衆議院議員
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はせ 日記
平成23年
8月2日(火)

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■8月2日(火)

 4時起床、ニュースチェック。
 菅総理の市民の党への不適切献金、官邸は詳細を調べないようだ。
 なぜだ?
 拉致犯の身内をかかえて、日本の政治に参画しようとしている極左政治団体に、1億円を超える政治献金をしていた民主党と菅総理。
 「政治資金規正法にのっとっていた」から問題ないという菅総理の答弁は、そりゃ違う。
 献金していい団体と、そうではない団体がある。
 拉致犯、そして北朝鮮体制側と接触のある団体に、日本の政権政党が献金していたとすれば、それは政治理念の喪失であり、売国奴と言われても致し方あるまい。
 説明責任を果たすべきだし、即刻辞任すべき大問題。
 官邸が調べないというのは、「もうすぐ辞めるから、わずらわしいことに関わりたくない」と、言っているに等しい。
 官邸までが「見て見ぬふり」をするようになったのか。

 自民党の新藤さん、稲田さん、佐藤さんが、韓国に入国できずに帰国。
 鬱遼島(うるるんど)の記念館で、竹島の記述について確認してこようとしたのだが。
 領土問題が絡み、韓国側も異常な反応を示した。
 でも、国会中であり、新藤さんと稲田さんは、議運の渡航許可をもらっていなかった。
 ちょっと勇み足。
 閉会中に、静かに出かけてくれば如何か。 

 午前8時過ぎには国対に入り執務。

 9時10分、国対正副。
 来週の月曜日に、予算委員会集中審議。
 外交防衛等がテーマ。
 高村正彦先生と、小野寺五典先生がバッター。
 日米2+2、中井前拉致担当大臣二元外交、原子力発電の海外売り込み問題、南シナ海領有問題など、辞任を表明した総理のもとで停滞している外交問題をどうするかがテーマとなろう。

 午前11時半、文部科学委員会 理事懇談会。
 ここで民主党内内紛が繰り広げられる。
 一身上の都合で辞意を表明し、理事懇前に退席した民主党の松宮勲筆頭理事と、田中眞紀子委員長の意思疎通ができていなかった。
 「どうして松宮さんがいないの?」
 「一身上の都合で辞めるそうです」
 「私は聞いてないわよ、ふざけないでちょうだい。速く松宮さんを呼んでちょうだい!」
 と、すごい剣幕。
 本来ならば、与党の委員長と筆頭理事のトラブルは、われわれ野党にとっては格好の攻撃の的。
 しかし、こんな幼稚な問題で攻撃するほどバカな自民党ではない。
 公明党の池坊さんも共産党の宮本さんも、呆れかえって失笑。
 渋々委員長室に戻ってきた松宮さんと田中委員長で、延々と不毛なやり取り。
 「私は聞いてない!」
 「安住委員長にいいました!」
 「説得中だって言ってます。ということはまだ正式に辞めてない。いまは正式な理事懇談会中なんだから、そこに座ってなさい!」
 「私は、辞表を出したんです!」
 「どうして?」
 「国対に、はしごを外されたからです!」
 「どうして?」
 「私学支援かさ上げ法案を、せっかくまとめたのに、ストップがかかったんです!」
 ・・・・・って、そんなことをだいじな理事懇談会中に繰り広げないでくれよ、みっともない。
 内輪げんかは、事前に済ませてから理事懇談会に出てきてほしい。
 俺たちは貴重な時間をやりくりして、正式な理事懇談会に出てきているんだから。
 と、いう抗議を静かに申し上げて、とても優しい下村博文野党筆頭理事の温かい配慮で、明日の参考人質疑日程と24日の六ヶ所村視察日程を決定。
 ふんとにもう。

 お昼に、自民党北信越ブロック両院協議会。
 「ところで、次の衆議院選挙に向けて、支部長の決まっていないところは?」
 と、伺うと、
 「新潟1区2区と、菊田真紀子さんの相手、そして長野1区」
 とのこと。
 吉田六左ヱ門さんどうするのかな?
 いずれも県連会長の、長島代議士と吉田博美参議院議員が、思わせぶりな笑顔。
 ん、内内決まっているのかな? 

