午前2時18分起床。
おりんさんは、かけ布団をけっとばした揚句、パパの布団に両足を伸ばして寝ている。
俺の布団に、侵略するなっちゅうの!
扇風機はぶぅぅぅぅんと、鳴っている。
パソコンで、ニュースチェック。
菅総理が昨日、放射性廃棄物処理をいそぐように閣僚に指示。
その勢いで、自公民でまとまった「放射性物質対処法」についても言及。
「今国会中の議員立法での成立に期待!」と。
昨夜遅くには、福山哲郎官房副長官からも、その件について連絡があった。
「馳さんごめんなさいね、総理が内容までしゃべっちゃって。」
「いいよ、いいよ、議員立法じゃなきゃここまでできなかったんだから。」
と、さして気にしていないことを伝える。
それにしても、どうしてこんな大きな課題の法案が議員立法なのか、だ。
政府の責任放棄?
そうとも言えようし、議員立法でなきゃ、まとまらない事情もある。
環境基準の設定とか、汚染地域の指定とか、処分場の特定とか、汚染廃棄物の処理とか、福島県の皆さんの感情も絡まる。
それは、霞が関における環境省のおかれた立場の微妙さでもある。
それは、すべての環境法令からことごとく放射性物質が「適用除外」だったことからも明らか。
長らくの自民党政権の負の遺産、責任でもある。
今さら総理の勇み足に、文句も言うまい。
帰省ラッシュ。
高速道路上り線は、16日が渋滞のピークとか。
午前2時半過ぎには、次兄の功もごそごそ起き出して、上京の準備。
高速道路の空いている未明の時間帯に、上京するため。
兄弟とは言え、俺以上に几帳面。
玄関に、きれいに帰る荷物を積み上げている。
それをまた、きれいに車の荷台に積み上げている。
「どっから帰るの?」
「上信越道から!」
「中央道は混んどるか?」
「ほやな!」
「気ぃつけてな。酒持って行けや!」
「イラン!」
という、これまた相変わらずいちがいもんの功。
ゆかちゃんとふたりで出発する車を、家族一同5名で玄関でお見送り。
来年は、ゆかちゃんも結婚してるから、いっしょに来てくれないんだろうなぁ。
・・・おりんさんもいつまで一緒に来てくれるかなぁ・・・などと考える。
午前5時までパソコンをたたいた後、二度寝。
午前8時、再び起床。
地元北國新聞には、昨日の「ふるさとトーク」の記事が掲載されている。
ありがたいこと。
富山新聞では、写真付き。
・・・おれだけポロシャツに短パン。
朝ごはんは、お赤飯と、茄子の漬物と、お味噌汁と、卵焼き。
いたってシンプルだが、これがまた美味しいんだなぁ。
「おりんさん、お婆ちゃんにお料理教えてもらって、パパに作ってね!」
「どうしよっかなぁぁぁ・・・」
・・・・来年のお盆は、料理を教えてもらうようにしよう。
そうこうするうちに、秘書と西川進一コーチが迎えに来る。
荷物を積んで、わずか二日間の帰省におさらば。
とっても楽しかった。
帰りに、いただのおばちゃんや、石畠さんや、役山区長に御礼のご挨拶。
山あいの田んぼの中を抜けて、小矢部インターへ。
北陸自動車道に乗り、松任徳光インターで一休み。
バニラソフトクリームをいただくと、長さ1メートルはあろうかという「巨大マーブルチョコレート」が目に入る。
さっそくママに、お土産として購入。
午前11時過ぎには、小松空港に到着。
お昼のANA機で、上京。
羽田空港について、またまた「ブルーシール」(沖縄の有名なアイスクリーム屋さん)で、アイスクリーム食べる。
夏だね。
午後2時半には自宅に戻り、すぐに着替えて、ナショナルトレーニングセンターへ。
専修大学レスリング部 強化合宿。
けが人は、山内(1)、上杉(4)、郡司(2)、遠藤(4)。
このうち、山内と郡司と遠藤はインカレ欠場。
いたしかたない。
試合よりも健康第一。
けがよりも、大切なことなんてない。
ただし、強化合宿中は、できるかぎりの補強運動をすることと、強い選手の練習を見学することで、貴重な練習時間とするようにアドバイス。
全日本チームも、世界選手権に向けて40日合宿中。
仕上がり具合も素晴らしい。
グレコ55キロの長谷川と、60キロ級の松本。
フリー55キロと60キロの湯元兄弟。
この4人は群を抜いている。
66キロ級の米満は、けがの回復次第。
帰りに、JISSの岩上所長を表敬訪問。
しかし、ひと足ちがいで、お帰りになられたところ。
また明日でもご挨拶に伺おう。
午後7時、ようやく自宅に戻る。
妻も仕事から帰ってきたところ。
少し花火をしてから、晩御飯。
午後8時半過ぎ、地下鉄に乗って用賀に飲みに行く。
中田幸司先生に、付き合ってもらう。
残暑払い?