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はせ 日記
平成23年
8月14日(日)

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■8月14日(日)

 4時12分起床、ニュースチェック。
 大連立かどうか、が、民主党代表選の争点に浮上。
 ・・・争点にはならない。
 自民党はもう、大連立なんてしない。
 社会党の二の舞にはならない。
 党綱領のない、浮草政党とは、いっしょになれない。
 そんな心配しなくても、震災復興事業には協力する。
 それに、原発事故対応にも全面的に協力する。
 民主党代表候補は、そんな政局にとらわれるよりも、
 「マニフェスト見直し」
 とか、
 「復興債の財源」
 とか、
 「社会保障と税の一体改革で増税」
 などに、まっ正面から取り組み、争点として議論したほうがいい。

 マニフェストのうち、子ども手当てはすでに謝罪し、撤回した。
 復興債の財源は、所得税か法人税の増税は避けては通れない。
 社会保障と税の一体改革では、消費税の5%増税は既定路線。
 加えて、B型肝炎訴訟の和解金7000億円の調達のために、国民全体での負担として消費税増税は選択肢。
 さらにさらに、先送りしてきた年金国庫負担2分の1の財源、2兆5千億円は、これまた第3次補正で調達が必要。
 こういう財源分担論と、経済成長論の議論を責任を持って展開できなければ、自民党や公明党との責任分担はできない。
 大連立などという夢を見ないで、現実論で復興対策を進める協議会設置が必要。
 「閣外協力」が現実。 

 午前5時には、おりんさんも起き出してきて、荷物を整理。
 「小矢部のおばあちゃん元気かなぁ」

 などと言いながら、几帳面にミッキーのバッグの中を整理している。
 パパも5時半にはシャワーを浴びて、準備万端。
 パパとおりんさん二人とも3日間も家にいないので、ママは泣いている。
 「さみしいよぉ・・・・」と。
 本当なんだろうが、ママはママで、仕事があるのであった。
 それにタンバリンとマーブルとピッコロがいるじゃないか。

 午前6時には自宅を出て、車で羽田空港へ。
 レインボーブリッヂから見る風景に、おりんさんも嬉しそうだ。
 「電車で行くのもいいよねぇ。電車の風景もいいよねぇ・・・」
 などとつぶやいている。
 あらら、首都高速がすいてて、6時半前にはもう着いちゃったよ。
 でも、6時半過ぎでもう、駐車場は満車ぎりぎり。
 なんとか6階に停められた!
 駐車場に車を停めてから二人で歩く。

 エレべ−ターで、親子連れと一緒に。
 エレベーターを降りると、おりんさんがパパの耳元でつぶやく。
 「ねぇねぇ、パパ、あの夫婦、口げんかしてたよ!」
 「ねぇねぇ、みんな喧嘩してるよ、だいたい奥さんが夫に文句言ってるよ!」
 と、その観察眼は鋭い。
 「お盆休みの旅行なんて、だいたい奥さんのきげんが悪いもんさ。」
 「じゃあ、仲が悪いから離婚するのかな?」
 「さぁ、どうでしょう? しないんじゃない? いつものことじゃないの。」
 「そうだよね、昔から言うでしょ、いやよいやよも・・・・」
 「好きのうち? それってちょっと違うと思うけど。うちのママだって、よく怒るでしょ?」
 「・・・・同意したいけど、できない。」
 と、いうわけで、ママの話はタブーなのであった。
 つまり、どこの夫も、子どもを連れて旅行に行けば、多かれ少なかれ、妻から責められるということなのだ。
 違う?

 空港2階の売店で「マイセン」のカツサンドを買い、待合室で食べながら、8時15分の出発を待つ。
 あれま、おりんさんはカツサンド食べたら、すぐに寝ちゃったよ!

 8時15分、ANA一番機で小松へ。
 曇り空。
 飛行機の中でもおりんさんは、ずっと寝たまま。
 もともと飛行機酔いが激しいのだ。
 でも、着陸寸前になって起き出して、外の景色を見て、感嘆。
 「パパは、いつもこの景色見てるの?」
 「そうです! 毎週2回です。」
 「いいなぁ、あたしなんて飛行機乗るの、一年に一回だもん!」
 「だったら毎週パパと一緒に、金沢に来ますか?」
 「それはできません、学校があるから!」
 と、いうわけで、無事に小松空港に到着。
 小松航空自衛隊のジープに感激しながら、SUZUKI「EVERY」に乗って金沢へ。
 「パパ、音楽かけてよ!」
 「よっしゃ!」
 と、いうわけで、北陸自動車道を走りながら、「グリー」CD盤を聞く。

 金沢に着いてすぐに百坂町のおばあちゃんを乗せ、吉原町のお爺ちゃんのお墓参り。
 帰りに近所の「とらや」でお昼ご飯。
 メニューには「冷やしラーメン」。
 「冷やしラーメンと冷やし中華って、違うんですか?」
 「・・・いっしょです!」
 なんだ。
 お隣に住まいする山田ひろしもやってきて、4人で世間話し。

