4時25分起床。
あまりにも蒸し暑いので、代々木公園を走る。
膝に無理をかけずに、走る。
ホームレスの方が新聞を読んでいたり、犬の散歩の方が歩いていたり、サイクリングをしたり、のどかなひと時が流れる。
およそ1時間。
帰り際、ご近所の平井さんに、公園出口でばったりと出会う。
「平井さん、今からですか?」
「そうですよ!」
「無理しないでくださいね!」
「暑いですね!」
何気ない会話が、休日の空気を醸し出す。
午前9時前、東京体育館へ。
第2回 全日本女子ドッジボール選手権 全国大会。
開会式に、大会会長として出席。
今年から、正式にユニフォームを着用して出場する大会規定となった。
わざわざ、スポンサーの「味の素」さんと、「タマノイ酢」さんが、資金を提供してくださり、全チームのユニフォームを作ってくださった。
大感謝。
昨年までは、めいめいのおそろいのTシャツと、サポーターをつけての試合だった。
「それではサポーターの使い回しで衛生的に良くないし、公式ユニフォームのほうが競技性が高まる!」
と、いうことで、理事会で決定していた。
晴れの全国大会で、全チームにユニフォームを提供してくださった2社をはじめ、協賛企業の皆様には本当に感謝。
モルテン、ミカサ、ミズノ、近畿日本ツーリスト、糖業協会、アミノバイタル、など。
ありがとうございます。
開会式では、前年度優勝チームから優勝旗返還を受け、代わりにレプリカ盾を贈呈。
そして、激励のご挨拶。
競技場の注意、選手宣誓。
あこがれのカラーコートでの全国大会。
「優勝するチームは1チームですが、皆さんすべてにそのチャンスがあります!」
と、挨拶した瞬間、選手諸君の目がきらりと光った。
地元石川チームを激励し、しばし試合観戦。
いったん自宅に戻り、着替えて再出発。
午後3時、鈴木啓三先生の川崎市麻生区のご自宅訪問。
本日は、横浜ベイシェラトンホテルにて、お祝いの会。
そのお祝いの会にご披露する、「瑞宝中綬章」(教育研究功労&スポーツ振興功労)を運ぶ。
鈴木先生と、明美奥様も車に乗っていただいて送迎。
「あら、国会議員に運転手してもらって、なんだか悪いわね!」
と、明美奥様。
とんでもない、恩師の送迎をさせていただけるだけで光栄です。
ましてや最初の結婚式の仲人でもある。
レスリングの指導ばかりでなく、馳浩の今日あるも、鈴木先生のおかげ。
終生、恩師は恩師。
安全運転でハンドルを握る。
そうはいうものの、口から先に生まれてきたような馳浩。
「鈴木先生、あんまりおしゃべり得意じゃないから、松浪先生の前に喋ってくださいね、お礼のご挨拶ですよ!」
と、つい一言多いのであった。
「わかってるよ、まっちゃんのあとだとしゃべりづらいもんな!」
と、どこまでも控えめな鈴木先生なのである。
午後4時過ぎに、ホテル駐車場に到着。
地下3階の駐車場に車を停めようとした時、通路のど真ん中を悠々と歩いている結構な御年のおばさんを、ついひきそうになってしまった。
「おかあさん、危ないわよ、こっちこっち!」
と、その娘さんが手を引く。
で、その娘さんと、孫の顔を見てびっくり。
なんと、百坂町ヘンタイ軍団で唯一といっていいくらいまともなヘンタイ、永田さんじゃないか!
「あれ!永っちゃんの奥さん、じゃないの、どうしたのよ!」
「あれ〜〜〜、馳さんじゃないの、こっちこそびっくり!」
と、二人の素っ頓狂な大声に振り替える、永田さん。
「あああああああ、永っちゃん、どうしてここにいるのさ、よりによってこの広い日本で、こんなところで会うなんて!」
「馳さんこそ〜〜〜!」
と、お互い唖然。
家族でホテル2階のレストランに、お食事にやって来た永田さん親子。
奥様の実家が近くにあるとか。
そして、4階の小ホールでの恩師のお祝いの会にやってきた馳浩。
偶然とは恐ろしい。
「んじゃ、また来週、末っ子で!」
と、マイナーな会話で別れるのであった。
午後4時半には、会場に馳事務所メンバー集中。
秘書を筆頭に、その弟子の久木留と岩山。
秘書の指示の通りにテキパキと受付業務。
不肖はせ浩も、受付の横で立ってご来場の皆様にご挨拶。
午後5時ちょうどに開宴。
藤井憲昭専修大学レスリング部OB会 事務局長の司会進行。
・ 金子正明専修大学OB会会長の開会のご挨拶。
・ 福田富昭日本レスリング協会会長の祝辞。
・ 杉山三郎至学館大学教授の祝辞(松浪先生の大学同級生)。
・ 鈴木啓三先生のお礼のご挨拶。
・ 松浪健四郎先生(日体大理事長就任)のお礼のご挨拶。
・ ご両名に、JTB宿泊券贈呈式。
・ そして、今泉雄策さん(日本レスリング協会副会長)の乾杯ご発声。
参加人数は、馳事務所含めて40名。
金子正明ご夫妻や、高田専務理事や、谷口外美夫さんや、工藤章ご夫妻や、安藤恒弘ご夫妻や、佐藤満や、白石俊次さんや・・・・
若手では、遠藤敏一や、布施光明さんや、岩山や、久木留や尾高さんなどなど。
賑やかな中にも、アットホームなお祝い食事会。
横須賀から娘と一緒にやってきた、ビクトル古賀先生も、感涙。
本当は、全国の友人知人を招待したかったのだが、
「はせ、うちわでやろうよ、派手にしなくていいからさ。遠くから来てもらったら悪いじゃん。松浪のお祝いと一緒にやろうよ。30人ぐらいでいいから!」
と、あくまでも控えめな鈴木先生のリクエストによって、本当に仲間内だけのお祝いの会になってしまったが、懇親会ではみんなで多いに酔っぱらって昔話に花が咲いた。
あちこちの席を移動しながら、近況報告や、昔話に花が咲く。
午後7時の中締めのご挨拶は、山平義雄さん(鈴木先生の同級生)。
しゃべり足りないメンバー10名ほどは、松浪先生と一緒に勝手に2次会に行っちゃったが、ご高齢?の鈴木先生ご夫妻は、そのままご自宅にお送りする。
本当に、皆様のおかげで、久しぶりに心の底から楽しい祝賀会だった。
レスリング仲間に、感謝。
午後10時過ぎ、自宅に戻る。
おりんさんのいない静かな寝室で、タンバリンを抱っこして寝るのであった。