衆議院議員
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はせ 日記
平成23年
7月8日(金)

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■7月8日(金)

 午前3時56分起床。
 ニュースチェック。
 昨日、2018年冬季五輪が、韓国の平昌(ピョンチャン)で開催されることが、IOC総会で決定。
 この決定が、2020年東京五輪開催にどのような影響を与えるか?
 結論。
 そんなに深刻には関係ない。
 まずは、東京五輪のインパクトと、コンセプト次第。
 「復興五輪」と「環境五輪」の2本柱で押せば、IOC委員の理解は得られる。
 かんじんなことは、実は国内問題。
 政府補償と世論。
 五輪自体は都市開催ではあるが、赤字の場合の国家の資金援助がバックアップされるか、は重要な要素。
 そして、国民の関心度。
 世論調査の結果は、IOC委員も重要視しているからだ。
 また、日本はピョンチャンを応援していたので、その票を東京五輪に取り組む根回しが必要。

 朝、おりんさんに週末のお小遣いを挙げる。
 「大切に使いなさいね!」
 「かき氷食べようっと!」
 ・・・親心子知らず、子の心親知らず? 

 8時前には、国会に入る。
 いつものように、衆議院玄関前に車を停め、いつものように電光名簿掲示板のボタンを押し、いつものように衛視さんにご挨拶し、エレベーターで3階へ。
 いつものように、一番乗り。
 いつものように、尿酸値を下げる薬を飲んでから、執務。
 どうしてこうも毎日毎日、山のような資料や新聞記事が目の前にあるのだろう、と思いながらも、山のような資料を読み込む。

 9時10分、国対正副会議。
 来週の国会運営について、打ち合わせ。
 昨日と一昨日の衆参予算委員会集中審議で、国会は正常化された。
 自民党は、議員立法をいくつも提出しており、審議促進を確認。
 さっそく今日の午後の本会議で、政府提出の「原子力事故損害賠償法」についての議論開始。

 午前中、ちょいと健康センターでひと汗流す。
 玉沢徳一郎元代議士がお見えになっていて、卓球されていた。
 また、池坊保子代議士が、見学に来られていた。
 「また体動かさなきゃ!」と、やる気満々。 

 お昼に、文部科学委員会 理事懇談会。
 @ 来週金曜日(7月15日)の午前中に、一般質疑
 A 被災地視察
 B 北教組違法政治活動処分報告、朝鮮高校無償化審査停止中の政府見解(不測の事態とは?)
 C 参考人質疑(小佐古さん)
 D 被災地私学施設助成法(議員立法)
 E 東京五輪招致決議(立候補表明後)
 以上6ポイントについて、与野党で確認。

 午後1時より2時間、本会議。
 原子力事故損害賠償法について、菅総理より提案理由趣旨説明があり、各党代表質問。
 本会議場に菅総理が入ってきた時より、そのあとに海江田経済産業大臣が入って来たときのほうが、圧倒的な拍手が民主党席から贈られる。
 この現象は、何を意味するのか?
 責任を取らない菅総理へのあてつけ?
 ストレステストを根回しもなく、いきなり言いだして、佐賀県を混乱させた菅総理へのあてつけ?
 けじめ論を表明した海江田大臣への賛同?
 いずれにせよ、自分より拍手の大きい海江田さんに対して、明らかに菅総理はおもしろくなさそうな表情。
 これが伏線になったのか、菅総理は、額賀福志郎先生の指摘や、公明党の「恥知らずな史上最低の総理」発言にたいして、
 「原発政策を長年推進してきたのは自民党。是非責任を分かち合う姿勢で問題の解決にあたっていただきたい」
 「公明党にも責任の一端がある。他人に失政を押し付けて責任を逃れようとするのは恥の文化に反する」
 と、久しぶりに挑発と皮肉の答弁。
 本会議場は、野次怒号。
 あの温厚な公明党も、さすがに怒り爆発。
 ・・・・・
 菅総理、いまだに野党気分が抜けないのかね。
 こんな答弁を繰り返していたら、まとまるものもまとまらなくなるのに。 

 本会議終了後、車を運転して静岡へ。
 沼津城北高校まで1時間半。
 東名高速は、すいていた。
 FMヨコハマを聴きながら、順調なドライブ。
 およそ1時間半で到着。
 玄関で出迎えてくださった杉山先生に、感謝。
 そして静岡県高校レスリング部門専門部長を務める校長先生と懇談。
 懇談後、レスリング道場へ。

 せっかくなので、練習に参加させていただく。
 荻原健汰のご両親もお見えになり、保護者面談。
 「大学3年生になって、身体も出来上がってきて、強くなりました。良い練習していますよ!授業もちゃんと行ってますし、単位もとってますよ!」
 「こないだ風邪をひいて、佐藤コーチに叱られてトイレ掃除させられてましたよ!」
 「花咲徳栄高校に練習に連れて行ったら、上手に高校生に教えてましたよ!」
 「専修大学でも道場の地域開放でジュニアレスリングチームを運営しているんですが、子どもたちを教えるのは上手ですよ!」
 と、報告。
 選手は10名ほどしかいないが、マットは2面。
 高校生の中には、女子選手も一人いる。
 早稲田大学の広瀬君の妹さん。
 「お兄ちゃんに似ているね!」
 と、いうと、
 「え〜〜〜」
 と、嫌そうにするので、
 「そう言われるのが嫌なんだ!」
 と、いうと、
 「そーーーーなんです!」
 と、きっぱりと言っていた。
 最近の女子高生は、はっきりしている。
 女子マネージャーが二人いて、3年生と1年生。
 あれ?
 3年生のマネージャーの眉毛がないぞ?
 「眉毛ないじゃん!」
 「あれ?どうしちゃったんだろう、いつのまにか抜けたんです!」
 と、すっとぼけるので、
 「・・・ンなわけ、ねーだろ!」
 と、いうと、杉山先生が、
 「本当は(校則で)抜いちゃいけないんですけどね・・・・」
 と、つぶやく。
 杉山先生も、女子高生には弱いわけね・・・
 杉山先生とは、選手スカウトの話とともに、この地域の教育事情も教えていただく。
 終了後は、シャワーを浴びて、すっきり。

 沼津城北高校を出てすぐに、杉山先生から電話が入る。
 「あれ、もしかして、忘れ物しましたか?」
 「馳さん、眼鏡忘れてますよ、道場に!」
 「あ、老眼鏡や。良く忘れるんですよ。こんど、インタハイの時に持ってきてください!」
 と、お願いし、戻るのが面倒くさいので、そのまま沼津インターから東名高速に入る。
 東名高速〜東海環状道路〜東海北陸自動車道〜北陸自動車道。
 およそ480キロ。
 途中、高鷲インター〜荘川インターが事故通行止め。
 対面交通のため、上下線とも不通。
 いたしかたなく、高鷲インターで降りて、国道156線の山道を、荘川インターまでくねくね走る。
 (民主党が道路予算削るから、こういうだいじな幹線が対面交通で事故が起きるんだ!)
 と、一人でブツブツ言いながら、九十九折りの真っ暗な山道を走る。

 午前0時、なんとか百坂町の自宅到着。
 沼津を出てからまるまる5時間。 


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