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はせ 日記
平成23年
10月25日(火)

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■10月25日(火)

 夜中の2時13分起床、おトイレを済ませて二度寝。
 で、二度目に起きたら、もう朝6時3分・・・・
 二度寝は怖い。
 慌てて飛び起きてシャワーを浴び、国会へ。

 午前7時には国対に入る。
 4時に起きて作るはずだった、明日の文部科学委員会の質問を作る。
 テーマは、
 @ 国際日本語教育学会の役割と日本版孔子学院
 A 柏市の高濃度セシウム除染
 B 会計検査院による教員勤務実態調査
 C サポーター外交
 D 教員免許の国家資格化
 わずか1時間の質問時間ではあるが、中川正春大臣の政策方針を解き明かしたい。

 午前9時半より、科学技術イノベーション特別委員会。
 トップバッターで60分、質問させていただく。
 テーマは、宇宙開発の目標と、実施体制の集約。
 いつも思うのだが、文部科学省はJAXAを放そうとしない。
 ここは、宇宙基本法の付則に従って、法改正(JAXA法・宇宙基本法・内閣府&文部科学省設置法)で、宇宙開発の司令塔役の内閣府に所管を移すべきなのだが。
 答弁する古川さんも、ちょっと歯切れが悪かったなぁ。

 終了後、急いで、衆議院別館2階の青少年特別委員会の部屋に移動。
 午前11時より、お昼ちょうどまでの60分、沖縄の青少年問題を軸に質問。
 蓮舫大臣と、園田内閣府政務官に、沖縄県の児童福祉の現状を問い糺し、改善を求める。
 先日、16日〜18日まで沖縄視察した結果をもとに、質問項目をとりまとめる。
 「2012年からの次期沖縄県振興計画に、沖縄子ども振興計画を明示し、継続的な予算付けをして支援すべき!」
 と、沖縄の特殊事情を挙げて、説得。
 米軍基地、失業率日本一、出生率日本一、離婚率日本一、子どもの学力下から一位、少年非行率日本一、ニート率一位・・・・
 基地問題と連動する、この沖縄県の子どもの貧困問題は、残念ながら世代を超えて連鎖している。
 福祉、教育、就労、家庭、地域、学校、事業主、そしてNPOや地域の青年会などのサポート力結集。
 警察も司法も行政も、そして議会も連動して取り組まねばならない最重要課題が、この「沖縄子ども振興計画」だと言える。
 幸いにも、勘所のいい蓮舫大臣と、障害者支援問題などで気心の知れた園田政務官が、
 「地元の計画作りが主体!」と言いながらも、こちらの提言に対して、前向きに取り組んでくださる答弁。
 良かった。
 今回の質問ばかりではなく、継続的に「沖縄県の子育て先進県」を、支援していきたい。
 沖縄が、子育て先進県となれば、全国が子育て先進国となれる。
 その目標で頑張りたい。 

 お昼に、石破筆頭理事のもとで、新たなる「野党理事懇談会」開催。
 第1回。
 さっそく、前国会までの宿題を確認しながらも、いよいよ始まる第3次補正予算審議のアウトラインを検討。
 与党民主党のかたブツ、岡田克也民主党筆頭理事は、おそらく11月7日〜10日までの4日間での衆参での予算委員会採決を主張してくるに違いない。
 速やかに成立させなければならない被災地事情もわかるが、12兆円規模の補正予算は、麻生内閣時の(リーマンショック対策)補正でも衆議院で5日間をかけている。
 財源論(増税論やTPP論)や、ここまで提出を遅らせた民主党政権の責任論も含めて、衆議院で5日間の審議時間を確保するのは当たり前。

 午後1時より、安保委員会。
 不肖はせ浩、国会議員となって17年、初めて安保委員会で質問。
 これも、地元石川県の一川保夫防衛大臣が誕生した副産物?
 先般から大問題となっている「小松基地F15戦闘機タンク落下事故」の防衛省の対応のまずさについて、厳しく問いただす。
 第一報は「海岸近くの地上」に落下した、となっている防衛省の報告は、正確ではない。
 石川県翠ヶ岡浄化センターの屋根に激突して、北陸自動車道わきに落ちたのだ。
 もし、高速道路に落ちていれば、大惨事。
 もし、民家に落ちていれば、炎上の上、大惨事。
 もし、部品が人に当たっていれば、死傷事件。
 そういう重大事故を起こしたとの「国民目線」の反省が、防衛省や大臣には感じられないので、猛省を促す。
 わずか26分間の質問時間では、準備していた質問の半分もできなかった。
 残念。
 「これからも、一川大臣が本当に国民目線の仕事をしているかどうか、安保委員会にチェックにやってきます!」
 と、宣戦布告?
 かつての「小松基地能登移設論」も持ち出して、指摘。
 官僚答弁を繰り返す、一川大臣。

 終了後、科学技術イノベーション特別委員会に戻り、理事として、午後5時まで委員会審議を見守る。

 午後6時半、ホテルニューオータニへ。
 林芳正参議院議員の政治資金パーティー出席。
 俺は当選以来、一度もこういう政治資金パーティーは開催していない。
 政治活動は、出来るだけ、自分の歳費を削ってやりくりしている。
 もし、それで自分の政治活動に無理が生じるようならば、やむを得ず、いつの日か政治資金パーティーをやるかもしれないと思って17年。
 幸いにも、まだ一度も政治資金を集めるパーティーは開催しなくてすんでいる。
 でも、他人のパーティーには、出る。
 とりわけ、林先生のパーティーは一度も欠かしたことはない。
 やはり、参議院当選同期のよしみ。
 そして、同年代、同年齢。
 いつまでも、がんばってほしい。
 心をこめて、会費2万円を支払うのであった。

 午後8時半過ぎ、おりんさんを迎えに行く。
 今年度いっぱいで、この合唱団お迎えも終わりだ。
 来年は、おりんさんも中学3年生。
 受験だからなぁ。
 大丈夫かなぁ。 


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