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はせ 日記
平成23年
8月13日(土)

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■8月13日(土)

 5時46分起床、珍しく寝坊する。
 ニュースチェック後、着替えて、9時にはナショナルトレーニングセンターへ。
 専修大学レスリング部 強化合宿4日目。
 選手に疲れの様子はない。
 みんなタフだ。
 佐藤満コーチは、残念ながら、昨日の打ち込み中に、3年生の半田守に右ひざ内側側副靭帯を壊されてしまった。
 「松葉づえいる?」
 「なんとか歩けそうだ・・・」
 とか言いながら、道場の椅子に腰かけたまま。
 靭帯は氷で冷やしている。
 「50歳過ぎると、そんなもんだな!」
 「俺は、まだ49歳だ!」
 と、どこまでも負けず嫌いな強化委員長だ。
 練習前の訓示で、
 「怪我をしないように!」
 と、いうと、すかさず、
 「怪我をさせないように!」
 と、言い切る佐藤強化委員長なのであった。

 本日は、全日本チームと学生チームに分かれての、1分スパーリング。
 およそ2時間、延々と続く1分スパーリング。
 世界選手権代表の湯元兄弟にチャレンジする半田や、荻原や中村や竹田。
 何度も跳ね返されるが、そこが強くなるハードル。
 その部分を乗り越えられるか、の瀬戸際の攻防をかみしめてほしい。
 「強引な組み手じゃいつまで経っても強くはなれない!」
 「タイミングだ、タイミング」
 「崩しとフェイントの連続!」
 「遊びながらやるんだよ、リラックスして!」
 と、タックルに入るタイミングをわかりやすく指導する佐藤コーチ。
 見る見るうちに上達する荻原と中村。
 口から生まれてきたような男だが、アドバイスさせたら世界一の強化委員長であることだけは事実だ。
 選手の特性に応じてのアドバイスを瞬時にできるところは、誰も真似ができない。
 あとは、選手自身が「継続できるかどうか」だ。
 わかることと、「試合で使える・できる」ということは違うからだ。
 ドリル練習を徹底的にやってほしい。

 早稲田大学の太田コーチ、神奈川大学の吉本監督、山梨学院大学の小幡コーチ、全日本チームの田名部コーチ、伊藤コーチ、元木コーチ、専修大学の木村コーチ、鈴木コーチ、清水コーチ。
 それぞれが力を合わせての強化合宿。
 世界選手権でオリンピック代表権を取ることの大変さを思うと、この40日合宿は必ず強化につながる。
 頑張ってほしい。
 フリースタイルの、湯元兄弟・米満、高橋、松本、磯川、荒木田。
 グレコスタイルの、長谷川・松本・岡本・金久保・岡・有薗・新庄。
 そして、女子63キロの伊調馨。
 お昼12時半までの3時間を超える合宿。

 午後、おりんさんが楽譜を買いたいというので、銀座のヤマハまで連れて行く。
 車を停めて待っていたら、警察官が、
 「デモがきますので、移動してください!」
 と、申し訳なさそうに連絡に来る。
 いたし方なくコインパーキングに入れて、銀座をぶらぶら。
 ヤマハで楽譜を買ったあとは、おそばを食べ、銀ブラ。
 「adidas」 でジョギングウェアを買い、うどん屋で豚しゃぶうどんと杏仁豆腐をいただき、お菓子屋で明日からの親戚訪問のお菓子を買い、そしてユニクロで5本指ソックスを買う。
 満足。
 それにしても銀座の街は、中国人だらけ。
 あそこの店でもここの店でも、中国語ばかり。
 お買い物をする勢いも違う。
 中国恐るべし!

 ニュースチェックによると、民主党代表選本命の野田佳彦さんは、
 「大連立を視野に入れなければ、ねじれ国会は動かない」
 と、至極まっとうな発言。
 でも、それでは、「マニフェスト至上主義」の小沢一郎さん一派や、鳩山由紀夫さん一派は納得しまい。
 そこが民主党のジレンマ。
 党内政局を勝ち抜けるか、野田さん。
 でも、大連立はしないよ、自民党は。
 閣僚を出すだけで、すべての法案に大賛成なんて、政党政治の死を意味する。
 予算編成や税制改正の一時期とか、大震災直後の一時期という限定ならばあり得る話だが、それは、解散権を野党に手渡すということ。
 衆議院で300議席を超す巨大与党の使い捨てにされるような大連立は、してはならない。
 そんなことをすれば、地方組織の崩壊。
 というより、日本政治の崩壊。


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