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はせ 日記
平成23年
8月20日(土)

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■8月20日(土)

 4時25分起床。
 あまりにも蒸し暑いので、代々木公園を走る。
 膝に無理をかけずに、走る。
 ホームレスの方が新聞を読んでいたり、犬の散歩の方が歩いていたり、サイクリングをしたり、のどかなひと時が流れる。
 およそ1時間。
 帰り際、ご近所の平井さんに、公園出口でばったりと出会う。
 「平井さん、今からですか?」
 「そうですよ!」
 「無理しないでくださいね!」
 「暑いですね!」
 何気ない会話が、休日の空気を醸し出す。 

 午前9時前、東京体育館へ。
 第2回 全日本女子ドッジボール選手権 全国大会。
 開会式に、大会会長として出席。
 今年から、正式にユニフォームを着用して出場する大会規定となった。
 わざわざ、スポンサーの「味の素」さんと、「タマノイ酢」さんが、資金を提供してくださり、全チームのユニフォームを作ってくださった。
 大感謝。
 昨年までは、めいめいのおそろいのTシャツと、サポーターをつけての試合だった。
 「それではサポーターの使い回しで衛生的に良くないし、公式ユニフォームのほうが競技性が高まる!」
 と、いうことで、理事会で決定していた。
 晴れの全国大会で、全チームにユニフォームを提供してくださった2社をはじめ、協賛企業の皆様には本当に感謝。
 モルテン、ミカサ、ミズノ、近畿日本ツーリスト、糖業協会、アミノバイタル、など。
 ありがとうございます。

 開会式では、前年度優勝チームから優勝旗返還を受け、代わりにレプリカ盾を贈呈。
 そして、激励のご挨拶。
 競技場の注意、選手宣誓。
 あこがれのカラーコートでの全国大会。
 「優勝するチームは1チームですが、皆さんすべてにそのチャンスがあります!」
 と、挨拶した瞬間、選手諸君の目がきらりと光った。
 地元石川チームを激励し、しばし試合観戦。
 いったん自宅に戻り、着替えて再出発。 

 午後3時、鈴木啓三先生の川崎市麻生区のご自宅訪問。
 本日は、横浜ベイシェラトンホテルにて、お祝いの会。
 そのお祝いの会にご披露する、「瑞宝中綬章」(教育研究功労&スポーツ振興功労)を運ぶ。
 鈴木先生と、明美奥様も車に乗っていただいて送迎。
 「あら、国会議員に運転手してもらって、なんだか悪いわね!」
 と、明美奥様。
 とんでもない、恩師の送迎をさせていただけるだけで光栄です。
 ましてや最初の結婚式の仲人でもある。
 レスリングの指導ばかりでなく、馳浩の今日あるも、鈴木先生のおかげ。
 終生、恩師は恩師。
 安全運転でハンドルを握る。
 そうはいうものの、口から先に生まれてきたような馳浩。
 「鈴木先生、あんまりおしゃべり得意じゃないから、松浪先生の前に喋ってくださいね、お礼のご挨拶ですよ!」
 と、つい一言多いのであった。
 「わかってるよ、まっちゃんのあとだとしゃべりづらいもんな!」
 と、どこまでも控えめな鈴木先生なのである。

 午後4時過ぎに、ホテル駐車場に到着。
 地下3階の駐車場に車を停めようとした時、通路のど真ん中を悠々と歩いている結構な御年のおばさんを、ついひきそうになってしまった。
 「おかあさん、危ないわよ、こっちこっち!」
 と、その娘さんが手を引く。
 で、その娘さんと、孫の顔を見てびっくり。
 なんと、百坂町ヘンタイ軍団で唯一といっていいくらいまともなヘンタイ、永田さんじゃないか!
 「あれ!永っちゃんの奥さん、じゃないの、どうしたのよ!」
 「あれ〜〜〜、馳さんじゃないの、こっちこそびっくり!」
 と、二人の素っ頓狂な大声に振り替える、永田さん。
 「あああああああ、永っちゃん、どうしてここにいるのさ、よりによってこの広い日本で、こんなところで会うなんて!」
 「馳さんこそ〜〜〜!」
 と、お互い唖然。
 家族でホテル2階のレストランに、お食事にやって来た永田さん親子。
 奥様の実家が近くにあるとか。
 そして、4階の小ホールでの恩師のお祝いの会にやってきた馳浩。
 偶然とは恐ろしい。
 「んじゃ、また来週、末っ子で!」
 と、マイナーな会話で別れるのであった。

 午後4時半には、会場に馳事務所メンバー集中。
 秘書を筆頭に、その弟子の久木留と岩山。
 秘書の指示の通りにテキパキと受付業務。
 不肖はせ浩も、受付の横で立ってご来場の皆様にご挨拶。

 午後5時ちょうどに開宴。
 藤井憲昭専修大学レスリング部OB会 事務局長の司会進行。
 ・ 金子正明専修大学OB会会長の開会のご挨拶。
 ・ 福田富昭日本レスリング協会会長の祝辞。
 ・ 杉山三郎至学館大学教授の祝辞(松浪先生の大学同級生)。
 ・ 鈴木啓三先生のお礼のご挨拶。
 ・ 松浪健四郎先生(日体大理事長就任)のお礼のご挨拶。
 ・ ご両名に、JTB宿泊券贈呈式。
 ・ そして、今泉雄策さん(日本レスリング協会副会長)の乾杯ご発声。
 参加人数は、馳事務所含めて40名。
 金子正明ご夫妻や、高田専務理事や、谷口外美夫さんや、工藤章ご夫妻や、安藤恒弘ご夫妻や、佐藤満や、白石俊次さんや・・・・
 若手では、遠藤敏一や、布施光明さんや、岩山や、久木留や尾高さんなどなど。
 賑やかな中にも、アットホームなお祝い食事会。
 横須賀から娘と一緒にやってきた、ビクトル古賀先生も、感涙。
 本当は、全国の友人知人を招待したかったのだが、
 「はせ、うちわでやろうよ、派手にしなくていいからさ。遠くから来てもらったら悪いじゃん。松浪のお祝いと一緒にやろうよ。30人ぐらいでいいから!」
 と、あくまでも控えめな鈴木先生のリクエストによって、本当に仲間内だけのお祝いの会になってしまったが、懇親会ではみんなで多いに酔っぱらって昔話に花が咲いた。
 あちこちの席を移動しながら、近況報告や、昔話に花が咲く。

 午後7時の中締めのご挨拶は、山平義雄さん(鈴木先生の同級生)。
 しゃべり足りないメンバー10名ほどは、松浪先生と一緒に勝手に2次会に行っちゃったが、ご高齢?の鈴木先生ご夫妻は、そのままご自宅にお送りする。
 本当に、皆様のおかげで、久しぶりに心の底から楽しい祝賀会だった。
 レスリング仲間に、感謝。

 午後10時過ぎ、自宅に戻る。
 おりんさんのいない静かな寝室で、タンバリンを抱っこして寝るのであった。 


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