4時起床、蒸し暑くって目がさめちゃった。
ニュースチェック。
官邸メルトダウン。
国会会期は70日間延長。
ドタバタ劇でようやく官邸(菅総理)と、民主党幹部(岡田幹事長)とで折り合ったとか。
溺れる者はわらをもつかむ?
条件は3つ。
公債特例法、第2次補正予算の成立、再生可能エネルギー全量買い取り法案の審議採決促進。
そこまで菅さんがやりたいんだと。
さまざまな手練手管で延命を図る菅総理。
「菅の顔を見たくないならば、この法律を通したほうがいい!」
と、野党を挑発していたが、あまりにも言葉が軽い。
「第3次補正は、新総理のもとで」
と、いう確認文書の文言を、
「第3次補正は、新体制のもとで」
と、書きなおさせた菅総理。
そりゃそうでしょ。
再生可能エネルギー法案を通して「脱原発」解散して、「新体制」で菅政権延命したいらしい。
「脱原発イエスかノーか?」解散。
それで、「郵政民営化イエスかノーか!」の小泉解散に並びたいんだと。
一応言っとくけど、小泉さんは、怒号と喧騒の自民党内政策手続きを経て、総務会を多数決で行ってまで合意を取り付けて、反対派を公認しないことまでして、郵政民営化の説明をして、刺客を立ててまで選挙を行った。
覚悟があった。
しかし、菅総理には、覚悟も閣内了解も党内手続きもない。
つまらぬプライドだけ。
政策立案プロセスを無視しての独裁。
選挙に勝てそうな?政策を押し付けるだけ。
それは、政治ではない。
脱原発イエスかノーか?
で、来たら、対抗は「脱菅イエスかノーか?」だな。
・・・こんな選挙してるどころじゃないのに。
被災地は選挙どころじゃないほど、猛暑を控えて避難所暮らしや生活設計・生計確保に汲々としているのに。
エネルギー政策見直しは確かに必至。
水力発電も、火力発電も、原発も、自然エネルギーも、可能な限りのベストミックス。
省エネ計画と、自然エネルギー推進計画と、蓄電池開発と、ベストミックスで安定的なエネルギー供給の確保が必要。
にもかかわらず、国民に対しても、経済産業省内や環境省内でも、民主党内に向けても、いや、閣内に向けても、脱原発に向けてのプロセスが議論・説得されていない。
「エネルギーシフト」こそが、日本のエネルギー政策転換のありかたなのに、その議論すら深まっていないのに、いきなり選挙?
呆れかえる。
午前8時過ぎ、国対入り。
執務。
午前9時10分、国対正副会議。
今日は会期延長で与野党協議の一日。
幹事長書記局長会談で、その方針がまとまるか?
まとめなきゃ。
仙台の山岸さんと打ち合わせし、明日の現地視察の日程固まる。
(午前9時、貞山小学校)→(午前10時半、渡波小学校)→(午前11時半、牡鹿中学校)→(午後1時、大谷内小学校)→(午後3時、石巻中学校)→(午後7時、石巻専修大学ボランティアミーティング)
あとは、安全運転。
中学生の自習勉強用の電気スタンドと、殺虫剤と、蚊取り線香と、JA松任の「松ちゃんのごはん」を支援物資として届けることと、教育事情視察。
午前10時半から、皇居の周りジョギング。
1時間。
午前中の幹事長書記局長会談がまとまらない限り、会期延長決定も、本会議開会もない。
しばし汗を流して、心頭滅却。
今年一番の蒸し暑さ。
梅雨明け?かと思うほど。
今国会のこれまでを思い浮かべながら、「延長国会の進め方は?」と、頭の中で考えながら走る。
昨日のお昼に、自公民3党の幹事長では「50日間延長」で合意していた。
ところが、岡田幹事長が菅総理を説得に行ったら、70日間に引っくり返された。
加えて、「新首相」→「新体制」と、書き換えさせられた。
これは何を意味するか?
菅総理は辞めずに、内閣改造や解散総選挙もあるということを意味する。
そういうなりふり構わぬ延命には、これ以上協力できない。
民主党が70日間延長で来れば、50日間を主張して、反対するのみ。
走っていると、「放射線に気をつけて!」と、声をかけられる。
「この程度なら健康にいいですから!」と、お答えして、走る。
そういえば、おりんさんは、今日から三日間、職場体験。
体験教育・職業教育の一環。
大丈夫かなぁ。
今朝は、いつもより早めに起きてシャワーを浴び、Greeのリンスをして、身ぎれいにして、ママにお弁当を作ってもらって、嬉しそうに出かけて行った。
やっぱり学校とは違うから、意識しているのだろうか。
近所のスーパーが体験場所。
「スーパーってクーラー効いてるからいいよね〜〜!」
と、不埒なことを行っていたので、
「お仕事は、どこでも大変ですよ!」
と、アドバイスしたが、親の言うことをまじめに聞いているのかどうやら・・・
午前から午後にかけて、断続的に与野党協議。
結局、午後2時半から本会議。
採決で、70日間延長決定。
8月いっぱいは、菅総理体制で国会延長となりそうだ。
いたしかたない。
引き続き、被災地支援の努力を続けるのみ。
明日の被災小中学校視察で、現地の事情をよく理解してきたい。
夕方、東京を出発。
今週も一人で自分で運転して、仙台へ。
秘書が運転できればいいのだが・・・
車の荷台には、電気スタンドと、JA松任の松ちゃんのごはんと、殺虫剤と、蚊取り線香の支援物資。
のんびりと運転し、およそ4時間。
夜遅くに、仙台到着。
おでんの三吉へ。
専修大学レスリング部同級生の、遠藤敏一君と一献傾ける。
息子の拓は、親父の後を継いで、レスリング部4年生。
授業も練習もともにがんばりながら、就職活動に専心。
早く内定取りたいところ。