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はせ 日記
平成23年
7月7日(木)

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■7月7日(木)

 午前3時24分起床。
 七夕。
 ニュースチェック。
 ストレステストとは何ぞや?
 6月29日に、海江田大臣が佐賀県まで出かけて、安全宣言したのは何だったのか?
 知事や立地町長に、再稼働のお願いをしたのは、何だったのか?
 あのときは、「安全ですから」と、言っていたではないか?
 いつからストレステストが再稼働の条件となってしまったのか?
 昨日の予算委員会で、いきなり出てきた条件。
 また菅総理の思いつき?
 海江田大臣は、立つ瀬がない?
 参議院の予算委員会集中審議で、そのことを自民党の礒崎陽輔(イソザキ ヨウスケ)議員に突っ込まれ、とうとう、
 「時期が来たら責任を取ります!」と、退任発言。
 ますます菅総理は、裸の王様。
 閣内からも、公然と反旗を翻されていても、馬耳東風。

 そして、九州電力やらせメール事件。
 再稼働容認の立場からメールしてくださいだなんて、国民をばかにするにも程がある。
 こりゃ、社長も会長も引責辞任必至。
 そして、再稼働は、ますます長引くことになる。
 もう、省エネや自然エネルギー推進シフトは当たり前。
 その上で、電力コスト上乗せも当たり前。
 製造業はじめ企業は、生産活動を新興国へと退避も。
 これは、経済活動にはマイナス。
 さて。
 科学技術立国あるのみ。 

 午前8時過ぎには国対に入り、執務。

 午前9時10分、国対正副会議。
 明日の文部科学委員会理事懇談会の報告。
 「来週には一般質疑の予定。復興東京五輪招致決議。被災地私学専修学校各種学校復旧事業国庫助成上乗せ法案(議員立法)。視察。申し合わせ事項確認。」
 一番重要なのは、私学助成上乗せ(国公立並み)の議員立法。
 私学関係者や、専修学校各種学校関係者がこぞって待ち望んでいる法案。
 またぞろ財務省が反対して(財源論で)、
 「民主党だけ、この議員立法に反対!党内がまとまらない!」
 と、いう情報が入ってくる。
 相変わらず、言ってることやってることが違う。
 政治主導ってこういう時こそ発揮すべきなんじゃないのか!
 「じゃあ、民主党だけが反対ということで、その他の党でまとって、議員立法として提出してしまおうか!」
 と、下村筆頭理事と打ち合わせする。
 当然、公明党も共産党も社民党も賛成。

 午前9時半から、ドクターヘリの導入問題で、岡田直樹さんの金大附属高校同級生である松本尚医師より、レクチャーをいただく。
 ポイントは、
 ・ 運航会社の確保
 ・ 救急基幹病院
 ・ 人材育成、確保
 だ。
 必要な事業費については、1台あたり年間維持費がおよそ2億1千万円。
 都道府県と国が折半。
 都道府県分は、5〜8割が特別交付税措置。
 消防防災ヘリとは、機能が違うドクターヘリ。
 すでに、26の道府県が導入済み。
 さて。

 午前10時、党本部704号室。
 拉致問題特別委員会。
 案件は二つ。
 @ AOC(アジアオリンピック委員会)に、北朝鮮のAOCメンバーが来日することの是非。
 ・・・これは、北朝鮮制裁の中でも、要人来日拒否の例外規定の「特別な自由」に該当する。
 従って、7月12日から14日までのAOC総会のみ出席容認。

 A 菅総理の政治団体による、拉致容疑者関係の極左団体への政治献金について。
 ・・・これは、自民党としても特別チームで事実関係を解明すること。

 午前10時半、青少年特別委員会。
 視察決議。
 来週水曜日(7月13日)に、埼玉県加須市へ視察。
 福島県からの「原発事故避難者の子どもたちの教育・生活事情」視察決定。 

 このあと、熊本県出張。
 羽田空港から福岡空港まで1時間半。
 福岡空港から地下鉄で博多駅へと8分。
 はじめて九州新幹線に乗車。
 さくら号で、新玉名駅まで30分。
 速い!
 国会を出てから2時間半もかからずに新玉名駅に到着しちゃったよ。
 田んぼの中の、のどかで素敵な駅。
 ここから東京駅まで新幹線で直行かと思うと、羨ましい。
 (北陸新幹線金沢駅開業が待ち遠しい)
 宮本先生に、わざわざ出迎えていただき、玉名工業高校へ。
 専修大学は、吉田選手・吉本選手以来のスカウトでもある。
 宮本先生が、ゼロからスタートさせた玉名工業高校レスリング部。
 レスリング未経験者の中学生のスカウトで、選手集めからスタート。
 週18時間の授業をし、校務分掌し、朝と放課後の練習を見て、下宿の世話をして、食事の世話をして、保護者会の面倒まで見て、そして、進学や就職の世話をして、宮本先生の今日がある。
 そりゃ、家族は犠牲になるわな・・・
 教え子の三原先生もサポートしてくれるようになって、少しは楽になったとか。
 「最近はなかなかジュニアレスリング出身者に勝てなくなっちゃったけどね、でもね、ゼロから教える楽しみがあるんだよ!」と。
 燃えたぎるその情熱は、半端ではない。
 頭が下がる。
 こういう先生が地方の教育現場を支えているのだ。
 日本も捨てたものではない、というか、こういう自己犠牲の先生がいるからこそ、日本は踏みとどまっているのだ。

 選手、校長先生、教頭先生、担任の先生、お母様と6者面談。
 地域教育事情をも詳細に聞かせていただく。
 夕方の練習も拝見させていただき、午後5時半には退出。
 帰りも宮本先生に、新玉名駅まで送っていただく。
 深謝。
 「インタハイでは、佐藤ヘッドコーチと、久木留コーチがご挨拶させていただきますから、ぜひともよろしくお願いいたします!」
 と、ご挨拶。
 聞けば、ご両親ともに、保護者会のメンバーと一緒に熊本から上京し、東京からはバスで岩手県に入る強行軍とか。
 途中、バス車中泊もありとか。
 凄い。
 息子の晴れ姿のためなら、どこまでも、だ。
 「私は国会がありますので、どうなるかわかりませんが、もし、行けたら行きます。インタハイでお会いできたら、よろしくお願いいたします!」
 と、母上にご挨拶して、辞す。

 帰りも博多駅経由で福岡空港へ。
 車中、昨日の予算委員会資料読破。
 空港待合室で、お土産購入。
 長浜ラーメン、明太子、期間限定ぶどう大福餅、焼きサバ寿司!
 今夜の晩御飯は、これで決まりだ!

 午後10時半過ぎ、自宅到着。
 疲れ果てて寝ているおりんさんを横目に、長浜ラーメンを作る。
 紅ショウガを入れて完成。
 絶品! 


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