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はせ 日記
平成23年
8月1日(月)

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■8月1日(月)

 4時12分起床、すぐにシャワー。
 今日は、岩手県出張。
 インターハイ。
 八幡平市総合運動公園。
 本当は、宮古市での開催だったが、震災で開催不可能。
 そこで、従来から姉妹都市の関係にある、同じ岩手県の八幡平市が引き取ったという格好。
 感謝。
 自宅を出て、近所の駅へ。
 5時35分発の電車に乗り、渋谷駅。
 渋谷乗り換えで、銀座線と丸ノ内線を乗り継いで、東京駅に着いたのは6時過ぎ。
 もう、通勤通学の都民で一杯。
 町が動き始める早さを感じる。
 駅弁を買おうとしたが我慢し、産経新聞と読売新聞と、日刊スポーツを買って、新幹線はやて号に乗り込む。
 新幹線の旅。

 瞬間、中国高速鉄道の事故を思い起こす。
 ・・・まさか日本で新幹線が追突して、宙づりになることはなかろうが。
 ましてや、埋めることはなかろうが。
 捜索・救命活動を中止して、運行開始を優先することはなかろうが。
 そんなことを考えながら、盛岡駅へと向かう。
 盛岡駅には、午前9時過ぎに到着。
 速い。
 盛岡も近くなったもんだ。
 2時間40分だぞ!
 駅前レンタカーで、トヨタのカローラを借り、一路八幡平市へ。
 東北自動車道を利用して、わずか40分。

 午前10時半過ぎには、インターハイ会場に到着。
 レスリングの臭いがする。
 さっそく役員諸氏にご挨拶し、本部席で観戦。
 今日は、団体戦1〜2回戦。
 注目は、霞ヶ浦高校、秋田商業高校、花咲徳栄高校、網野高校。
 この上位校に、浦添工業高・育英高校・岐南工業高・玉名工業高・みなべ総合高校がどう絡んでくるか。
 実力校は、やっぱりきっちりとバランス良く仕上げてくる。
 「軽量級でポイントゲッターがいると、団体戦は戦いやすいよな!」
 「いやいや、重量級に2枚看板がいると、 計算できるよ!」
 などなど、福田会長・高田専務・富山常務理事などと、明日の優勝争いを占うのであった。
 顔見知りの各高校の先生方ともご挨拶。
 霞ヶ浦高の大沢先生、花咲徳栄高の高坂先生、網野高の吉岡先生、玉名工業高の宮本先生、山形商業高の芦野先生、秋田商業高の横山先生、みなべ総合高の藤波先生、浦添工業高の屋比久先生、小諸高校の中島先生、韮崎工業高の文田先生、新潟県央高校の原先生、池田高校の藤島先生、島原高の喜多先生と馬場祐太朗コーチ、志賀高校の高田先生、北陵高校の川井先生、光星学院高校の橋場先生、沼津城北高校の杉山先生、八幡浜工業高校の栗本先生、三井高校の森岡先生、日大文理高の勝先生。
 ご挨拶をしながら、選手スカウト情報交換。
 そして、全国の地域教育事情がよくわかる、貴重な現場の声。

 また、大学同期でライバルだった奈良県の福辺先生や、宮城県の橋浦先生。
 「お互い50歳になっちゃったなぁ」
 とか言いながら、白髪頭や血糖値や尿酸値を指摘し、それぞれの地域事情を聞いたり、近況を聞いたり情報交換。
 さらに、地元岩手県には、教え子の上野堅太郎先生、岩崎健太先生、そして現役学生の菅野・郡司・中村がサポーターとして帰省してきている。
 宮古商業高校の上野先生は、自宅が流されて、自分でこさえた道場を生活の場所にしている。
 いまだに地震と津波の傷跡は深い。
 でも、あれから4カ月で、よくぞここまでのインターハイ会場を準備してくださったものだ。
 感謝。
 午後5時過ぎまで、会場で過ごす。
 会う人ごとに、
 「国会大変だなぁ!」
 「菅総理、早く辞めさせろよ!」
 「日本は、大丈夫か?」
 「解散して、すっきりしろ!」
 「自民党、頼むよ!」
 などとも言われる。
 野党とは言え、国会議員であることが恥ずかしかったり、申し訳なく思う。
 午後6時、盛岡駅に戻り、レンタカーを返す。
 駅のキオスクで、お土産を購入。
 「缶詰め入り盛岡冷麺」2個購入。

 午後9時過ぎ、東京駅到着。
 今朝来た逆のルートで、地下鉄に乗って自宅に帰る。
 家に到着すると、おりんさんがまだ起きていた。
 荷物を片づけて、絨毯に寝転がったパパの上に乗っかってきて、ソファ代わりにしながら、パパをじっと見つめるおりんさん。
 こういう行動に出るときは、魂胆が見えている。
 お小遣いが欲しいのだ。
 「で、どこに行くのさ?」
 と、聞くと、
 「ディズニーシー!」
 と、パパそっくりの鼻をひくひくさせながら、パパを5センチメートルの至近距離で見つめるのであった。
 「そんなに至近距離で見つめても、お小遣いは出てこないよ!」
 「えええええええええええええ!」
 「ママにもらえばいいじゃん!」
 「だって、ママのお小遣いをもらったら、ママがエステに行けなくなっちゃうから、くれないんだもん!」
 (なんじゃそりゃ・・・理解できるけど)
 「じゃあ、明日、おうちの掃除をして、ディズニーシーで何にいくらくらいかかるか、教えてくれたら、考えます!」
 「えええええええええ、お掃除苦手なんだもん!」
 「そうはいきません。中学生なんだから、夏休みはお手伝いしなきゃ!」
 「ふぅぅぅぅぅんん・・・」
 と、不満そうなおりんさんなのであった。
 さて、明日はちゃんと掃除をするでしょうか! 


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