いつものように夜中に目が覚めたのは、午前3時46分。
まだ早い。
携帯電話で、しばしニュースチェックしてから、二度寝。
二度目に目が覚めたら、なんと、7時15分!
やばい、寝すぎた!
がばっとベッドから飛び起きて、シャワーを浴びる。
お風呂から出てくると、いつものようにタンバリンが待っていて、パパの足についた雫をなめている。
両足の膝頭までなめたら、パパの足はきれいに乾いてしまった。
しかし、タンバリンの口臭い。
とほほ。
どうして飼い主が、飼い犬に舐められなきゃならねえんだ。
そんなわけで、朝から犬に舐められて、自宅出発。
午前8時過ぎには国対に入り、明日の質問準備。
・ 科学技術イノベーション特別委員会は、宇宙開発がテーマで60分。
・ 青少年特別委員会は、沖縄の子育て支援がテーマで60分。
・ 安保委員会は、F15戦闘機タンク落下事故がテーマで30分。
一日で2時間半も質問するのは、国会議員になってはじめてのボリュウム。
十分準備して臨みたい。
お昼に、科学技術イノベーション特別委員会理事会と委員会。
大臣所信あいさつ。
国対に帰ってきたら、会計検査院の幹部が待っている。
「どうしたの?」
「あのぉ・・・この記事の件で、ちょっと・・・・」
と差しだすのは、先週、読売新聞がスクープした、北海道と沖縄県と石川県と鳥取県の教員勤務実態調査の件。
「ああ、それね、ちょうど俺が明後日の文部科学委員会で質問するから、読売新聞にリークしたのかと思ったよ!」
「ちちちちっち、ちちっち、違いますぅ。本当に、私たちは知りません。読売新聞がどっかからスクープしたんですぅ!」
「・・・って、いちいち俺にそんなこと言い訳に来たの? そんなのどっちでもいいじゃん。とにかく、北教組の小林千代美さん選挙違反事件があって、教職員の不適切な勤務実態調査は必要だったんだから。去年、国会で俺が指摘したから、会計検査院が動いたんでしょ! その結果、不適切な勤務実態が事実あったならば、義務教育費国庫負担分(教師の給与3分の1)は都道府県から返還させるのがあったりまえでしょ!」
「返還させるのは、会計検査院ではなくて、文部科学大臣の権限です!」
「わかってるよ、そんなことは! 会計検査院が実態調査をして、その結果を受けた文部科学大臣が判断することでしょ、ってこと。」
「その結果の取りまとめが、まだ終わっていないんですよ・・・・・」
「いつ終わるのさ!」
「もう・・・そろそろです。」
「だったらいいじゃん。もうすぐ終わる会計検査院の勤務実態調査結果を見て、中川大臣は返還を求めますよね、っていう質問にするから!」
「ははははぁ!」
って、どうしてこう、高級官僚ってのは、こういうスクープ記事を気にするのかね?
午後、太田昭宏前公明党代表が国対にお見えになり、しばし懇談。
「おい、馳くん、そういえば、足立区の署名は20万人分集まったよ!」
「例の、団体規制法の観察処分延長請願署名ですか?」
「そう!」
「凄いじゃないですか!」
「あそこの区長、えらい気合が入ってるんだよ。だから、明日、法務省にいっしょに陳情に行って来るよ!」
「どうぞどうぞ。じゃあ、11月初旬の関係自治体合同陳情はどうしますか?」
「それも行くから呼んでくれよ!」
「わかりました。任してください!」
と、いうわけで、久々に懇談した太田先生、元気いっぱいだ。
太田先生は、代表時代から、しょっちゅう自民党の国対部屋にやってきて、いっしょにお昼ご飯を食べたり世間話をしてくださった。
「最近は、公明党の先生も、気さくに自民党の部屋に遊びにいらっしゃらないんですよね。これも時代ですかね?」
「そんなことはないよ。富田茂之さんなんか、なかなかの人だよ!」
「確かに、富田先生には、予算委員会の理事でお世話になりましたが、高木陽介先生に替わっちゃったんですよね・・・」
「高木くんもまっしぐらないい人だよ、頼むよ! ところで、与野党協力も復興支援までなんだから、そろそろ・・・・・」
と、永田町劇場舞台回しの世間話で盛り上がるのであった。
「・・・・はい。こちらこそ!」
と握手。
午後6時ころまで、執務。
午後6時半、新宿ヒルトンホテルへ。
保坂のぶと世田谷区長を励ます集い。
元気そうでなにより。
児童虐待防止問題や、チャイルドライン支援での大切な仲間。
党は違えど、今じゃ立派な世田谷区長。
頑張ってほしい。
午後8時、自宅到着。
明後日の文部科学委員会の質問準備に入る。