霞が関や皇居上空にヘリコプターで大量のサリンを散布し、大量殺人し、その混乱に乗じて首都制圧し、国家転覆を目指していた! その情報を入手していたのは警察だけだったが、初動捜査が遅れた。その反省は、これからも引き継がねばならない。」と・・・。
 今からすれば、何を荒唐無稽な、と笑われそうだが、当時の緊張感を知るものとして、空恐ろしさを禁じ得ない。
 松本サリン事件〜上九一色村教団建物サリン大捜索〜信者殺害事件〜地下鉄サリン事件・・・・・
 あの空前絶後の大事件が、どうして連鎖的に引き起こされ、捜査が後手後手になってしまったか!!!
 「想定外を想定する」
 今年の流行語になりそうだが、一連のオウム真理教事件についても、「国内テロで国家転覆」という緊急事態を、想定内にしておくべき問題。
 で、現政権は、本当に、緊急事態対処法が整備されているのか?
 国家安全保障体制は整っているか!?
 安部内閣で日本版NSCを内閣府に組織化する法案が提示され、日の目を見ることもなく退陣することになってしまったが、かえすがえすも残念だ。
 これは、憲法改正で、「緊急国家非常事態」の概念を盛り込み、「非常事態への備え」を内閣として整備しておかねばならない大問題。
 そういう話をしていたら、某代議士が耳打ちしてくれる。
 「馳さん、刑務所の服役囚、一人年間350万円かかってるよ! 国民の税金だよ、この経費!」
 「オウムの裁判費用は、総額4億円だって! そのうちオウムは3億円負担したらしいよ!」
 ・・・・
 日本は司法権を守る近代国家とは言え、被害者や被害者家族・遺族のことを思うと、釈然としないのは俺だけか??

 午前9時40分より、国対法案説明会。
 復興庁法案で、質問。
 「除染の権限は復興庁? 環境省? どうなるの?」と。
 法案担当の内閣府は、説明できず。
 「放射性物質は、環境法令の適用除外となっています。8月26日に議員立法で成立した特措法で、放射性物質の除染や廃棄物処理については、環境省に権限を与えました。」
 「はい、承知しております!」
 「が、そもそも、環境省設置法においては、環境省の組織における、放射性物質の取り扱いはいまだに規定がありません!」
 「え、そうなんですか?」
 と、内閣府の担当課長。
 やっぱし、知らんかったわけね・・・・
 ここは、議員立法提案者として、説明しておく必要がある。
 「そうなんです。だから、環境省設置法を改正して、放射性物質を取り扱うことや、関係法令の根本改正など、必要なんです。 でも、間に合いません。復興庁ができたら、除染と復興町づくりはセットになるでしょ? 環境省と連携して現場対応できるかどうか、権限の役割分担とか、予算措置とか、現場が困らないように、整合性の合うようにしておいてくださいね! 業務のたらい回しはいかんよ!」と、指摘する。
 環境省よりも、復興庁が、組織としては上位に来ることになっている。
 だったら、復興庁がコーディネート役を引き受けるべき。

 午前10時から、石川県の小森企画振興部長と、県政の政策課題について、懇談。
 新幹線並行在来線の第3セクター立ち上げと支援、小松基地F15戦闘機タンク墜落事故の原因究明と訓練再開、加配教員の配置、TPP市場開放&関税撤廃による県内産業対策、本年度の地方税収の多寡、県立中央病院の改築新構想などについて、石川県内の状況をうかがう。

 午後1時より、文部科学委員会 理事懇談会。
 11月30日に、南相馬市視察が決定。
 視察を受けて、12月2日か7日に、一般質疑決定。
 詳細は、筆頭理事預かり。

 午後2時半、不適格閣僚追及PT。
 12月5日の集中審議に向けて、問題点洗い出し。

 午後3時半から5時まで、健康センター。
 ちょいと汗を流す。
 ヒンズースクワット300回、首押し50回、足上げ腹筋50回、背筋50回、ヨガ式腹筋80回、倒立30秒&ぶら下がり30秒3セット、腕立て伏せ20回&ラットプルマシン10回&ダンベルカール10回6セット、インクラインプレス10回4セット、サンドバッグ蹴り3セット。
 まぁまぁ。
 体脂肪は24・9%。
 体重は98キロ。
 まぁまぁ。

 午後6時から6時半まで、南青山会館。
 第22回、松浪健四郎を囲む「四季の会」定例講演。
 「議員立法と言う得意技」について、40分講演させていただく。

 午後7時40分、羽田空港発のANAで小松へ。

 午後8時40分、小松空港到着し、そのまま金沢市文化ホールへ。
 河野太郎講演会 会場入り。
 晩御飯は、長町の「鏑木」にて、香箱カニ&加能カニ三昧!
 河野代議士にも大満足していただけた。
 感謝。

 帰りに、ON AIRに寄って、アイスコーヒーをいただいて、疲れを癒やす!
 午前様。
 午前1時過ぎには、バタンキュー(死語)。 


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