 終了後、山側環状道路のユニクロへ。
 おりんさんが欲しがっていた、白いポロシャツ購入。
 998円、安い。
 荒山トンネル通って福光へ移動。
 近くなったもんだ。
 福光「道の駅」で一休み。
 そして、安居の斎藤家へ。
 いっちゃんはいなかったが、お婆ちゃんにご挨拶。
 そしたら、3女のゆうこが、さっきおりんさんが買ったのと同じ白いポロシャツを着ているのであった。
 「それ、ユニクロで買ったでしょ!」
 「なんで知っとるが?」
 「たった今、ユニクロで買ってきたばっかりですから!」
 ・・・・

 ご挨拶後、安居寺の斎藤家のお墓参り。
 「階段昇っての2段目右側だよね!」
 と、おりんさんは場所を覚えているのであった。
 なんまんだぶつ、なんまんだぶつ、なんまんだぶつ。

 終了後、興法寺村の実家へ。
 おじいちゃんもおばあちゃんもるーしげ(茂)も待っていてくれて、おりんさんはすっかり田舎の顔。
 「田舎はいいなぁ」
 「じゃあ、田舎に住めば」
 「それは、無理」
 という、毎年の会話。
 一休み後、いただのおばちゃんご挨拶へ。
 そして、興法寺村のお墓参り。
 カンカン照りのお墓に水をかけ、お花を供え、ろうそくに火をつけ、線香に火をつけ、なんまんだぶつ、なんまんだぶつ、なんまんだぶつと御先祖様に感謝の念仏。
 最後に、石動の「乗光寺」さんへ、馳家のご本家のお墓参り。
 先般お亡くなりになった故馳良平さんも、眠る。
 昨年のお盆はあんなに元気だったが、今年は初盆。

 やった、全部終了。
 帰りにコンビニで花火と霧出しミニ扇風機(1200円)購入し、興法寺の実家へ。
 明日は、南部公民館で国政報告会。
 いっしょに参加する共産党の笠井亮さんの奥様のご実家にもご挨拶に寄る。
 さて、実家に戻ったら、横浜から次兄の功と、姪のゆかちゃんも到着していた。
 「朝3時に出てきたよ!」
 と、いうわけで、車を運転してきたんだそうな。
 「何時間かかった?」
 「関越から上信越通って、6時間やな!」
 って、そんなもんか。

 午後3時半、家族一同実家に揃ったが、しかし、テレビを見ていてもつまらないので、
 「和おんの湯にでも行くか!」
 と、いうことで、るーしげの車に家族一同7名が乗り込んで、一路金沢へ。
 荒山トンネルを越えて、東金沢駅そばの和おんの湯まで、なんと、25分でラクラク到着。
 近くなったもんだ。
 およそ1時間、たっぷりとお風呂に浸かり、サウナに入り、水風呂でからだを引き締める。
 途中、山田ひろし親子、もっちゃん、川村くん、氷見ちゃんたちもやってきて、やっぱりいつもの大宴会。
 帰りの車の運転は、じゃんけんに負けた、るーしげじおさん(おりんさんの呼び方)。
 るーしげじおさんは、じゃんけんにまけるは、ビールは飲めないは、回数券でみんなの入浴券を買わされるわ、自分の車を使われるわで、さんざんなのであった。
 しかし、それが長男というものだ。

 午後7時、興法寺の実家に帰り、酒盛り再開。
 大谷浩夫くんもわざわざ冷たいキリンビールを持って、遊びに来てくれる。
 感謝。
 茄子のよごすや、茄子のからし漬けや、どじょうのかば焼きや、おいしい餃子や卵焼きをつまみに、「久保田」をいただくのであった。
 幸せな田舎のひと時。
 おりんさんは、夏休み後に行われる、定期試験の試験勉強ドリル。
 しかし、パパや、るーしげじおさんや大谷浩夫くんにちゃちゃを入れられて、なかなかすすまないのであった。
 そんなもんだよ、人生なんて。
 「で、おりんさんは、将来何になりたいの?」
 「テレビ局の制作マン!」
 「じゃあ、芸術高校がいいなぁ。大学も多摩美大とか、日大芸術学部とかいいんじゃないの?」
 「・・・だって、勉強嫌いだし・・・」
 「それは、自分次第じゃないの?」
 と、いうわけで、酒盛りはいつしかおりんさんの人生相談になったりするのであった。
 すっかり酔っ払ったあたりで、花火大会。
 コンビニで買った打ち上げ花火を、田んぼに向けてぶっ放す。
 なかなか導火線に火がつかなくて、パパは時々自分の指に火を点けちゃって、
 「あっち〜〜〜〜あっちあっち・・・・」
 と、ひっくり返っていたら、
 「ばかみたい!」
 と、蔑まれるのであった。
 まぁね、酔っ払ってるから。
 50歳になったって、こんなもんだよ。

 暗い夜道をとぼとぼと歩いて帰る、やっぱし50歳の浩夫君をお見送りし、本日の大宴会はこれにて終了。
 明日はあれだな、津沢の大花火大会だったな!


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