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はせ 日記
平成23年
10月28日(金)

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■10月28日(金)

 昨日までに、馳浩金沢事務所秘書の秋の研修旅行が終わった。
 女子チーム(10月12日〜14日)と、男子チーム(10月25日〜28日)にわかれて、被災地視察に行かせたのだ。
 「必ず自分たちで計画を立て、福島県〜宮城県〜岩手県を、自分で運転して、三日間で回ってくるように!」と、いう条件を付けた。
 もちろん、ガソリン代と宿泊費と食事代は事務所持ち。
 地元秘書は、ともすると、地元回りで精いっぱいで、国政の政策課題を肌で感じることが少ない。
 緊張感を持てない。
 それでは、有権者とじかに触れ合う立場として、現実味がない。
 ということで、今回、三日間だが、直接被災地を視察に行かせた。
 「政治家が、今何をすべきか!」を、秘書も同じ目線で見てほしかったのだが、成果はあったようだ。
 「テレビで見てるのとは大違いでした!」と、それぞれの秘書から報告があがってきた。
 テレビやマスコミのフィルターを通してとは、また違う「事実と真実」を実感してきたようだ。
 男子チームは、たまたま大川小学校での慰霊祭に遭遇し、お線香を上げさせていただいたという。
 女子チームは、新地町のつい最近までは入れなかった海岸沿いを見て、絶句したという。
 匂いとか、風土とか、マクロな全景とか、ミクロな心情とか。
 被災者の不安と怒りを、わがこととして体感することができたようだ。
 モチベーションを高めて、また秘書業務に励んでほしい。
 三日間で、1500キロ近く運転するしんどさも、少しはわかっただろう。

 昨日は、ドラフト会議だった。
 日本ハムが菅野を指名し、くじ引きでとった時の、会場内のファンのどよめきと拍手が、プロ野球の現状か?
 「巨人覇権主義は許さない!」という、ナベツネ批判と判官びいきを感じるのは、俺だけか?
 菅野に罪はないのだが・・・・・
 母校星稜高校の西川健太郎投手が中日に、金沢高校の釜田佳直投手が楽天に、それぞれ2位指名を受けて、嬉しかった。
 プロの世界で羽ばたいてほしい。 

 午前7時、ホテルニューオータニ「AZALEA (アッザレーア)」へ。
 東京銀河の会 定例講演会&朝食会。
 講師は、藤岡信勝先生。
 拓殖大学教授。
 「雲太(出雲大社) 和二(奈良の大仏殿) 京三(京都御所)」
 ・・・国譲りの神話や合議制から説き起こして、象徴天皇制における国家の自立についてお話をいただく。

 午前9時10分、国対正副会議。
 民主党側から、まだ予算委員会運営のトータルの日程が、提示されていない。
 大丈夫か?
 @ 補正予算本体の審議時間
 A 歳入(増税)法案の審議時間
 B 本会議登壇ものとなる、財源確保法案
 C 津波防災やB型肝炎対策や、国民年金財源などの関連法案
 この予算関連10法案を、衆参で、どういうスケジュールで可決させるかの日程提示がまだないのだ。
 民主党の平野国対委員長に、与党としての自覚はあるのか?
 第3次補正予算成立とともに、関連法案を処理しなければならない日程を、わかっているのか?
 誰がまとめ役なんだ?

 民主党国対委員長の平野さん、昨日から大阪に帰っている。
 国会中の平日に、国対委員長が地元に帰ったままだなんて聞いたことないぞ!
 大阪府知事選と大阪市長選にかかりすぎじゃないか?
 国対委員長が東京にいないなんて、なんじゃそりゃ?
 司令塔役を果たせていない。
 大丈夫か?
 そんな不安だらけの民主党。
 とにかく、予算委員会の野党理事懇談会を開きながら、野党としての国会の展望を描くのみ。
 衆議院で5日間。
 ・ 基本的質疑、一般質疑、総括質疑。
 ・ 修正含み。
 ・ 政治とカネの集中審議を、今国会中に開催することの確約。
 ・ 小沢一郎さんの証人喚問。
 ・ ハワイでのAPEC前に、国会で国民に対してTPP問題について説明すること=予算委員会集中審議。
 俺だったら、少なくともこれだけのメニューを想定して、国会運営するんだけどなぁ。

 午後1時より、本会議。
 野田どじょう総理の所信演説。
 安住ちびっこギャング財務相の財政演説。
 ・・・
 増税増税、TPPTPPと言葉は躍るが、
 「それが国益に結びつくのか?」 「誰がための増税か?」 「産業空洞化対策として十分か?」という、「なぜ?」に応えていない。
 ここのところが、来週からの追及しどころ。

 本会議散会後、午後1時45分より、党本部701号室。
 電源立地調査会と、原発立地同県県連との意見交換会。
 「野党だから、積極的にエネルギー対策を作る必要はない!」
 「政府方針をチェックすべきだ!」
 「原発再稼働は政府の責任!」
 という細田調査会長の方針は、違う。
 これまで原発政策を推進してきた自民党だからこそ、「検証」と「提言」活動で、政府民主党の尻を叩くべきだ。
 「脱原発依存」「新 エネルギー計画」「新 安全基準」のスケジュール観を、選択肢を持って示すことが、自由民主党の知見と良識ではなかろうか。
 断じて、傍観は許されない。

 加えて、
 ・ 環境法令からことごとく適用除外されてきた放射性物質の抜本改正
 ・ 子どもと妊婦の継続健康調査法案
 ・ 福島原発廃炉法案
 ・ 放射性廃棄物最終処分場問題
 は、積み残しの課題。
 原発事故のしりぬぐいは、東京電力や民主党だけの責任ではない。
 自民党こそが、責任を感じて取り組むべき。
 そう発言する。

 午後4時半のJAL機で小松空港へ。

 午後6時半、金沢エクセルホテル東急。
 「縁仁会(エンジン会)」出席。
 不破ひろひと県議の企業後援会。
 俺も会員として激励スピーチをさせていただく。

 午後7時、「菊川地区 馳浩後援会」発足式。
 御礼ご挨拶と、ミニ講演会。
 黒田さんや原さんや西川さんや川越さんや浅香さんなど、こまめに動いてくださった皆さんのおかげ。
 役員の皆さん、そして、お集まりいただいた町民の皆さんと、懇親会も。
 最後までお付き合いさせていただく。
 感謝。

 午後10時、和おんの湯。
 出ムチン、かわむらっち、氷見ちゃん、大平さん、もっちゃん、西川さん・・・。

 午後11時、スナック「ONAIR」。
 まったり。
 ここで、片町で御接待だった山田さんも合流。
 向社長は、このあとアオリイカ釣りへとか・・・
 その元気印をよそに、われわれおじさんたちは、1週間の疲れでぐんにゃり。
 やっぱ、この時間になると、眠い・・・・・ 


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