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はせ 日記
平成23年
8月15日(月)

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■8月15日(月)

 扇風機がぶぅぅぅぅんと鳴っている。
 その音で目が覚めた。
 午前5時。
 もう明るい。
 そっか、クーラーがないので、扇風機を回しながら寝たんだっけ。
 田舎は、これで十分だ。
 おりんさんも、両手を万歳して、気持ち良さそうに寝ている。

 さっそくニュースチェック。
 お、珍しくプロレスの記事が、インターネットに掲載されている。
 そうだ、夏はG1クライマックスの季節だ!
 新日本プロレス真夏の祭典、「G1クライマックス」の優勝者は、中邑真輔。
 初優勝。
 脂の乗り切っている優勝者だ。
 一発屋だけでは乗り切れないG1クライマックス。
 今年は、大勢の出場者でのABリーグ戦。
 よくぞ乗り切った。
 おめでとう!

 俺も3回しか出場していないし、準優勝しかしていない(1993年)から偉そうなことは言えないが、コンディショニングがとても難しい闘いであることは間違いない。
 次は、IWGP挑戦権となろう。
 秋の決戦に向けて、しばらく休んでほしい。

 おりんさんは、午前7時過ぎからごそごそと起き出して、居間でるーしげじおさんと世間話している。
 楽しそうだ。

 午前8時45分には、早朝2時から自転車で仕事に出ていた母ちゃんが帰ってきて、朝ごはんの準備。
 「盆の朝 家族で食べる お赤飯」
 おかずは、からし味付け茄子と、お豆腐ときのこのお味噌汁、そして茄子とがんもどきの煮つけ。
 質素だが、最高に美味い。
 満腹。
 腹ごしらえをして、水シャワー。
 すっきりとして、ワイシャツに着替えて、金沢へ。

 金沢の百坂町の母を迎えに行き、そのまま護国神社へ。
 戦没者追悼&殉職自衛官追悼の平和祈願祭。
 英霊にこたえる会 主催。
 スタッフの米沢電気の社員の皆様が、土砂降りの中を駐車場係り。
 頭が下がる。
 感謝。
 来賓席に座る。
 おりんさんと母は、川村くんと一緒に参加者席へ。

 午後12時、日本武道館の戦没者追悼式の式典に合わせて、ラジオの音で、黙祷。
 菅総理のご挨拶が間延びして、黙祷時間にずれ込むという異例。
 まったくもう。
 どこまでもお騒がせな総理だ。
 来賓ご挨拶の中で、岡田直樹さんより、
 「谷本知事も出席していただきたかった」と。
 会場内から、
 「そうだ!」の掛け声。
 山野之義金沢市長は、参加されていたが、谷本知事は例年のごとく欠席し、中西吉明副知事代理出席。
 8月15日なればこそ、政治家である知事が自ら護国神社に足を運ぶべきではないか?
 国家のために殉職された石川県出身の英霊や自衛官を慰霊し、そしてすべての戦没者を追悼し、二度と戦争を起こさないようにと誓い合い、恒久平和を祈願する式典なのだから。
 そういえば、遠く靖国神社には、内閣の誰ひとりとしてお参りしない。
 せめて、総理、防衛大臣、厚生労働大臣、文部科学大臣は、その職責からして、お参りしていただきたいものだが。
 内閣として、誰ひとりお参りしないというのも、それも政治主導なのか?
 大東亜戦争が、いかなる経緯で開戦され、いかなる経緯で敗戦を迎えたか。
 その歴史の事実を直視し、理解せねばなるまい。
 その歴史にあらがえなかった軍人や、理不尽にも空襲や原爆などで巻き添えとなった一般市民の慰霊と、不戦の誓いをすべきではないか。
 「無宗教の国立追悼施設を」
 と、いう声もあるが、明治・大正・昭和の時代の流れの中で、日本国における靖国神社の位置づけを、考える必要があろう。
 靖国にお参りすることの意義と、重要性を後世に伝えるべきではなかろうか。
 「A級戦犯が合祀されている靖国神社には、お参りしない」
 と、数年前のこの護国神社社頭にて明言した民主党の国会議員がいた。
 その民主党の野田佳彦さんは、「A級戦犯は名誉回復した。日本に存在しない」ことを、野党時代の質問主意書で政府に確認させている。