 午後1時、本会議。
 上がり法案処理。
 口腔保健法成立。
 良かった!

 本会議後、来週の予算委員会集中審議打ち合わせ会。
 逢沢、塩崎、馳、高村。

 午後4時半、史蹟保全議員連盟 緊急総会。
 東日本大震災で損壊した文化財や史跡名勝の復旧復興予算獲得に向けての勉強会。
 また、公債特例法が通過していないので、6月支給の本来の史蹟保全・埋蔵文化財調査予算がストップしているとの報告があり、財務省を追及。
 「本来の決められた当初予算なんだから、ちゃんと払いなさいよ!市町村いじめてどうするのよ、国の史跡を管理しているだけなのよ、市町村は!」
 と、高市早苗代議士も激怒。
 「なんだよ、それって自民党に対するあてつけか?」
 と、馳浩も財務省の主計局文部科学担当主査を追及。
 「あなたの上司は誰?」
 「神田主計官です!」
 「では、後日神田主計官のところに伺いますから、きちんと説明してください!」
 と、お伝えする。 

 午後6時過ぎに、自宅に戻る。
 最近ちょっと休みがなくて疲れていたので、妻に、
 「二の土用の丑の日だよ。うなぎ食べに行こうよ!」
 と、お願いすると、
 「ええええええええ、もうご飯炊いたのに。でも、ま、いいわ、冷蔵庫に入れときゃいいし。渋谷のプラザの9階に行きましょ、あそこのウナギ美味しいから!」
 と、いうわけで、あっという間に気分転換した妻のおかげで、ウナギに決定。
 親子3人、バスに乗って渋谷へ直行。
 東急プラザのエレベーターで、同じ9階に向かう米沢さんと久しぶりに遭遇。
 石川県の総務部長として出向していて、息子さんはおりんさんと同じ小学校の1学年下の顔見知り。
 「おつかれさまでっす!どこ行くの?」
 「うちは、銀座アスターにしようかと!」
 「うちは、ウナギでっす!」
 と、わけのわからない会話を交わし、二手に分かれる。
 待ちに待ったウナギだぜ!
 茄子の浅漬け、ウドの酢味噌、牛スジなどをつまみに、レモン酎はいで乾杯。
 ママはひつまぶし、パパはうな重、おりんさんは天丼。
 それぞれに願望を果たし、幸せ満喫。

 帰りに、TSUTAYAをぶらりと観て、そして駅前のあやしい屋台書店で、明日発売の文春新潮を購入。
 「あれ、文春新潮は明日の夜発売じゃなかったっけ?」
 と妻。
 「ほんとうはそうなんだけど、うちだけ今日なんだ、内緒ね!」
 って、何が内緒なんだ?
 渋谷駅前のエスカレーター前のど真ん中で販売してるのに。
 ま、いいや、文春を読みたがっていた妻の期待にこたえてくれたのだから、よしとしよう。
 帰りも満員バスに乗って、親子3人、ぶらぶらと帰るのであった。
 「ところでおりんさん、お部屋のお掃除しましたか?」
 「したよ、自分の部屋と階段は!」
 と、鼻をひくひくさせるおりんさん。
 「じゃあ、ディズニーシーで、何にいくらお金を使うかのリストは?」
 「もう作りました。どこへ行くかもチェックしたんだもんね〜〜!」
 と、さらに鼻をひくひくさせているぞ。
 「わかりました、では、お小遣いをあげます!」
 と、財布からお小遣いを出してあげると、万歳して大喜びのおりんさんなのであった。
 とても、幸せだ! 


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