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はせ 日記
平成23年
9月22日(木)

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■9月22日(木)

 3時46分起床、ニュースチェック。
 地元、北國新聞朝刊。
 昨日、金沢市議会最終日。
 大徳地区商工会の、名古屋競輪・場外車券売り場建設陳情は、「賛成18−反対21」の微妙な票差で、否決されたとの報道。
 採決は、無記名投票なので、誰が賛成したかはわからない。
 自民党会派は、政調会で大議論し、反対で統一したとのこと。
 賛成した18名は、どうして賛成か、の説明責任が求められる。
 もしかして、説明責任を回避する為の「無記名投票採決」だったのだろうか?
 前回反対した市議も、今回当選して賛成に回った新人市議も、説明責任を果たしたほうがいい。
 反対から賛成に転じた経緯や理由を。
 大徳地区に住む人たちにとっては、この陳情書の賛否は死活問題なのだから。
 建設賛成の地元合意のない現状において、どうして賛成なのか?
 無記名だからといって、免責されるものではない。
 地区住民の生活環境・教育環境が、かかっているのだから。

 こういうとき、市議会の情報公開が、もっと必要だと思う。
 市議一人一人の採決動向や、その理由が市民に伝わると、もっと市議会の活動を理解してもらえ、関心を持ってもらえる。
 今やインターネット時代。
 議会と市民の双方向のやり取りなど、そういう基盤整備は、すべきではないかと、今回の騒動を側聞していてそう思う。
 それこそ、山野市長の得意分野?!
 山野市長も、お得意の自らのツイッターやブログで、つぶやいたらどうか。
 どうして、前回は反対したのに、今回は、「地元議論を見守る」とか、「議会の意思は民意の反映」などと発言を後退させたかの理由を。
 「市議時代と市長になってからと、立場が変わったから!」と、いう抽象的な説明では、説明不足。
 大徳地区の住民合意ができたから?というならば、それは認識不足。
 事実は違う。
 丁寧に住民合意・合意文書を求める町内会の会合は開かれていない。
 大徳中学校のPTAからも、慎重を期する文書が議会に寄せられている。
 山野市長は、市議時代は反対だったことは事実。
 その変遷を情報公開したほうがいい。
 市役所内で最大の権限を持ち、町づくりに責任を持つ最大の権限を持つ市長。
 明確な説明責任が求められる。
 だんまりを決め込むならば、それは山野市長らしくは、ない。

 私は、競輪という競技も公営ギャンブルとしての役割も認めている。
 ファンの期待にこたえる場外車券売り場の必要性も理解している。
 全国に61か所ある施設の資料も精査している。
 でも、どうして大徳なのか?
 通学路のそばにギャンブル施設建設は反対だ。
 それだけだ。 

 午前6時過ぎ、外は明るい秋晴れ。
 昨日の台風は何だったのか?
 さわやか!

 午前8時過ぎに、国対に入る。
 執務室から、東京スカイツリー上部が、くっきりと間近に見える。
 これも台風一過の影響?
 すぐそこにあるみたいだ。
 スカイツリーを横目に、26日27日の予算委員会準備。
 自民党の質問者と、そのシナリオが決定。
 26日は、午後1時から、石原(60)〜塩崎(60)〜田村(45)〜吉野(40)〜稲田(35)。
 27日は、午前9時から、石破(60)〜斎藤(40)〜小泉(40)〜河井(40)。
 野田内閣最初の予算委員会。
 国連総会や日米首脳会談など、今週の一連の外交報告を質すこともある。
 第3次補正予算の復興債の財源論を論じることもあり。
 そして、超円高対策の経済・国際金融政策を問うこともあり。
 もちろん、バラマキマニフェストの見直し(3党合意)の方向性を問うこともあり。
 その他、今後の原発再稼働や、事故調査委員会設置や、エネルギー総合計画や、除染や、地球温暖化対策など、原発事故関連事項をも問いたださねばならない。
 小沢さん秘書の判決も、26日の午後1時半には出るし。
 どじょう内閣? 適材適所内閣? 不完全内閣?の実相をも、指摘せざるを得ない。
 なによりも、ぶら下がり取材も受けず、記者会見も都合のいい時にしかしない、臨時国会もわずか4日間で閉じようとした、情報発信力のない野田総理の人となりをあぶりだす必要がある。
 素人大臣?の答弁力をも、追及せざるを得ない。
 すべては国益と、被災地復興のため。 

 午後4時過ぎのANA機で、小松空港へ。

 午後6時過ぎより、岡田直樹先生と、意見交換会。 


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