4時起床、原稿執筆。
共同通信の、「識者評論」の原稿。
締め切りが今日、掲載は明日。
テーマは、「サポーター外交」。
11月15日の日本対北朝鮮のアウェー試合に、日本のサポーターを平壌へ送り込むべきだとの主張。
日ごろの考えを、いつもより丁寧に原稿用紙に書く。
テレビをつけていると、「シェアハウス 人気の背景」の特集ニュースやっている。
つい、見入る。
震災以降、いっそう人気が高まったとか。
広いリビングルーム、ともだち、コミュニティ、いざという時安心、手軽さ、敷金・礼金なし、インターネットで貸主と直接契約。
なるほど。
でも、消費者トラブル大丈夫か?
インターネット契約って、現物わからない。
入居者同士の手が合わなかったりすると、居心地悪い。
その気まずさで退去せざるを得なくなったら、原状回復費用がかさむんじゃない?
法的位置づけもあいまいだそう。
人気だからって安直に飛びつかないほうがいいかも?
よくよくご検討あれ。
法的安全基準設定も必要かな?
午前8時前、チェックアウト。
車を運転して、新南陽体育館へ。
臨時駐車場に停めて、シャトルバスで10分。
午前8時半には到着
おお、全国のレスリング仲間が、いっぱい。
さっそく、スカウトでお世話になった、高校の監督にご挨拶。
玉名工業高校の宮本先生、沼津城北高校の杉山先生、山形商業高校の芦野先生、八幡浜工業高校の栗本先生、池田高校の藤島先生、小諸高校の中島先生と森角先生、島原高校の喜多先生。
残念ながら、育英高校の井上先生と、秋田商業高校の横山先生は、タイミングが合わず、ご挨拶できなかった。
申し訳ない。
9名の選手は、この国体でも、フリースタイルとグレコローマンスタイルで、それぞれ頑張ってくれるだろう。
大学に進学してからの指導が、楽しみだ。
会場では、佐藤満教授と合流し、試合観戦。
満は、全日本チームの強化委員長。
組み手の細かい技術や、アタック力や、精神的な強さをチェックしていた。
勉強になる。
試合観戦の合間に、馬場祐太郎とたかひろ兄弟のご両親が、ご挨拶にお見えになる。
昨日、たかひろがあっけなく負けたことが、悔しいお母さんなのであった。
「祐太郎が優勝しますから、明日からのグレコもがんばって応援してください!」と慰める。
長崎から車で4時間半、ドライブでやってきたご両親。
親の恩を、祐太郎もたかひろも感謝しなきゃいかんな。
専修大学関係では、全日本チャンピオンの荒木田が、過去連敗している下中選手に雪辱。
その他特筆すべきは、地元山口県勢が、3階級で優勝。
55キロの守田、66キロの小島、96キロの磯川。
おめでとう。
また、少年では、55キロの高橋(いなべ総合・三重県)、84キロの吉岡(花咲徳栄高・埼玉県)96キロの山本(花咲徳栄高・埼玉県)が評判通りの強さで優勝。
大学進学後、どこまで伸びるかが楽しみ。
成年では、60キロ級の前田(愛知)と、74キロ級の高谷(京都)の若手が優勝。
来年のロンドン五輪を目指して頑張ってほしい。
全試合終了後、会場を後にし、運転して山口宇部空港へ。
空港では、JALのフロア職員さんが、
「いつもはせ日記読んでますよ! 35キロもよく歩きましたね!」
と、声をかけてくださる。
ここにも読者がいるのか!と、びっくりするやらありがたいやら。
感謝。
空港の売店で、かまぼこ詰め合わせ、ふぐ明太子、もずくスープをお土産に購入。
今夜の酒のつまみ?!
午後3時20分のJAL機で、羽田に向かう。
午後6時前には自宅に到着。
おりんさんを合唱団に送って行ってから、明日からの被災地視察の荷造り。