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はせ 日記
平成23年
6月14日(火)

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■6月14日(火)

 4時3分起床、まだ早いかな?と二度寝。
 二度目に目が覚めたら、7時4分!
 げ、寝坊した。
 瞬時に飛び起きる。
 ぐっすりと眠るママやおりんさんを横目に、シャワーを浴びて、着替えて、7時20分には家を出る(やればできる?)。
 コンビニでコロッケとサンドウィッチを買い、ほおばりながら、国会へ。
 あたふたと、8時過ぎには国対入る。

 そこで、金沢ジュニアレスリングクラブの川井代表から、電話が入る。
 中学3年生の進路相談。
 求められるままに、アドバイス。
 石川県内には、北稜高校(川井)・金沢西高校(吉田)・志賀高校(高田)・野々市明倫高校(加藤)に、レスリング部があり、指導できるレスリング経験者の教員がいる。
 今年は、古豪星稜高校にも指導教員(矢後)が採用された。
 金沢ジュニアレスリングクラブには、県外からも、スカウトに来ているのだそうだ。
 我々県協会の立場としては、当然、石川県で育てた子どもは石川県の高校に進学してほしい。
 しかし、子どもや保護者の希望は、我々協会の希望とは一致するとは限らない。
 全国的な強豪校にスカウトされれば、心も動く。
 そこで、高校進学をどういう価値判断で決めるか、の相談だ。
 こちとら大学進学の高校生をスカウトをしている真っ最中なので、川井代表の御苦労もよくわかる。
 「子どもの最善の利益、保護者の合意、担任の先生の判断、石川県レスリング協会の事情」
 が、優先順位ではないか、と指摘する。
 すべてが満たされればそれに越したことはないが、そうとも限らないし。
 そのためのアドバイス材料をお示しする。
 未成年であり、最終的には、保護者がどう判断するか、だ。
 経済的な問題もあれば、県外に出て自己管理ができなくなる恐れもあるし、逆に、一気にブレイクする可能性もある。
 最期は、自己責任の判断。
 それぞれが、将来像を描きながら、いっぱい悩んでほしい。 

 午前9時10分、国対正副会議。
 いまだに辞職時期がつかめない菅総理。
 往生際がとことん悪い。
 従って、国会終盤の法案処理の仕分け作業が、遅々として進まない。
 22日の会期末に間に合う法案はどれか?
 いったん閉じて、総理を変えて、また出直すのか?
 参議院での復興特別委員会の菅総理の答弁を聞いていても、1.5次補正予算編成や原発損害賠償新法まで口にし始めて、辞める気まるでなし。
 延命に執着?
 与党内でも困り切っている。

 午前11時、厚生労働委員会。
 鴨下一郎先生が、わざわざ委員を替わってくださる。
 不肖はせ浩提案で、与野党の実務者合意を進めてきた、障害者虐待防止法の採決があるからだ。
 全会一致で可決。
 やった。
 この瞬間が、国会議員としてのだいご味。
 議員立法が仕上がる瞬間は、格別だ。
 勉強会開始から、6年越しの議員立法。
 まるで、自分の子どもを産み出したような気分。
 公明党の高木美千代さん、法制局のみなさんはじめ、共に頑張ってきた皆さんに、深謝。
 先ずは第一歩。
 委員会室前で、民主党の田中美絵子代議士にお会いしたので、
 「田中さん田中さん、新幹線の並行在来線の運行と経営基本方針決定で、事前に石川県から説明に来ましたか?」
 と、お聞きすると、
 「え、何のことですか?」
 と、おっしゃるので、
 「与党の国会議員にすら説明がないんですね。実はかくかくしかじか・・・・・」
 と、事の経緯をお示しする。

 午前11時半、金沢市議会の上田章議長が国対にお見えになる。
 全国市議会議長会の合間に、7月31日(日)の就任祝賀会の発起人お願い。
 喜んでお引き受けする。

 お昼御飯は、国対で冷やし中華。
 ここの冷やし中華が、またおいしいんだなぁ!

 お昼の12時10分、本会議。
 障害者虐待防止法 成立。
 全会一致。
 よし。
 あとは参議院。

 午後1時半、議員会館の私の部屋に、障害者虐待防止法の法案調整実務者集合。
 公明党の高木さん、山本さん。民主党の中根さん、初鹿さん、そして法制局。
 参議院での質疑状況を確認する。
 木曜日には、委員会採決、金曜日に本会議採決の予定、と。
 RFO法と、母体保護法と、3段重ねの処理。
 異例ではあるが、国会会期末で何があるかわからないので、与野党で合意を得られた法案は処理をしますとのこと。
 波静かであれば、今週の17日・金曜日にも成立。

 午後3時、第3回放射性物質への対応に係る法律規定見直しPT。
 鴨下座長、下村文部科学部会長、田中環境部会長、田村厚生労働部会長、岩屋国防部会長、西村やすとし経済産業部会長、井上信治事務局次長と意見交換。
 法制局も同席。
 結論。
 「福島第一原発事故における環境中に、放出された放射性物質の規制と処理に関する法律」(仮称)
 と、いう方向で、議員立法を作り上げることを確認する。
 目的、国や地方自治体の責務、事業者の責任や役割、実施主体、モニタリング手法、中間貯蔵地確保、封じ込めなどの処分方法、最新の知見活用、情報公開、研究分析、調査・・・・などなどが、条文項目となろうか。
 環境省が主管で、文部科学省・厚生労働省・経済産業省・農林水産省が共管となろうか。
 法制局に、条文化の方針を示し、
 「1週間から10日後に、また調整しましょう」
 と、いうことで、まとめる。

 午後4時、自民党エネルギー政策議連 発足総会。

 午後5時半、国会健康センター。
 足上げ腹筋、3点倒立、逆立ち、腕立て伏せ、ブラさがり、ダンベルアームカール、ラットマシン、ダンベルショルダープレス。
 小一時間、汗を流す。
 体重は99.6キロ。
 体脂肪は23%。
 こんなもんか?
 もうちょっと腹まわりをへっ込ませなければ!
 と、いいつつ、午後7時より、逢沢一郎委員長 在籍25周年のお祝い会。
 ビールで乾杯。

 午後8時半、おりんさんを迎えに行く。
 自宅に戻って、岐阜土産の若鳥味噌キャベツ炒めを作って食べさせてあげるのであった。
 「パパ、すんごい美味しい!」
 と、おりんさん絶賛。

 夜、民主党の某若手議員からこういう情報が入る。
 「自民党さん、もう一度不信任決議案出してください!」
 ・・・って、そういうレベルなわけね、民主党さん。 


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