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はせ 日記
平成23年
10月29日(土)

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■10月29日(土)

 3時58分起床。
 朝起き会 森本支部へ。
 会友さんのお描きになった、冬の風景画が飾られている。
 「冬の絵ですが、作家の明るい性格が色に出ていますね!」
 と、鮮やかな白色を散りばめている技法に感嘆。
 「もっとうまくなりたいんですよ!」と、作者の会友さん。
 年を重ねてから絵心をもつようになったとか。
 「そういう向上心を、いくつになっても持ちたいですよね!」とお答えする。
 今週の一句。
 10.24 マニュアルが 機能をせずに 逃げ回る(東京電力シビアアクシデントマネジメントマニュアル)
 10.25 沖縄は なんでもかんでも 日本一
       素人が 安保を語り 士気低下
 10.26 日本語を 戦略的に 海外へ
 10.27 永田町 サイバー攻撃 セキュリティ
 10.28 国譲り 戦争せずに 合議制
 10.29 親切と 奉仕は生きる 合議制

 しばし、金沢弁のニュアンスについて会友さんと考える。
 「何言うとらいね」
 「何言うとるが」
 「何言うとれんて」
 抗議、同調、抵抗、驚愕。
 それぞれの言い方にも、微妙なニュアンスが含まれる。
 同じ金沢市内でも、金石地区、森本地区、富樫地区、芳斎地区、それぞれ発音も違う。
 男女での発音も違う。
 そういう話に、ウンウンとうなずく会友さんがた。

 午前8時半、街頭演説。
 鳴和町交差点。
 テーマは、来週からの本会議や予算委員会の論点を指摘し、自民党案を説明。
 ・ 野田総理の所信表明は、具体策なし、野党抱きつき作戦
 ・ 安住財務大臣の財政演説は財務省のシナリオ
 ・ 増税反対、建設国債で!
 ・ 円高対策は大胆な金融緩和措置
 ・ TPP参加よりも、まずはFTAEPA

 午前8時35分、鳴和中学校文化祭。
 母校。
 今年のテーマは、「鳴和絆物語」〜一人一人の絆でつくろう最高の文化祭〜
 冒頭は、ブラスバンド部。
 ん?
 女性ばかり。
 育友会の副会長さんに伺うと、
 「なぜか、ブラスバンド部は、女性ばかりなんですよ・・・・」と。
 でも、男性がつとめる事の多いトランペットなどの金管楽器も、迫力ある音を出していた。
 途中から、米田校長にも、文化祭の情報をお聞きする。
 感謝。
 ALTのショーン先生の「ラフマニノフ」が、素晴らしかった。
 学校の先生も、こうして「かくし芸?」があると、子どもたちも尊敬するんだなぁ。
 演劇部の「僕たちの銀河鉄道」は、3.11東日本大震災をモチーフにした新作。
 「美しい魂は、死んだらどこに行くの?」
 「残された私たちは、どう生きて行くべきなのか?」
 と考えさせる、中学生なりの死生観を問う作品。
 素晴らしかった。
 体育館での発表会の区切りがついたら、各教室での展示作品を鑑賞。
 育友会の体験コーナーで、しおり作りを体験。
 黄色の背景紙で、おりんさんのしおりを作り、アイロンでパウチ。

 さて、次はどうしようかな、街頭演説するかな?と駐車場で腕組みをしていると、おお、相撲部の後輩、川口先生が、赤い標識灯を持って駐車場係り。
 「寒いのに大変だね!」
 「こんくらいがちょうどいいっすよ!」
 と、メタボ気味の腹をゆする川口先生。
 そこへやってきた米田校長。
 「お隣の北鳴中も文化祭やっとるわ。行ってみんか? 馳さんの母校の千坂小学校のエリアやし!」
 と、気を利かせて小西校長に連絡してくださる。
 「わかりました、ありがとうございます!」
 と素直に従って、北鳴中へ。
 ここは、各クラス対抗の合唱コンクールの真っ最中。
 文化祭のテーマは、「WE ARE THE ONE!〜仲間を信じて〜」だ。
 仲間を信じて、一生懸命クラス全員で練習してきた曲を合唱。
 すばらしい。
 大は4組、のんちは2組。
 馳事務所のまちこ秘書の長女長男も、恥ずかしそうに歌っていた。
 そしたら、途中から、仕事を抜けてやってきたまちこ秘書の姿が。
 「お、来たがか?」
 「ぜって〜〜来るなって言われ取ってんけど、やっぱきました!」
 と、嬉しそうに体育館の隅っこで、わが子の歌を聞いているのであった。
 そういう保護者が、壁際に一杯。
 さすがに、小学校時代ほどビデオに収めている保護者は少ないが、でも、わが子の学校活動を見たいのはどこの親も一緒。
 そういえば、おりんさんも、今日は学校公開日だったなぁ・・・
 ママ行ってるかな?
 終了後、北鳴中の近くにある循環器病院へ。

