5時46分起床、珍しく寝坊する。
ニュースチェック後、着替えて、9時にはナショナルトレーニングセンターへ。
専修大学レスリング部 強化合宿4日目。
選手に疲れの様子はない。
みんなタフだ。
佐藤満コーチは、残念ながら、昨日の打ち込み中に、3年生の半田守に右ひざ内側側副靭帯を壊されてしまった。
「松葉づえいる?」
「なんとか歩けそうだ・・・」
とか言いながら、道場の椅子に腰かけたまま。
靭帯は氷で冷やしている。
「50歳過ぎると、そんなもんだな!」
「俺は、まだ49歳だ!」
と、どこまでも負けず嫌いな強化委員長だ。
練習前の訓示で、
「怪我をしないように!」
と、いうと、すかさず、
「怪我をさせないように!」
と、言い切る佐藤強化委員長なのであった。
本日は、全日本チームと学生チームに分かれての、1分スパーリング。
およそ2時間、延々と続く1分スパーリング。
世界選手権代表の湯元兄弟にチャレンジする半田や、荻原や中村や竹田。
何度も跳ね返されるが、そこが強くなるハードル。
その部分を乗り越えられるか、の瀬戸際の攻防をかみしめてほしい。
「強引な組み手じゃいつまで経っても強くはなれない!」
「タイミングだ、タイミング」
「崩しとフェイントの連続!」
「遊びながらやるんだよ、リラックスして!」
と、タックルに入るタイミングをわかりやすく指導する佐藤コーチ。
見る見るうちに上達する荻原と中村。
口から生まれてきたような男だが、アドバイスさせたら世界一の強化委員長であることだけは事実だ。
選手の特性に応じてのアドバイスを瞬時にできるところは、誰も真似ができない。
あとは、選手自身が「継続できるかどうか」だ。
わかることと、「試合で使える・できる」ということは違うからだ。
ドリル練習を徹底的にやってほしい。
早稲田大学の太田コーチ、神奈川大学の吉本監督、山梨学院大学の小幡コーチ、全日本チームの田名部コーチ、伊藤コーチ、元木コーチ、専修大学の木村コーチ、鈴木コーチ、清水コーチ。
それぞれが力を合わせての強化合宿。
世界選手権でオリンピック代表権を取ることの大変さを思うと、この40日合宿は必ず強化につながる。
頑張ってほしい。
フリースタイルの、湯元兄弟・米満、高橋、松本、磯川、荒木田。
グレコスタイルの、長谷川・松本・岡本・金久保・岡・有薗・新庄。
そして、女子63キロの伊調馨。
お昼12時半までの3時間を超える合宿。
午後、おりんさんが楽譜を買いたいというので、銀座のヤマハまで連れて行く。
車を停めて待っていたら、警察官が、
「デモがきますので、移動してください!」
と、申し訳なさそうに連絡に来る。
いたし方なくコインパーキングに入れて、銀座をぶらぶら。
ヤマハで楽譜を買ったあとは、おそばを食べ、銀ブラ。
「adidas」
でジョギングウェアを買い、うどん屋で豚しゃぶうどんと杏仁豆腐をいただき、お菓子屋で明日からの親戚訪問のお菓子を買い、そしてユニクロで5本指ソックスを買う。
満足。
それにしても銀座の街は、中国人だらけ。
あそこの店でもここの店でも、中国語ばかり。
お買い物をする勢いも違う。
中国恐るべし!
ニュースチェックによると、民主党代表選本命の野田佳彦さんは、
「大連立を視野に入れなければ、ねじれ国会は動かない」
と、至極まっとうな発言。
でも、それでは、「マニフェスト至上主義」の小沢一郎さん一派や、鳩山由紀夫さん一派は納得しまい。
そこが民主党のジレンマ。
党内政局を勝ち抜けるか、野田さん。
でも、大連立はしないよ、自民党は。
閣僚を出すだけで、すべての法案に大賛成なんて、政党政治の死を意味する。
予算編成や税制改正の一時期とか、大震災直後の一時期という限定ならばあり得る話だが、それは、解散権を野党に手渡すということ。
衆議院で300議席を超す巨大与党の使い捨てにされるような大連立は、してはならない。
そんなことをすれば、地方組織の崩壊。
というより、日本政治の崩壊。