 激しい雨の式典だったが、通り雨だった。
 式典終了時には、雨も上がった。
 少し涼しく、もわっとした熱気も残る。
 米沢社長に、おりんさんや母と一緒にご挨拶。
 川村くんもご挨拶。
 こうして年に一度、護国神社の社頭でお会いする、旧軍人、そして遺族会の皆様がた。
 足の都合も悪くなって、家族に腕を支えてもらって参加される方が増えてきた。
 でも、8月15日のこの式典は、未来永劫に続けていかなければならない。
 それが、後世を生きる日本人としての礼儀だ。
 そう思う。
 敗戦の事実は重い。
 しかし、受け入れなければならない。
 それは、同時に、戦争で迷惑をかけてしまった近隣諸国の皆さんに対する、謝罪でもある。
 護国神社おとなりの、大東亜聖戦大碑にも、敬礼。
 鎮魂。

 終了後、近江町市場に行くという母を武蔵で下ろし、興法寺村へ向かう。
 でも、夜の花火で使う着火マンがないということに気づき、おりんさんを生まれて初めてホームセンターに連れて行く。
 乙丸陸橋下の、ホームセンタームサシ。
 あまりのでかさに、びっくりのおりんさん。
 「凄い!東京で観たことない!」と。
 そりゃそうだろう、23区内にはこれほどでっかい土地はなかろうから。
 花火コーナーで、叫ぶおりんさん。
 「すご〜〜〜い、爆竹20連発だぁぁぁ!」
 と、感激の面持ち。
 そりゃそうだ、都会で爆竹20連発なんてやろうものなら、警察と消防局に通報されて、大変なことになっちまう。
 田舎なら、心おきなく爆竹20連発できる、ということで、期待に鼻の穴をふくらませるおりんさんに応えて、爆竹20連発購入。
 しばしホームセンター内を散策し、感動の親子なのであった。

 午後2時前には、興法寺村に到着。
 パパは、寸暇を惜しんで公民館運営のプールを貸し切って、ひと泳ぎ。
 気持ちいい!

 午後3時より、村の公民館にて、国政報告会「ふるさとトーク」開催。
 この5年で、4回目。
 小矢部市ゆかりの国会議員勢ぞろい。
 津沢町在住の柴田巧さん(みんなの党)。
 埴生町出身の山田俊男さん(自民党)。
 興法寺村の婿さんとなって30年の笠井亮さん(共産党)。
 そして、興法寺村出身の馳浩(旧姓川邉)。
 5年前は、笠井さんと俺の二人で始めた国政報告会も、今では4人が参加することになった。
 小矢部市の風物詩といっても過言ではないかな。
 村の公民館大ホールには、入りきれないほどの聴衆。
 これも、わざわざ村全体に呼びかけてくださった、区長の役山隆さんのおかげ。
 感謝。

 桜井小矢部市長、中村小矢部市議会議長、篠岡県議、沼田市議などの地元ご来賓も勢ぞろい。
 ふるさとトークの司会進行は、不肖はせ浩。
 テーマは、
 @ 終盤国会の展望
 A 第3次補正と来年度概算要求のポイント
 B 脱原発と自然エネルギー
 C 放射性廃棄物処理
 D TPP
 E コメの先物取引市場
 F 政党政治における党の綱領
 など。
 予定時間を大幅に30分もオーバー。
 にもかかわらず、誰ひとり席を立たず、じっとホールに座って身を寄せ合って、国会議員のトークバトルに耳をそばだてる。
 マイクもなく、本当に身近に「NHK日曜討論会」を見ているような感覚。
 「今日の出席者は、全員野党なんですよね」
 と、来賓ご挨拶で篠岡県議がおっしゃったが、それもまた、トークショーのスパイスの一つとなった。
 「批判ばかりではなく、自分たちだったらどうするのか!」
 の議論ができたからだ。
 とくに、補正予算の財源論は、聴きごたえがあった。

 午後5時半終了後、おりんさんを連れて、今日もまた、「和おんの湯」へ。
 役山区長に、国政報告会後の飲み会のお誘いをいただいたが、残念ながらその先の約束だった。
 金沢からわざわざ聴きに来てくださった高畠さんご夫妻や、氷見さん、川村くんとも合流し、お風呂の後は、金沢市百坂町にある8番らーめん森本店。
 ちょうどお墓参りから帰ってきた馳良一さんご家族とも合流し、一同12名で8番らーめん。
 お盆に8番らーめん・・・粋だ。

 午後8時40分過ぎ、中野秘書の運転で興法寺の実家に戻り、お待ちかねの大花火大会。
 いきなり爆竹20連発。
 はせ浩の策略で、もう少しで爆竹の餌食になりそうだった、るーしげじおさん。
 酔っ払って、ビビって、ころびそうになったおじさんに、おりんさんとゆかちゃんも大笑い。
 「この二人、あほな兄弟や!」
 って、確かに・・・・


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