 中野幸治先輩のお見舞い。
 思いのほかお元気で、口も達者だった。
 しばし、食餌療法とか。
 はやく娑婆に戻ってきて、また檄を飛ばしてほしい。

 午後1時半、金沢学院大学250教室へ。
 平成23年度、日本文学風土学会 秋季大会。
 研究発表は2本。
 @ 雲玉和歌抄と室町期の歌学  名古屋大学大学院研究生  佐々木雷太
 A 大正期の新国劇         中京大学非常勤講師     服部宏昭
 そして、基調講演は、地元金沢学院大学 柳澤良一教授。
 テーマは、「文学の街金沢と文学部の生き残り」と、地方大学の文学部の特色づくりという、切実なテーマ。
 「国語教育を充実すべく、地元の馳議員さんもがんばってください!とくに、漢文の授業を増やしてください!」と、思わず要望をいただく。
 おっしゃる通り。
 日本語教育(国語教育)の基礎的素養として、変体仮名や草書体文字解読や読み下し文(漢文素読)など、貴重な教養。
 「新しい学習指導要領で、小学校での古典学習が増えたのはいいのですが、教材開発も含めてさらに充実を!」と。
 同感。
 午後3時半まで拝聴。
 にわか学生気分!

 午後4時、金沢駅前の「県立音楽堂コンサートホール」へ。
 2011ビエンナーレいしかわ秋の芸術祭 石川県ピアノ協会設立40周年記念 第37回ピアノコンサート 〜広がるピアノの世界〜。
 実は、鳴和中学校〜星稜高校時代の同級生、竹中多佳子が出演。
 「観に来てよ!」というお誘いに応え、ピアノ鑑賞。
 ヤマハ音楽教室で講師を務める多佳子。
 本日は、紫色の素敵なドレスから見事な肩と腕?を披露。
 ピアノ連弾。
 初めて観た、聴いた。
 4台のピアノに奏者は8名。
 連弾。
 音のグラデーション、とでも表現すればいいのか。
 「くるみ割り人形」の聞き覚えのある楽曲が、流れるように、重なるように、はじけるように、客席に届けられる。
 素晴らしい!
 観客席2階の小さな子どもたちは、手すりをピアノの鍵盤代わりに、小さな指をせわしなく動かして真似ている。
 ヤマハ音楽教室の教え子なのかな?
 とにかく素晴らしい演奏会だった。
 終了後に、記念撮影。

 午後6時、日本文学風土学会 懇親会。
 東洋大学の高城功夫教授ご夫妻、梶さん、秋草短大教授の及川先生など、旧知の皆様と乾杯。

 午後6時半、母校 星稜高校同窓会50周年記念式典と懇親会出席。
 テーマは、集まれ星稜人〜500日ストーリー〜。
 同窓会の皆さんが、この50周年に向けて、準備をしてきた500日が詰まった、思い入れのあるイベント。
 松井秀喜や本田圭佑のビデオレターもある。
 みんなで街をきれいにしようとの、高校周辺ボランティア清掃の映像もある。
 学校の体育祭の映像もある。
 ハイライトは、歴代校長はじめ、現役先生がたの入場式と、紹介。
 恩師、同級生、先輩、後輩、同僚、教え子、クラブ仲間。
 星稜高校に在籍し、奉職し、政治家となってからも、ご指導いただいている懐かしい笑顔が、とめどもなくあふれている。
 焼酎水割りのコップを片手に、会場内のあちこちで歓談の輪。
 古典教師時代の師匠、槻木先生もお元気そうで。
 世界史の鳥倉先生からは、
 「自民党がしっかりせんでどうする!?」
 と、発破をかけられる。
 向元校長は、真っ黒な顔で、山岳三昧。
 鶴来先生からは、
 「おれんち、かどっこの目立ついいところだから、また馳ポスター持ってこいや!貼っとくぞ!」
 と、ありがたい声をかけていただく。
 現役の村上先生や、山下先生や、林先生や、矢後先生など、若い先生方も「星稜魂」。
 頼もしい。
 本当に素晴らしい同窓会となった。
 「誠実にして社会に役立つ人間教育」こそ、初代理事長、稲置繁男先生の教育理念。
 建学の精神あればこその、私学。
 来年は、学園創立80周年。
 おそらく、現理事長のご長男、稲置慎也さんが80周年を機に理事長としてスタートされるのだろう。
 慎也さんは、俺が国語教師として奉職した時の同期生でもある。
 さらにパワーアップ、新戦力で躍進する母校。
 いつまでも、仲間として、応援していきたい。
 感謝。 


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